実話です☆ 異世界転生しそこねました\(^o^)/

Et_Cetera

実話です☆ 異世界転生しそこねました\(^o^)/

小生:


主人公。ペンネーム“Et_Cetera”、本名“大神官”(仮名)を用いる。


ネット小説家で異世界転生に憧れている(^_^;)


今回、満を持して夢の実現に挑むも……








<<追記>>


はいww 新作を追加ですwww


2023年04月03日また入院しました\(^o^)/







───────────────────────────────────────────







2023/02/14(火)の早朝、救急車を呼びまして。

今の今まで入院してましたよ(>_<)




まず、2月第2週の週末、どうにも体調が思わしくなく、ぐったりしていました。

昼間、アニメ『ス○イ教室』を観ていて眠ってしまうことがあり、「なるほど、意識を失うほどつまらないのか」とか考えてたりww

で、02/13(月)の夜、ついに具合が悪すぎて寝込んでしまいました。

いや、夜だから寝るのは当たり前なんですがね(^_^;)

どうにも違うのです。

何か苦しい。

先月から職場で休む奴らが多くて、新型コロナウイルスCOVID−19がはやっていました。

そこで当時はてっきりその手の感冒に感染したものだと思ってしまいまして。

「いや、それならさんざんワクチンも射ってるんだから抗体ができてるはずなので栄養つけて寝てれば治るだろう」とユ○ケル黄帝液とか、栄養剤を飲んで横になったんですよ。

そしたら今度は胸がゴボゴボ異音を立てるじゃありませんか。

しかも咳き込んでしまい、胸の痛みもひどくなって眠れません。

どうやら仰向けに寝ると苦しくなる模様。

ここでも小生は「さすが新型コロナ!」とか考えてしまい、「なるほど、これが噂に聞く肺炎か」と。

そんな判断wwww

肺炎ならますます新型コロナっぽい。

でも、トイレにこもってうずくまり足首を掴んでいると幾分か苦しみが和らぐことがわかりました♪

「それならこれで乗り切れる」とトイレにこもるじゃありませんか。

けれども、足首を掴んでうつむいていると足の甲が青紫色に変色して妙な斑紋もできているような…

「何だべ、これ?」

そこで体温を計ってみたんですが、36℃と平熱でした\(^o^)/

しかし、ここでも「さすが、新型コロナ! 平熱でも肺炎を起こすのか」と感心していましたwww

えっ、病院?

何言ってるんですか。

「お医者様と看護婦さんに迷惑を掛けないはいけない」と小学校の頃から教わってますよね?

はい。

なので、お医者様と看護婦さんに迷惑を掛けないよう、いい大人は感冒ごときに負けたりしません。

しっかり栄養つけて寝て治すんです☆

それにしても辛い。

仰向けで寝ると肺がゴロゴロ鳴ってエラく苦しい。

後、とにかく胸が苦しい。

この症状は半年くらい前からあったんですが、まぁ、酷い胸焼けですかね。

坂を登っていると不思議と胸が苦しくなる。

小説執筆にかまけて運動不足が祟ったかと悩んでいましたが、いずれ、自作『人化♀したドラゴンが遊びに来るんだよ』の執筆が一段落したら1から鍛えなおそうと決心ました。

それでも「なるほど、新型コロナは胸焼けも引き起こすのか。さすが新型コロナ!」と感心するばかり。

この新型コロナウイルスに対する謎の信頼感(?)が凄いwww

何、これwwww(←今にして思う謎思考)

いやはやなんとも。

COVID−19、日本中で騒がれていただけのことはある。

なかなか手ごわい疫病です。

だけど、小生にはトイレにこもって足首を掴んでうつむくという秘密兵器があります。

これで幾分か苦しみが和らぐ。

なので、夜中の2時頃からトイレにこもって足首を掴んで苦痛に耐えてましたwwww

いい大人は新型コロナなんて感冒ごときには負けないのです。

なにせ、タダでさえ4回もワクチン射ったんですからwwww

絶対、強力な抗体ができているはずwww

必ずや、その抗体が体内に侵入したCOVID−19を打ち破ってくれることでしょう☆

で、2023/02/14(火)の早朝6時まで唸っていたんですが、さすがに苦しくて苦しくて耐えきれなくなりつつありました。

でも、まだ、我慢です。

いい大人は新型コロナなんて感冒ごときには(以下略)

で、またトイレにこもってさらに2時間半、8時半まで苦しんでましたが、今度はだんだん体力が失せてきて歩くのまで億劫になってきました。

とにかく胸が苦しい!

