鏡の中の己に問いかける詠

心を写す鏡のように句に込めた想いが溢れ出す。

切なく
淡く
儚く
そしてどこか愛おしい

木漏れ日の隙間から覗く陽光のような出逢い
三日月に願う愛の欠片
水面に映る反対の月
落ちゆく葉に懸命に手を伸ばす

鏡の中の自分はどんな顔をしているだろうか。
そんな事は分かりきっている。

鏡像の己と目が合い通じ合う
『まだ終わっていない』と。

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