俳句のかたち

楽しく拝見いたしました。

俳句にはどこで間を作るか。
取り合わせの句か一物仕立てか、表記は文語・旧仮名表記、文語・新仮名表記、口語・旧仮名表記、口語・新仮名表記か、俳句の内容が「大きい句柄」か「小さい句柄」か。
季語はなにを合わせるか。
17音で整えるのが適切か、字余り、字足らずが適切か。
あと切れ字・倒置法・リフレイン・擬人法、その他の比喩の技法が使われているか。
こうした選択を一句ずつしていくわけです。
そして、句会やコンテストに参加するときは、前回の提出した句はそのまま出さず、手直しをして別の句会やコンテストに出すのは可です。
また、コンテストや句会のタイミングに整わなくて発表の場がない句もあると思います。
たくさん句を詠んでいると、自分の発想や言葉選びの癖、型にはまってしまうことは誰でもあります。
他の人たちの句にふれることや、工夫にふれると、自分の癖に気がつくことができますし、同じ時代性のようなものも感じることもあるでしょう。
そうした他の人の詩にふれる場所があるのは、ありがたいなと思っております。
・わかるように詠む
・すっきりと整えて詠む
・いきいきと詠む
この3つがなかなか揃いにくいものですが、楽しんで詩に向き合えたらいいと思います。
日本語は誰でも使っているから、簡単に通じるものと思われますが、思うほど通じていないことも多いものです。

句の選句は控えさせていただきますが、私の句も楽しんでいただけたらありがたいです。
では、失礼いたします。