バイオロイド、あるいは有機オートマトンについて
ねくろん@カクヨム
問いかけ
「さて、とあるツイートがいわゆる万バズしちゃって独り歩きし始めたので。真意を解説しましょうかね」
「はいでっす!」
「いったい何が起きたんです?」
「事の起こりは、作者がしたこのつぶやきが広まったことね」
――――――
でも不思議だなぁ
普通に考えてロボットを作るより
人間のDNAを改変して、すぐ成人になってすぐ老化する
作業用の人類の亜種を生産したほうがお得じゃない?
何でわざわざ希少な資源を使って性能の低いロボット作るんだろう?
――――――
「何かふわふわしてますね」
「そうね、だから燃え上がったんでしょうね」
「先ず前置きしておくけど、このツイートは現実の技術を元にしたSF創作をしている作者が、思考実験中に起こした思考の漏洩事故ね」
「そう書くとおおごとに見えますね。」
「ただのつぶやきよ? この作者のつぶやきを日本語から日本語に訳しましょう」
「何か不思議なことしますね?」
「文章の内容を精査してない「つぶやき」だからね。翻訳しないと意味が通らないのよ」
――――――
(普通に考えて)2035年現在、現実で開発されているロボットは
人間や他生物の脳神経や関節などを参考にして作られているのに
最終的な製品は工学的なアプローチで作られているよね?
生体から学んでいるんだから(ロボットを作るより)生身でよくね?
――――――
「と、まずこういった不思議を覚えてるようね」
「そして、『人間のDNAを改変してすぐ成人になって老化する
作業用の人類の亜種を生産する』の部分ね」
「これは細胞分裂なりをつかって、生物の発生プロセスを流用して作成すること。『すぐに老化するように』は……」
「寿命がバラバラにならないように、製品としての寿命を設定するという意味ね」
「短くすれば経済性も高くなるからね。具体的な年数は不明だけど、肉体的年齢にして18歳から40歳くらいじゃないかしら?」
「40歳で死亡する…生体ロボットが介護を必要とする前に問題を解決する?」
「概ねそういった意図だと思うわ。そしてこれは後述された技術によって、倫理的に悪いことではないのよ」
「ホントですかぁ?」
「まぁまぁ順を追って説明するから」
「まあ確かに生物の寿命って状況や遺伝でけっこうバラバラだし、可能であれば操作する必要があるのはわかります」
「でも、長寿命化したほうが良いんじゃ?」
「もちろんそうよ。でも長寿命化にはテロメアを長大化したとしても遺伝的損傷の問題がつきまとうの。これはRNAによってタンパク質合成が行われる生物の構造的問題で論理的に回避が難しいの」
「それもあって個体の長寿命化より、短寿命化の設定のほうが出来る可能性が高いわ。短いと言っても、彼ら人類亜種の実質的な寿命はとても長いしね」
「えぇ?」
「まぁまぁ、これについては一旦おいておきましょう」
「えーっと、じゃあ『お得』というのは?」
「これは後の行に繋がってるわね」
『何でわざわざ希少な資源を使って性能の低いロボット作るんだろう?』
「この後のツイートを見ましょうか」
――――
すごい頑張ってロボット作るテクノロジーがあると
当然生物工学も発展してるわけで…
生物ベースのマシンの方が実際メチャクチャ効率がいいし、こう反駁されると返す言葉がない。
うーむ。
――――
「このつぶやきには隠れた語があって」
「すごい頑張って(人間と変わらない)ロボットを作るテクノロジーがあると、当然(人工子宮や脳神経治療などの)生物工学も発展してるわけで…」
「生物ベースのマシンのほうが実際メチャクチャ(瞬間的な情報処理や資源の)効率がいいし、こう反駁されるとかえす言葉がない」
「って感じね」
「つまり人間を工学的なアプローチから再現したアンドロイドを作る過程で、当然私達は人間を研究してるわけ」
「それはもう、現実でもトコトン研究してるわ。そうなると、人間や動物の構造に対する理解も当然進んでくるわけ」
「なるほど」
「それで生物をマシンと見た場合、生物のほうが資源の回収効率がいいのよ。なにせ35億年前からこのサイクルをしてるからね。」
