ある魔傅流の剣士

kou

ある魔傅流の剣士

その者は 黒衣をまといし 剣士なり


剣術の 秘を受け継ぎ 修練を


避けられぬ 宿業背負い 生きる道


受け継ぐは 魔物伝えし 魔傅流


忌み嫌う 奴は化け物 外道なり


夜明け前 荒野吹き巻く 風立ちて


広がるは 並み居る数の 敵の群れ


鯉口を 切れば放たれ 刃見る


背負う過去 心に秘めて 立ち向かう


その姿 嵐のごとく 恐ろしく


人を斬る 斬ることにこそ 大事あれ


敵を斬る 剣士の術は 闇之太刀


首が飛び 裂けた腹から ワタがでる 

 

吹き上がる 血煙の風 命散る


血染めの地 戦いの痕跡 背負い立つ


強敵との 壮絶な一戦 光る剣


傷つきも 立ち続けるは 剣の意思


大いなる 最後の戦い 生き残る


剣納め 旅立つ先は 合戦場


魔剣士は 伝説となり 語られり

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