今流行りのVTuberを題材に、企業の展望を画策する人々と純粋に推しを推したいという主人公思いが絡み合いながらも交わらないという、短いながらも現代の深淵を丁寧に書かれている作品だと感じました。一度目で結末にざらりとした気持ちを抱くのですが、二度読むとなるほどと思わせる描写が多くて楽しませていただきました。
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