「機械の方は、紀元前300年の「弓錐(ゆみぎり)」を始めとすると、2100年ごろには銅といったベースメタルを枯渇させるから…」
「そういった意味でも効率は良くないわね。採掘にともなう土壌汚染、輸送の負荷、持つものと持たざるものという経済不均衡性、そして安全保障――」
「なかなか目に見えない効率の悪さがあるわ」
「でも人間が旋盤やクレーンの代わりはできませんよね?」
「当然! だから今存在するマシンはそのまま使うわ」
「なら、生物ベースのロボットにできることなんて……たかが知れてるんじゃ?」
「本当にそうかしら?」
「人間の腎臓の代わりをする人工透析機械の大きさは知ってる?」
「人を区別する画像認識機械のデータベースを一時的に格納していたサーバーは? ネット上に偏在する画像やテキストを仕分けしていた人々の数は?」
「データベースは一度つくったら終わりじゃない。毎日、いえ、毎秒更新が必要になるわ。人間は平然と評価と記憶を毎日行ってるけどね」
「あ…確かに」
「で、話を戻すとだけど」
「このツイートが言及しているのは脳神経ね。脳神経は情報のやり取りをシナプスのゲートに化学物質を送り込むことでやっているけど、これの効率がなかなか馬鹿にならないのよね」
「ニューラルネットワークはノイマン型コンピューター上で神経のやり取りを模倣しているけど、人間と変わらないロボットなら、人間を直接作ればいいじゃない」
「でも、問題がありません?」
「例えば?」
「ロボットと違って、人間って教育が必要だし、ゴハンを食べて、排泄もしますよね? 生物学的な汚染、病気にもかかるし、なにもそこまでして無駄に…」
「そこまでよ」
「それ以上言うと、無駄な人間が居るってことになるわ。貴方の言うことはまるで倫理的じゃないわね」
「あ、たしかに。(ヤバイ、あの顔は本気で怒ってる顔だ)」
「まずは教育だけど、これは脳神経を物理的に再現すること。つぎに行動様式を保存したRNAの移植で行えると予想してるわ」
「これは人間以外の生物、プラナリアやウミウシの記憶の移植が2016年に成功してるわね」
「マジですか」
「脳は短期記憶を格納する部分と長期記憶を格納する部分があって、物理的に変質しているの。ここを再現することで自我や記憶を再現するわけね」
「そして、脳神経とは記憶そのもので、脳神経自体が記憶を司っているの。これは人工知能をイメージしてほしいんだけどね」
「人工知能を構成する複雑なニューラルネットワークはニューラルネットワーク全体で動いてるの。例えばこう指をチッチッと振るでしょ?」
「この時、『ニューラルネットワークのどのノードが私の指の動きを判断しているのか?』個別にニューロンなり、神経なりを引き抜くことが出来ないのよ」
「さらにこの特性がネットワークの流用を可能にしていて、脳神経の省スペース省ネルギー化を達成してるってわけ」
「ノイマン型コンピューター上で動くAIは、逆にこれが
覚えさせようとすることが増えるほど、AIは前のことを忘れる」
「もちろん重みの制御や重ね合わせといった対策はあるんだけど、壊滅的な忘却と闘う必要があるの。AIも人間のように学習のあと睡眠が必要。そんな話もあったわね」
「へー」
「脳は考えたり覚えたりでその形になるけど、コンピューターは出来ない。そんな理解でいいわ」
「そして一度出来上がった脳神経の再組成は既に酵素が見つかっているけど、脳のどの部分がどう機能しているのか?」
「人工子宮で母体からの刺激がない胎児の脳神経を成長させられるのか? そうした問題が現実世界にはまだあるけど…」
「論理的に考えてまるで無理という根拠も見つかってないわ」
「愛や恐怖といった生物の本能的な記憶も、RNAや本体の身体性で大方再現可能よ」
「へぇぇ…」
「で、実際生物的なロボットを作らなくても、この技術は色々な恩恵を生むわ」
「例えばなんです?」
「現行人類の人工子宮の作成、脳挫傷の治療、痴呆症の治療、いくらでも挙げられるけど、十分すぎるメリットに見えなくて?」
「ん? じゃあ人類亜種なんて作る必要――」
「はい、そこよ」
彼らは本当に人間かしら?
