ドラクエ系ユーチューバー不正相次ぐ、今度は『ろびん』に無断転載発覚 その3

では、今回が完結編(?)としてその3。


②他の無断転載野郎への波及


今回告発されたろびんの不正を受けて、Xでは他のゲーム系配信者やユーチューバーたちが芋づる式に(?)『実は自分もやってました』『ガイドライン守れてませんでした』と、自己弁護の声明を発表することとなった。


無断転載野郎やガイドライン違反野郎の宣伝になりたくはないし、Xの方で調べれば一覧は出てくるため、ここでは一つ一つのチャンネル名を出してではなく、全体から受けた印象について考察していきたい。


流れとしては『ろびんの無断転載が発覚』→『編集者に全ての罪をなすりつけるような不誠実な対応で更に大炎上』→『他の無断転載野郎やガイドライン違反野郎にも飛び火』→『大事になる前に動画を削除して謝罪』→『一部の信者から正直な対応をして偉い』と謎の高評価をされているというもの。


この地獄絵図のような様相を見て筆者がまず思ったのは、正直な対応で偉いも何も、本当に偉いのは『最初から無断転載もガイドライン違反もせずに真面目に動画投稿を続けている人』だろう。


こち亀の両さんではないが、『不良が真面目な対応をしたから評価が上がる』という意味が全く分からないし、ずっと真面目に誠実に生きている人の方が余程偉いに決まっている。


不正野郎に的外れな擁護をしている暇があったら、まだ知られていない真面目にやっている人をもっと評価してやれよと思ってしまうし、不正という『マイナス』から『プラス』の対応をしたところで、それは『プラマイゼロ』でしかないということを理解する必要があるのではないか。(それとは反対に真面目にやっている人は『プラス』を積み上げている)


また、これらの無断転載野郎やガイドライン違反野郎に言えるのは、自身の不正を本当に恥じて悔いているのだとしたら、『ろびんの不正が発覚する前に』自ら明るみに出して謝罪するはずだろう。(或いは初めからやらない)


問題が大事になって自分のところにも飛び火してきたから削除したり謝罪したりといった対応をしているだけであって、バレなければそのまま素知らぬ顔で続けていたくせに、バレた後ですいませんと言われても説得力というものがない。


これらの卑怯な自己弁護でしかない削除や謝罪を受けて、Xのリプ欄には『お気の毒ですが……』などのコメントも見られたが、何がお気の毒だよ、無断転載の動画で収益や評価を得ていたのだから自業自得だろうと思うし、お気の毒なのはガイドラインを破られたスクエニ側や無断転載された被害者側である。


今回確認できた無断転載野郎、ガイドライン違反野郎の中には、『お仕事のご依頼はコチラよりお願いします』などと完全にビジネスにしようとしている輩までおり、スクエニのガイドラインすら守れずに何がお仕事だよと本当に呆れてしまう。


何がお仕事だよ、無断転載で商売でもしようとしとんのかと思うし、仕事など募集する前にもっと恥というものを知った方が良い。


ビジネスにしたいならその前に権利関係をキチンとしろよという話であり、これが収益の発生していない趣味の範囲ならまだ分かるが、人様の褌で相撲を取っているくせに勘違いも甚だしいと思うのは筆者だけだろうか。


そして、こういった輩に共通しているのは、謝罪だ非公開だバイトがやったんだと言い訳を並べつつも、なんだかんだ結局『最終的にはチャンネルをやめない』『無断転載やガイドライン違反で育てたチャンネルにみっともなくしがみつこうとする』ということ。


ガキの使いの『山ちゃんはやめへんで〜!!』ではないが、いやいや、不正があったのであればそれによって得た収益を寄付でもして返還するのが筋だろうと思うし、これまでのナカイドやキャベツの人、マイティーや他の歴戦の無断転載の猛者たち(?)も全てそうだったのだが、本当に反省して悔いているのであれば、そもそも恥ずかしくてチャンネルを続けられないと思う。


何が反省して初心に帰るだよ、その初心が無断転載やガイドライン違反を良しとする精神性だろうと思うし、これからの動画で取り返していくのが贖罪だと思います!!じゃねえよ、利益のあるチャンネルを自分がやめたくないだけだろう、こういった輩はなんだかんだ言い訳を並べながら最終的にはしがみつくというのは是非覚えて帰って頂きたい。(?)