仰向けになると胸がゴロゴロ鳴るし、咳は止まらなくなるし。

4〜5回、試してみたでしょうか。床に臥せって仰向けになると胸がゴロゴロ鳴って咳が止まらなくなり、苦しみもきつくなりますわ。

まだ、ベッドの傍らに座ってうつむいて足首を掴んでいたほうがマシ。

で、「後30分耐えて良くならなかったら救急車を呼ぼう」と判断しました。




ええ、もちろん、わかっていますよ。

「救急隊員は忙しいんだから大した病気でもないのに救急車を呼んではいけない」

はい、常識ですね。

いい大人は感冒やら胸焼け程度では救急車を呼ばないのです。

普通は栄養つけて寝て治すのです☆

小生は生まれてこの方、病院にかかったことがありません\(^o^)/

丈夫なのが取り柄ですから。

それが胸焼けと感冒ごときで弱音を吐くなど…言語道断!横断歩道です。




でも、あまりに苦しくて苦しくて(>_<)

時間も30分が経ち、9時になった頃…どうにも良くなる気配が見られず。

まともに歩けなくなって「あぁ、これはもう20メートル歩けるかどうか、怪しくなってきた」と気づきまして。

自力歩行が難しいとなるとさすがに救急車を呼ぶ要件の1つが満たされたのではないでしょうか。

そこで、ついに119番に電話して救急車を呼んだのです。

すると、すぐに…10分くらいで救急隊員が駆けつけてくれました。

さすが日本の救急救命制度、優秀です☆

ところが、やってきた救急隊員に問診されていると妙な言葉が聞こえてくるんですよね〜

「循環器系の急患! 酸素濃度が〇〇まで低下! CCUの空きは?」とか。

はて、これはどうしたことでしょう。

「う〜みゅ、新型コロナウイルスCOVID−19とは言え、たかが感冒に循環器疾患集中治療室とか大げさな」とは思いましたよ。

はてさて…どうにもこうにも妙な話ですね。

そこで問診に答えつつ、小生は「一応、自力歩行は可能ですが20メートルくらいしか歩けそうもありません」と言い訳をかましまして。

「この程度で救急車を呼んですみません」のポーズを取りつつ……

……立ち上がろうとしたら何故か車椅子が用意されてましたwww

救急隊員:「無理せず乗ってください」

小生:「あ、ありがとうございます」

優しい!

凄ぇ!

さすが日本の救急救命制度、この程度の根性なしのワガママにも親切に対応してくれるようです☆

まぁ、正直、マジで胸焼けがきつかったんで助かりました。

でも、救急車に乗せられながら「あぁ、病院に着いたら怒られるだろうなぁ」とは覚悟はしていました(ToT)

今や、インフルエンザウイルスよりも致死率の低くなってしまったCOVID−19ごときに罹患して胸焼けを併発しただけでですからね。

この程度で弱音を吐くとかwwww

我ながらwww 情けないwwww

仕方ないので「たかが胸焼けで救急車を呼ぶな!」と怒鳴られる覚悟完了です。

でも、生まれて初めて救急車に乗りました☆

子供の頃からの憧れだったんでちょっと嬉しかったのです♪




で、救急車が到着。そこからは担架に乗せられ、総合病院に担ぎ込まれまして。

「酸素濃度低下!」

「両足に浮腫み! 青紫色に変色!」

「血糖値〇〇!」

何やら、騒ぎが大きくなっていて、その場で採血されてついでにCOVID−19のPCR検査もしてもらえました。

そしたら、やたらイケメンの医師が現れて。

「大神官さん、あなた、重症です」と宣告されました\(^o^)/

ほへ?

らっきぃぃぃぃぃぃぃっ!

何か、重症らしい♪

…ので、救急車を呼んだことを怒られずに済みそうです☆

そして、「血糖値が600mg/dL越えて重度の糖尿病! それが合併症を引き起こして心臓が危ない! おそらく心筋梗塞!」と説明されましたよ。

はい?

「それから胸に水が溜まってます!」

「えーっと、それって肺水腫?」

「そう!」

「肺炎と違う?」

「全然、違います!」

何とか記憶の中から医学用語を掘り起こしてみたら、病名“肺水腫”が肯定されました。

ヤッター! あってた!