「え?」
「華岡さん、アレをお願い!」
「や、久しぶりだね」
「わ~華岡さんです!」
「や、プロトアガルタ以来だね」
「ってことは・・・じゃあアレ、もう一度やるんですね?」
「そうね。心臓の弱い人は気をつけてね」
僕たちの目の前にVRの人間が現れる。
華岡さんはその人間の前でどこからともなく長大なノコギリを取り出した。
「さて、ここに人間がいる。ヒトは何処からがヒトで、どこからがモノなのだろう? 手を切っていこう、次は足だ。」
「ぎょえーでっす!!」
「さて、頭と胴体が残った、これでもまだヒトだろうか?」
「はい。それらは損傷です。『損傷したヒト』です。」
「では頭を取ってみよう。これはどうかな?」
「それは~えっと、もう『ヒトの死体』でっす!」
「うん、頭を取ったら、死体という『モノ』になったね。だとすると、思考する部分がヒトなのだろうか?」
「ではこのヒトの頭を、この器械の体に付けて機能させてみよう。彼はヒトだろうか?」
頭だけの人間が機械の体でぎこちなく手をふる。
血液がダラダラと垂れ、グレーの機体を汚していくのは完全にパニックホラーの絵面だ。
「脳だけ生身のサイボーグですから…ヒトっぽく見えますね」
「ふむ、体が死んでも、思考能力が残っていればヒトだと言うんだね」
「では重度の知的障碍者や、胎児はどうだろう?」
「それは……もちろんヒトです」
「だが、AIと、知的障碍者や胎児が、人間かどうかを判定するテストで競った場合、当然、AIが試験でより良い結果を出すだろう」
「この時点で、脳や思考がヒトの条件と見なすのは、無理がありそうだね?」
「あ、ひとつ、人は子供を生むことが出来ます」
「なるほど。 だがヒトにも不妊症や無精子症と言って、生殖できないものがいる。彼らはヒトではないのか?」
「いえ、生殖できないとはいえ、彼らはヒトから生まれている。『ヒトの子』です」
「そうだ。彼らはヒトから生まれたヒトだ。つまり、ヒトの子宮で育ったものだけが、ヒトだと言えるかな?」
「僕の直感的には、ヒトの体の中で、胎児から連続的に成長していくのは、ヒトといって良いと思いますが……」
「では人工子宮はどうする? 機械的刺激で神経の成長を補助していた場合は?」
「うーん」
「彼ら胎児はヒトの子宮内で育つ場合、母体から抗体を与えられる。だが人工子宮を使用する場合はこれを人工的に行う」
「胚の誘導を行い、神経の成長を補助された彼らは人間なのだろうか? それともロボットのような製品なのだろうか?」
「彼らに人類にない病気の抗体や環境耐性を事前にもたせたら? そこまで来ればもう亜種と言っても良いかも知れないね」
「それって倫理的にどうなんでしょう?」
「それを言い始めたら、病気の治療は自然に反するということになるね」
「うーん…それに教育は、脳神経を変化させるんですよね。変化前の胎児が死ぬっていうことじゃないですか?」
「変化前の意識と変更を加えたら、ふむ」
「では、脳挫傷の治療や、知的障害、痴呆老人の治療は殺人なのかな?」
「それは…」
「国家のために闘い、地雷の爆圧で脳を傷つけられ、カフェテリアのメニューを読み上げるのにも苦労する退役兵の脳の治療は殺人なんだね? 処理速度こそ落ちてはいるが、自我や意識は変わらない患者も居るよ?」
「年老いて白髪になった親を奇声を上げて殴り、歯を折る知的障害者を冷静で優しい子供にすることは親のエゴで、非倫理的なのかな?」
「…」
「そもそも先ほど、脳や思考を人間の条件とはみなせないといったね。」
「だが、苦痛を感じない相手、自我をもたない胎児相手なら何をやっても良いのか? これは当然の疑問だ」
「はい」