無断転載という卑怯な手を使って恥ずかしいと思わないのか疑問であるし、それで自分の動画やチャンネルが伸びたところで虚しいだけではないか。


例えば筆者が高く評価している『4ST』などは自前で素材を用意しているし、そこには自分の動画、仕事に『誇り』と『プライド』があるからだと思うのだ。


無断転載で楽はできるかもしれないが、その分自分で自分の価値を貶めていることにもっと想いを馳せた方が良い。


③現代社会オブラート包みすぎ問題


今回の騒動に関しては、最後にこの問題について考察して締めとしたい。


現代社会に於いて、悪質な行為や犯罪がマイルドに聴こえるように、『表現をオブラートに包みすぎている』というのがあると思うのだ。


例えば悪質な犯罪行為を『いじめ』と呼んでみたり、犯罪を犯したユーチューバーを『迷惑系』と呼んでみたり、近年このような『表現のすり替え』は枚挙にいとまがないように思う。


すり替えの例をあげると、


・犯罪→いじめ


・犯罪者→迷惑系


・嘘つき→フェイクニュース


・泥棒→無断転載


のようなもの。パッとは出てこないがまだまだ大量にあると思う。


このように、本来の表現をマイルドなものにすり替えてしまうと、加害者側も自身の罪の重さをあたかも軽いものであるかのように誤認してしまうと思うし、もっと強い表現でハッキリと糾弾することこそが、本人に罪の重さを自覚させることに繋がるのではないか。


『無断転載』などという言葉で濁すから皆勘違いするのであって、実際には『知的財産権の泥棒』ということ。(まあゲーム動画の場合は転載された本人の知的財産権ではなくゲーム会社のものだと思うため、また話が複雑にはなってくるのだが。とはいえ人がプレーした動画なり画像なりを勝手に『泥棒』したこと自体に変わりはないと思う)


これに関連して、『著作権侵害は当事者同士(この場合無断転載野郎とゲーム会社)の問題であるため、外野(この場合視聴者などの第三者)が騒ぐのはおかしい』などという、的外れとしか言いようがない擁護コメントを見かけることがあるため、それについても解説しておきたいと思う。


これを例えば、『コンビニから物を盗んで泥棒が逃げている』状況を想像してもらえば分かりやすいと思うが、盗難自体は当事者同士(この場合コンビニと泥棒)の問題としても、泥棒行為に周りが気付けば、その泥棒を捕まえようとする、或いは糾弾するのが人としてあるべき姿なのは言うまでもないだろう。


お金や品物などの『財産』を盗まれたら皆大騒ぎするのに、画像や動画などの『知的財産』は軽く考えている人があまりに多すぎるのではないか。


実際の形を伴った『財産』もデータなどの『知的財産』もその重みは一緒だと思うし、『無断転載』という字面に騙されて軽く考えているからそういう誤認を起こしてしまうのであって、実際にやっていることは『泥棒行為』なのだとハッキリと認識する必要があると思う。


コンビニから逃げる泥棒は咎めるのに、何故知的財産の泥棒は守ろうとするのか、そう視点を持てば自分の言っていること(外野が騒ぐのはおかしい)が如何に異常なことか分かるはずだ。(或いはそう言っている本人も無断転載をしているから、自分自身を守るためにそう主張しているという可能性もある)


先日の『オンナのソノ問題』(レインボーのネタ丸パクリ問題)もそうだったが、近年は恥を恥とも思わないばかりか、泥棒行為を逆に開き直って増長するというクソ野郎があまりに増えすぎているように思う。


AIの著作権問題も年々広がっているし、前述のように知的財産に対する泥棒を軽く考えている人があまりに多すぎるからこそ、このような社会になっていってしまっているのだ。


『泥棒』ではなく『引用』であればどこから持ってきたものなのかを堂々と言えばいいし、泥棒してそれを隠してあたかも自分発信のように見せかけるから批判されるのである。そして何故それを隠すのかといえば、実際は自分でも後ろめたいと思っている証拠だろう。


今回の騒動に関する考察は大体このようなところ。


他にろびんに関するネット上の声としては、対応を『動画削除』ではなく『非公開』としたのは、『削除は総再生時間が減ってチャンネルの価値が落ちるが、非公開だと減らないため、やることがいちいちセコい』などと言われていた。(何度も言っているように筆者が言っているのではなくネット上でそういう声があがっていたのだ)


他にもネット上では、ろびんの無断転載と比較して、マイティーがそれを公式からの無断転載と加工であっさりと超えていった件についても語られていた。


ろびんという無断転載界の『期待の大型ルーキー』に対し、マイティーが早速『格の違いを見せつけた』などとネット上では言われており、やはり『あのお方』は『次元が違う』というか『済む世界が違う』というか、『ポッと出の新人程度では到底追いつけない境地』というものがあるのかもしれないとは全然思わない。


確かにろびんはろびんで将来性抜群(?)、その秘めたポテンシャルは常人には計り知れないレベルにあり、無断転載界に颯爽と現れた『期待のゴールデンルーキー』なのかもしれないが、それを遥かに上回る強さというか、『圧倒的強者感』『本物にしか出せない凄み』があるのではないかと、ネット上の声を見て感じることは全くなかった。(?????)


まあそんなことはどうでもいいのだが、今回の考察に関してはこれで終わります。

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