“あまくにみか” を、好きになってしまう短歌。
- ★★★ Excellent!!!
短歌って、ひととこころがあらわれるなぁ、と思うんですが。
あまくにさんの短歌は、本当にあまくにさんの“ひととなり”があらわれていて、ほんの数首の短歌を読んだだけで作者さんを好きになってしまう、そんな魔法にかけられたような想いです。
かわいらしくて、視点も、捉え方も、“らしさ”が全面に出ていて。小難しくなく素直なことばで詠まれた三十一字は、あまりにもすんなり読み手の心に舞いこんでくる。あたためたミルクのような、やさしく心地よい短歌集です。
※ タイトルで呼び捨てしてしまってスミマセン。。