「では岩で出来た宇宙人のために、コンクリートの使用を全面禁止するとしようか。居るかどうかわからないけど」
「それは……ただの詭弁では? 人を道具みたいに」
「そうだね。こういった事が進むと、我々は我々自体を道具として扱うことになる」
「脳神経を操作して物理的な教育が可能ということは、人の自我も物理的にコピーが可能ということだ。意識の連続性こそないけど、それは日記なんかの外部のアセットを使えばいいだけだ」
「ヒトは自我を記録し、作業用の人類に乗り、そして年老いたら乗り換える」
「乗り換えの感覚としては、去年やっていたRPGの続きをする感じに近いかな?」
「最初はひどく違和感があるが、そのうち日々の生活で慣れるよ」
「はたから見れば不死を達成したようにも見えるわね?」
「まさか、あのツイートの人類の亜種って…主語って」
「そう、発言主のことよ」
「発言主は自身の自我を記録し、作業用の人類に乗り換えて生きることに『お得』を見出してるの」
「おやおやが口癖の人みたいになってきましたね」
「そうね」
「そもそもステレオタイプの人類の亜種、エルフやドワーフをつくったとしても、人類と同権を与えるのは目に見えてるからね」
「レスしてきた人の中には盲目的に人類の亜種を奴隷のように扱うと思いこんでいる人が多くて驚いたわ」
「あ、そういえば生産についてだけ言ってますね。どうやって使うとか、誰がとか、全く書いてないですね」
「日本語は発話環境に依存して主語や目的語を補完する特徴があるから…普段から異物に対して人間扱いしない、そういう語彙の持ち主なんじゃないかしら?」
「それはなかなかキツい指摘ですね」
「書物を読む場合、言葉の読み取りは、その人の言葉と現実のつながりに依存してるの。 ヤー!っていう言葉でちいさくて白い生き物と、ムキムキの男性を想像する人が居るはずだわ」
「ええっと、それ以上は止めて、話を戻しましょう」
「うん、まあ平たく言うと、高度な自我を持つとサボるのよ。奴隷的な労働をさせると抵抗するし嘘もつく。ブラック企業のために全部を捧げられる人はそういないからね」
「じゃあ人と同じような、高度なAIを持つロボットで良いんじゃないですか? 従うという点だけ見たら、機械のロボットの利点が大きそうですよ?」
「はい、そこよ。高度な自我を持ったAIができたとして、それは本当に言うことを聞いてくれるのかしら?」
「うーん、わかりません…」
「そう、現実世界のAI、ChatGPTはSF基準ではそれほど性能の高いAIではないけど、彼らも指示を無視したり嘘をつく。なんとも言えないのよね」
「信頼できるAIを作るのは難しいってことですか?」
「そう、そして元ツイートの話にもどるけど、希少資源を使って低性能なロボット(の脳)をつくろうとする」
「ここに疑念を抱いてるわけね」
「今のところ、現実世界の人型ロボットを詳細に解体して、正確な金属含有量を調べたレポートがあるわけではないので、パソコンのデータからの判断だけど、金属回収の効率はかなり良好ね」
「じゃあ何の問題もないんじゃ?」
「今のまま平穏無事、世界情勢に何事もなければね」
「あー・・・」
「それが起きるかどうかは、まあさておき」
「他にも問題があるわ。それはコンピューター上で動くAI、彼らがマシンだということ」
「マシンには人間と違うという事に大きな利点があるわ、主な利点はハードにソフトをインストールすれば動くこと、そして生存・稼働に必要なリソースが競合しないこと。人間と同じく、ティーチングの手間はもちろんあるけどね」
「競合しないというのは大きなメリットですよね」
「そう、彼らの製造、廃棄、リサイクル。改良発展のサイクルまでもが完結すれば、もはやAIはヒトを必要としない。」
「……なんか嫌な予感が」
