あとがきという名の自評

今作は、ペンギン系Vチューバー天野蒼空さん主催の第七回空色杯応募作品となります。

毎回生の感想を聞けて更にはコメントまで送れる素敵企画です。

 詳しくはリンクを参照ください。

https://twitter.com/kro_ba_/status/1663854483699539968?s=46&t=T68AJo0Zx0XPAllub_5LDw


自評

タイトル

気に入ってます。近年稀に見る私の中でのヒットタイトルです。が、タイトル詐欺に近くなっていることも事実です。もう少し、ストーリーを練れればよかった。


設定

 重力特異点と地球の死骸に住んでいる。この二つのキーワードを元に設定を組み上げましたが、イマイチ解像度が悪いです。それでもキーワード二つはやはり、気に入ってます。

 地球が自重で潰れない様にするための重力放出施設。

 死骸なので熱はないため、南極化し氷の惑星になった。そのため、熱を生み出すためにエネルギーを使い環境汚染は深刻な状況。でも本来の星の最後と違うのがネック。

 

 詰めなければいけなかったのは、何故灯籠流しが空に堕とす事になったのか。ここを詰めればもっと違う切り口で書けた気がする。


ストーリーについて

 ごちゃついてる。

 シンプルに500文字以内に押さえて灯籠流しに行ってテントを飛ばすだけの話にした方がまとまりがよかった。重力放出施設の事故だの一年前にした彼女との約束や思い出話は蛇足間が強く、灯籠流しと親和性が悪かった。

でも、書かないとタイトル回収した時に??となり情報不足が否めない。

 やはり、シーン分けをするべきだった。冒頭で昨年の様子を描き、そこから、今年の動きを書くと整理できたかもしれない。

 もっと世界に対する描写を増やしてもよかった。それこそ、普段の暮らしが書かれていると世界の解像度が上がった気がする。


 骨子はシンプルが1番。

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貴女に届け。この指輪 七海 司 @7namamitukasa3

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