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なろう系の文章と処女作から思うこと

 自分の処女作[さあ、部活の時間だ! 逃げ出そう]を読み直して思うのは、もしかして、なろう系の文章で描写が少ないのは単に小説を書く経験や知識が不足しているからじゃないだろうか。だとしたら、これから成長していくはずなので、揶揄するよりも見守ってあげた方がいいのかもしれない。
 何せ私の処女作は自慢じゃないが酷かった。自主企画の評価基準でいくと優しく評価して

ストーリーB
登場人物像C
文章   C〜D

となってしまう。何せ行頭下げすら行われていなかったのだ。今回の投稿にあたって4話までは行頭下げと行間を作って最低限のことは行なった。
 いっそのこと、手直しを一切入れない方が良かったのかもしれない。5話以降は手直しをせずに投稿してみよう。

 その後、小説の書き方を独学で勉強したら、文章が[錬金機甲アルケミオン]になった。多分、なろうぽい系文体は、小説を書いてみたいと思って筆をとった結果なんだとおもう。

2件のコメント

  • 二つの作品を読んで、私がどう思ったとかいう話じゃないんですが。

    作品の良し悪しというのは、むろん総合的な文章力とか経験値なんかも響く一方で、ご自分に合う小説ジャンルで執筆しているかどうかという問題も大きいと思います。あるいは文体とか、視点の選択とかも。
    ずっとミステリーで大成しようとしてたのに、ひょんなことで中華歴史小説書いてみたらいっぺんにブレイクした人とかいますし。
    コミカルな一人称しか書けないと思ってたけど、語り手視点で噺家みたいな文を試してみたら、すごくはまった例とか。
    視点にしても、なりきりの一人称、ときどきキャラの中にもぐりこむ一/三人称、作者視点の(つまり語り手がいる)三人称、どれもが得意な人というのは少ないです。

    もちろん、書きたいジャンルで書きたいものを書けばいいのですけれど、「こういうタイプの文書だと、ツッコミを食らうこともなく、楽に書ける」という得意どころを自覚しておくと、修行していくにも道筋が見えやすいかと思います。

    あ、そういうことを書いてるノートじゃないのだけど、ということでしたら、適当にスルーしてください 笑。まあ、お互いにがんばりましょう。

  • 実験的な新作小説かと思ってたら、そう言うことだったんですね。
    描写については、なるほどぅ。
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