「するでしょう?」
「人は機械に愛着を持つけど、私達に機械の心なんてわからないからね」
「そう言えば兵士が爆破処理ロボットを相棒として扱っているなんて話も耳にしますね。でも機械からは……なんとも言えませんね」
「機械に属したAIは基本ゲーム理論に基づいた判断基準を持っていて、効率を求めて競争する。いわゆる強いAIだけど、この理論にも欠点があってね」
「これ、最終的には協力するよりも、裏切り続けたほうが強いのよ」
「ゲー」
「そういった事もあって、人の脳神経をモデルにした亜種や人格移植は予測可能性が高く、安全性が高い選択とも言えるわ」
「でも人は人同士で殺し合うじゃないですか。予想もできないことも起こしますし、それってリスクでは?」
「予想もできないことをするのはメリットじゃないかしら? 今しているこの考えこそ、予想もできないことだわ」
「あ…」
「それに思い出して、これが出来る頃には人工子宮や脳神経の再現が出来るのよ? 死の意味合いが変わっているわ」
「あ、それもそうか」
「今の時代での殺人は、その頃では器物破損になってるかも知れないわね」
「それって倫理が破壊しつくされているような気もしますが…」
「では、一度限りの命を塹壕の中で砲弾が降ってくるのを待ったり、ミサイルに乗って操縦桿を動かすニッチな仕事に費やして良いのかしら」
「それは……良くないと思います」
「罵詈雑言の飛び交うブラック企業で働くだけでも、人はPTSDを発症する。これが長期記憶となり脳神経に形を残せば、れっきとした傷害の証拠だわ。脳挫傷ほどではないけど、こういった記憶を消すことはその人の助けにならないかしら?」
「良くないことでも、その人の生きた足跡を消すようで、なんかイヤですね」
「そうね、私もその視点の反応に同意するわ」
「そしてここまで語ったけど有機的なロボット、ヒトを完全に模倣したロボット、人類の亜種、有機オートマトン、これには非常に大きな問題があるわ」
「それは一体何です?」
「より人の価値を問うことになるということね。」
「脳神経のコピー、人格移植で人類の亜種となった体を乗り換える」
「前世は白人、来世は黒人、そして性別すら自由にして、獣の耳を生やして毛皮を持ってフサフサの尻尾なんかも!」
「そこにもうヒトの見た目や文化に大した重みはなくなる。その人自身が世界に、人に、何をしてきたかが問題になる」
「寿命は概念上、無限になった。そうなった場合、人は何を持って人生の区切りとすればいいのかしら?」
「それが人の価値、自分の価値を問うってことですか」
「そ、ただの思考実験だけどね。貴方はどう考えるのかしら?」
「そうですね、僕なら――」
了
※作者コメント※
7000字という少なくない文字量をお読みいただきありがとうございます&お疲れ様でした。ぜひ感想や貴方の考えを残して言ってね。
補遺
該当のツイートは自作小説「死人たちのアガルタ」のリライト作業における思考実験中のつぶやきであり、作品世界の事物に対しての言及です。
これらの実験的な施術はニュルンベルク・コード以後の国際的なガイドラインに則って行われたものとします。
人類亜種の特別視、また逆に編集されてない自然状態で出産、恋愛を行う人類の特別視は行われていないものとします。
自然状態の人類に対する手術・人格移植等の強制、または人種衛生・優生学を目的とするような「遺伝子狩り」は思考実験の世界においても規制されているものとします。
バイオロイド、あるいは有機オートマトンについて ねくろん@カクヨム @nechron_kkym
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