彼は最弱で、知恵もなく、しかし神だった

この作品は、最高峰の探索者として活動する主人公が、あらゆる事件を未然に防ぎ、最高の結果を残して解決していくストリートです…が、しかしこれは勘違いコメディ。
実際の主人公は、強くなく、頭も良くはないですが、持ち前の悪運と奇行とハードボイルドな物言いで、敵も味方も翻弄します。終始無自覚で。
登場人物も非常に個性的な…ちょっと個性が強すぎる人ばかりで、飽きがきません。
シリアスなギャグ、幾重に張り巡らされた伏線、そして槻影先生独特の空気感で唯一無二の作品となっていますので、ぜひ読んで欲しいです。

やはりマスターは神。