第82話 ヒーローが好きなわたしと夢から覚めた君が本当に変身する物語 📚2

学園から戻って、ひとりで料理したよ。


夏野菜のヘルシー南蛮漬け


赤パプリカ 半分 オクラ 8本 とうもろこし 1本 サラダチキン 70g ごま油・粗びき黒胡椒 少々 ■ 【調味料】 白だし 大さじ3 酢 大さじ2 砂糖・水 各大さじ1と小さじ2


やっぱり南蛮漬けを食べたくなる日があるんだよ。家族は喜んで食べたよ。


ぱくぱく


それから僕は2階の部屋に戻って、魔道扇風機をブォー。



僕の世界は、日常的に高校生でも動画配信が行っている世界の中にあって、剣を使う腕のない僕は学校からお小遣いがもらえず非常に困ってた。


ただ、僕は手に入れた木の木刀を振り回して、それを動画配信の頭につけた。もちろん、誰も観る人はいない。ゴブリンはもっと刺激的な絵を好むんだ。


放課後、訓練している僕の傍にエルネがやってきた。


女の子らしく両手をぎゅっとしてエルネが言う。


「戦いに行くつもりなのじゃ? ポップ。でも、わしは、お前が戦うのが心配でならんのじゃ。無理する必要はないのじゃ。わしはお前が傷つくことが・・・」


エルネの気持ちはわかる。けど、変わりたい・・・。自分の殻をやぶりたい。ヒーローになりたい。


僕はエルネに笑って、家に帰ってから、その決意を込めて、龍のルルイに向かって本とタイトルを紹介、動画配信したよ。


👹「ごぶごぶ」


ヒーローが好きなわたしと夢から覚めた君が本当に変身する物語


「変身ヒーローかっこいい。昔憧れたテレビのヒーローにほんとにリアルで慣れたらどんなに楽しいんでしょう。そんな昔の憧憬とロマンを思い出されてくれる作品。魔法とファンタジーだけじゃない。いろいろな要素が本の可能性にはあるんです。開拓される新しい主人公像。みなさんが思い描いた本当のヒーローがここにあります! 是非読んで主人公を応援してあげてください!!! 楽しい読書になりますよ」

https://kakuyomu.jp/works/16817330655372843051


ん。バズらない。惜しい! ゴブリンが視聴して★18評価をつけた。


のじゃツンなエルネが本にデレてコメントをくれた。


> テレビの変身ヒーローが好きじゃーーーーーー!


こきゅーぽすのルルイは上機嫌だ。


「ヒーローには愛がある。それは忘れてはならない我々の宝なのだ。それを与えてくれる本が隠れて埋もれているのはもったいないことだ。ただ、この本を読んで、俺のウロコはまた、一段ときれいに育ってきた」


僕とエルネの恋はまだまだバズらない。


僕は次の本を選んだ。


==========👅本の道選択============

📚1 なにをやるかわからないヒーロー好きな女の子が活躍する本 https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659184427401

📚2 跳躍っ!回転!手裏剣っ。かっこいい現代ヒーローは忍者だ!な本https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659185668552

📚3

📚4 こうもり傘の本

https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059629667

🌟 時間を戻すhttps://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659086360040


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