与式①

まずどんな解法がこの問題に合うのかが不明だ。「証明」という問題提示がされているのにも関わらず、何を使えばいいのか。背理法を使おうか?対偶法を使おうか?…ましてや他の方法を使おうか。そんなことを考えたって適している解法の見当がつかない。


だから今のところ告白失敗率100%なのだろう。


まあいい、一つ一つ状況を整理しようとするか。


小学4年生の頃だった気がする。

当時の私は…陰の者を極めていた様な…

なぜだかは記憶にないが自殺願望者という…

ストレスでも溜まりすぎていたのかな。


そいつの現れ方は妙に特殊だった


いつかの給食の日に見た真面目な姿。


私がそれに惹かれ、その後にたくさん話しかけてくれたのも理由の一つだろうか。


そのあとは酷く好きになっていた


同じクラス、部活になる度に。

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