第14話 かもす仏議の四天王 ~崇春坊退魔録~ 📚3
今日は補修から帰って、ひとりで料理したよ。
夏野菜マリネ
イカ 1パイ ミニトマト 10個 コーン 1缶 キュウリ 1本 玉ネギ 1/2個 パセリ 少々 【レモン汁 1個分 塩 小1/2 カレー粉 小1/2 コショウ 少々 オリーブオイル 小3】
ドレッシング作りがミソ。後は混ぜるだけ。家族は喜んで食べたよ。
パクパク
それから僕は2階の部屋に戻って、魔道扇風機をブォー。
その日は日曜日で、僕は自宅の2階でデスクリムゾン(DEATH CRIMSON)というクソゲーをポテチを食べながらやっていた。
そしたら、スマホがふわふわと浮いたんだ。
!? なぜ?
龍のルルイがドット絵のまま妙なことを言った。
「面白いことをしよう」
ルルイはスマホの液晶の中で火を吹いた。
👹するとスマホの📚本の中から不気味な小さいお寺がにょきにょき出て来た。
そこから、本当に小さい仏教系の怪異である地蔵たちがわらわら出てきた。
その地蔵たちはたちまちのうちに大きくなると、何匹もぎゃるぎゃると笑いながら、僕の方に蛇のような緑色の腕を伸ばして、僕を集団で掴まえようとした。
部屋の中が不気味な黄緑色の地蔵でぎゅうぎゅうだ。
!? なんじゃこりゃ。
ぐふふ。南無阿弥陀仏ぅうう
「やばい。なんとかするには本からヒーローを呼び出すしかないッ」
僕は仏教系の怪異を倒せるヒーローを、小説のタイトルとリンク先を動画配信して呼び出そうとした。
かもす仏議の四天王 ~崇春坊退魔録~
「・・・リアル日本ファンタジーが面白い!!! 日本のファンタジーってリアリティが手に取るような歯ごたえがあっていいんだ。是非、読んでない人は日本のファンタジーに触れてもっと楽しい読書体験をしてみて欲しいです」
↓
https://kakuyomu.jp/works/16816927860224664762
ゴブリンが視聴して★6評価をつけた。
のじゃツンなエルネが本にデレてコメントをくれた。
> 怪物が仏もので好きじゃーーーーーー! かっこいーーー!!!
僕が動画を配信すると、スマホの本の中からヒーローが出て来た。
「よお。まかせな。やってやるよ」
地蔵たちをヒーローは瞬く間に一瞬で倒した。
バキバキッ
じょぉおおおおおおおん(地蔵が消滅する音)
ほっ、よかったぁああああ。
「じゃあな。達者で」
そのままヒーローが去ると僕は部屋の中でぺったりと力を抜いて腰を落としてしまった。
ルルイが笑った。
「はははは。面白かったろ?」
「もう、なにするんだよー。ルルイっ。意味わかんないって(笑)」
「まあいいじゃないか? クソゲーらしかったろう?」
あっはは。ふざけないでよ。
楽しいというより、怖かったってー
うーーん。でも、ちょっと面白かったかな?
ま、いっか♪
僕とエルネの恋はまだまだバズらない。
僕は次の本を選んだ。
==========👅本の道選択============
📚1 スタイリッシュな女の子と妖怪との戦いの本
https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659131153447
📚2 閻魔大王の告白される女の子な本
https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659132183998
📚3 のっぽの本
https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059629667
📚4
🌟 時間を戻すhttps://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059890860
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