後
翌日、
「コンちゃん、大丈夫かな……」
「あの、
「ああ、
生配信開始時刻の寸前、
「
自信満々な
ここから、
三、二、一……事前に作っていたカウントダウン動画が流れる。
ゼロのタイミングで、配信開始と同時にマイクとカメラがオンになり、空気が一変した。
「よし! コンちゃん、頑張れ!」
視線に祈りを込めながら配信画面を見つめていた
アバターがうまく反映されていないことに気が付いた
「
しかし
「あ、あの、今見たこと誰にも言わないでくださいね」
身振り手振りも合わせながら、
中には「コンノさんだから
ここでようやく、
「こ、
部屋の中に
「あ、あの、社長……」
「
笑顔の
それを終えると
「あ、
「えっ? えっ?」
事態が飲み込めない
* *
立ち尽くしたまま、
『底辺VTuberの中身イケメン過ぎて草。なんでVやってるんだよ』
最後のコメントが流れ終えると、
その背中を見送った
「ど、どうして」
「コンちゃん……」
その名を口にした瞬間、
「私が好きになったのは、
あの日から、
広報として仕事を続ける
「…………」
ただ、
過去の
「……あんな長ったらしい言葉、覚えてないよ」
《完》
ISANA 南木 憂 @y_ktbys
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