リチャード・チャールズ・マコーレー

 ケガによる療養を経て帝室護衛騎士団の副団長補佐を始めることにしている。

 その際に帰化に伴い、リカルド・カルロ・フェラーリ=モンテベルディと名乗る。

 アンナ・ベアトリーチェ帝の護衛騎士として第一線で活躍している。

 大ケガの影響で半年昏睡状態になり、復帰してわずか一年半で帝室護衛騎士団の団長の任を受ける。

 戦闘特化型の義手を左腕につけてはいがが、それ以外は全く優秀な騎士団の者たちと遜色なかった。

 生涯独身を貫いたが、四人の養子を引き取る。皇族の血を引く子どもたちがほとんどで、狙われやすいがゆえに身元を保護していた。

 四人目の養子が成人を迎えるタイミングで病気が発覚、余命わずかという宣告を受けて故郷のエリンで過ごした。

 マコーレー侯爵の別邸にて家族に看取られ、七十五歳でこの世を去る。

 その後、彼を『白銀の騎士』と言われる。

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小国と巨大帝国 須川  庚 @akatuki12

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