いや、喜んでいる場合ではなく死にそうですね(^_^;)




つまり…

1,重度の糖尿病のせいで合併症として血管が閉塞し。

2,心臓が冠状動脈血栓を引き起こして心筋梗塞になり。

3,心臓と肺が弱ったので体内の酸素濃度が低下して低酸素血症を患い。

4,弱った心臓が全身の血液をうまく巡らせられなくなったので。

5,体が対応しきれなくなった血液の水分を何とかしようとして。

6,余分な水が肺に溜まって肺水腫を引き起こし。

7,血が巡らなくなり、末端の手足がチアノーゼを引き起こして青紫色に。

8,末端の手足が壊死しかけている……

…という、ずいぶん豪勢な病気の盛り合わせてんこ盛り状態でしたよwww

仰向けになると胸がゴロゴロ鳴って咳き込んでやたら苦しいのは“肺炎”じゃなくて“肺水腫”\(^o^)/

やたら胸が苦しいのは“胸焼け”じゃなくて“心臓の痛み”だったよwww

いや、わかるわけないじゃんアゼルバイジャンwwww

心臓病とか患ったことないんだからwww

後、PCR検査の結果、COVID−19は陰性でしたwww

そういうわけで2023/02/14(火)の早朝から総合病院のCCU( 循環器疾患集中治療室 )に担ぎ込まれてました。

まぁ、危篤だったんでwww

「非常に危険な状態です」「ご家族に連絡を」って奴ですねwwww

とにかく苦しくて苦しくて「ぐわぁ! 地獄ぅー!」とか苦しみもがきながら寝かされてましたぉwww




それで。

死ななくてもやたら苦しいんで少なくとも意識は失うと思ったんですが、なぜか苦しいばかりで意識は失わない、気絶しない。

おかげで? そのせいで? 最後の最後まで自発呼吸ですよ(^_^;)

危篤の状態、死ぬ一歩手前なんだから意識を失うだろうと思ってたんですが、目だけは冴えている。

もうやたら苦しい。

地獄の苦しみでしたよwww

医師からは「場合によっては挿管」と言われましたが、結局、ずっと目が覚めてたんで自発呼吸してるから人工呼吸器の出番はありませんでしたwww

まぁ、これが幸いして命が助かったようですね。

自発呼吸、凄ぇ!

「とにかく肺水腫を治すべく肺の中の水を減らさなくちゃいけないから膀胱に導尿管を挿入」「心臓の負担も下げなくちゃいけないから酸素吸入」という話になり、何やら両腕と膀胱にいろんな管をつけて口には酸素マスクつけられてしまい。

あんまり管だらけになったので患者ラベルをつける場所がなくなって左の足首につけられちゃいました。

いやぁ、苦しかった。

体内の酸素濃度が上がらなくて酸素ボンベが濃度50%→70%→100%にランクアップして酸素マスクもなんかごっつい本格的なのに変わってしまいました。

「あれ、高濃度の酸素って毒性があるんじゃ?」とか…

「人間は遊離酸素の毒性を酵素カタラーゼの効果で解毒している」とか…

いろいろ生物学の知識、奇っ怪な思考がめぐります。

しっかし、苦しいし、体が参っているのわかるしww

「酸素吸入は止めて」とも言えないしww

これがまたきっつい、きつい。

息をするのも辛いんですよね〜

あんまり苦しいんで「せめて鎮静剤で眠らせてください」お願いしたんですが。

看護師さんから「心臓が弱ってるから無理」と説明されてしまい(ToT)

「心臓を休ませて手術できる状態にまで回復させなきゃいけないから」とそのまま点滴と酸素吸入とあれやこれやで寝かされてました。

また、 飲水制限が650mLでこれまたきっつい。




深夜、暗い病室を眺めるとたまに看護師さんが歩いている。

他に変化はなく、只、只、呼吸が苦しい。

胸も苦しい。

仰向けだと肺がゴボゴボ鳴って咳が止まらなくなり、めちゃめちゃ苦しい。

小生の肺、“肺水腫”を主張しすぎwwww

もうちょっと別のことを主張しろよと思いますが、壊れかけた肺には肺の主張があるのでしょう。

一息、一息が苦しくてまるで拷問です。

仕方ないから前に使った手段、「トイレにこもって足首を掴んでうずくまる」を若干、変形してやってみます。

つまり、膝を立てて、機動ベッド(電動式で患者の上体を持ち上げられる)を起こして前にもたれかかるようにするのです。

すると、また、若干、苦しみが軽くなりました。

だけど、まだ辛い。

そこでアニメで見た技を使ってみます。

『お兄ちゃんはお○まい!』の美容室のシーン、コミュ症なのに美容師さんに話しかけられ、会話が続かず、困っていた主人公♀ま○ろが使っていた、「もう無理ぃ〜 かくなる上は…寝よ!」でこてんと寝てしまう。

かわいい☆

あれです。

あの技です。

…というわけで、心筋梗塞と低酸素血症と肺水腫に苦しむ小生も意識を失うべく「かくなる上は…寝よ」とやってみました。

こてん!

さぁ、これで小生もめくるめく夢の世界へ……

……行けませんでした(>_<)

苦しい。

とにかく苦しい。

苦しくて苦しくて意識がそっちに行ってしまいます。

眠れません。

酷い話ですね。

仕方ないので何とか意識を苦痛からそらすべく……

…sin(36°)を求めることにしました\(^o^)/




いや、別に36°の正弦なんて知りたくありませんよ。

でも、何か考えてないと苦しく苦しくてやってられません。

ちなみに30°、45°、60°の正弦は有名ですが、36°の正弦はあまり知られていません。弧度法で表現するとそれぞれ、30°がπ/6[rad]、45°がπ/4[rad]、60°がπ/3[rad]でπ/5[rad]が欠けているのです。で、このπ/5[rad]が36°ですねww

やっぱり、こういう欠けは気になるじゃありませんかww

なので、頂角が36°の二等辺三角形、△ABCを考えます。

すると、2つの底角が72°と72°になりますから、この場合は底角∠ABCの二等分線を考え、それが辺ACと交わる点をDとします。

すると、こうしてできた△BCDもまた辺BC=BDで 頂角が36°の二等辺三角形になります。

ここでもう一つの三角形△DABを見ると…∠DBA=36°である上にもともと∠BAD=36°ですから、これもまた頂角108°で辺DA=DBの二等辺三角形になっているのです☆

そこで、辺AB=AC=1と仮定して辺BCをxと置けば、BC=BDですから、BD=DA=xであり、AC=1なのでDC=1−xと表現できます。

二角相等なので△ABC∽△BCDですから、相似な図形の対応する辺の比は等しいから……

  AB:BC=BC:CD

…であります。これにより……

  1:x=x:1−x

…という方程式が得られ、これは……

  x²=1−x

…という二次方程式に帰結します。これを……

  x²+x−1=0

…と整理して二次方程式の一般解を適用すると……

  x=(−1±√5)/2

…という解が得られ、xが辺であることを考慮すれば0<xなので……

  x=(−1+√5)/2

…が得られました。

△ABCの底辺BC=(−1+√5)/2と決定したわけですから後少しですね。

△ABCの辺BCに対して第二種余弦定理を適用すれば……

  BC²=AB²+AC²−2AB・AC・cos(∠BAC)

…なので、それぞれに得られた値を代入すると……

  ((−1+√5)/2)²=1²+1²−2・1・1・cos(36°)

…という方程式が得られます。これを解いて……

  cos(36°)=(1+√5)/4

……が得られました。後は有名な……

  sin²(θ)+cos²(θ)=1

……の公式にぶちこめば念願のsin(36°)が得られます♪

  sin²(36°)+((1+√5)/4)²=1

……ですから、これを解いて……

  sin(36°)=√(10−2√5)/4

ついに36°の正弦が得られましたね\(^o^)/

でも、あれ?

二重根号が外れない!?

美しくない!

どうすればいいのだ!?

よし、これに適当な数を加えて平方完成させれば……

…ってなことを眠れない深夜の病室でやって気を紛らわしていました。

当然、全て暗算www 検算も暗算www

でも、意識を集中させるので痛みから気をそらせる(^_^;)

やっぱり、辛いこと苦しいことから逃げるなら数学です☆

一応、気は紛れましたwwww




その後、うとうとしまして。

何とか眠れたのでしょうか。

全身が真っ黒な謎の男が現れて。

院長を脅迫して病院を乗っ取った\(^o^)/

もはやこれまで!

「院長を救出して患者の安全を図りたい」

「でも、そのためには大神官さん、あなたの心臓に埋め込まれた装置が必要だ」

「どうか提供してもらえないだろうか」

…とイケメン医師に頼まれました。

もちろん、答えは“Yes”です。

でも、ドラマを眺めながらこれが夢だということはわかっていました。

だって、登場人物が発言する度に“字幕”が出てましたから\(^o^)/

あ、この物語『キュー○ィーハニー』入ってますね。

如○ハニーは心臓のあたりに空中元素固定装置が埋め込まれていましたしww

後、『リコリス○コイル』もかな。

“心臓”ってギミックに影響が伺えます。

それにしても登場人物が♂ばかりwww

何でよ?




だけど、もうとにかく苦しい。

苦しすぎて眠れない(>_<)

眠れないから起きているしかないwww

そこで深夜になっても朝になっても「ぐみぃー」「ぐみぃー」とか唸っていました。

いや、もう、気を紛らわそうにも数学の面白い問題とか思いつきませんしね。

命題『(P→Q)⇔(¬P∨Q)』の証明図は毒ゼリに中ったときに半分しか描けませんでしたしね〜

以下に証明図を示してみましょう。

*******************************

  [P]

   P

  ────(二重否定の原理)

      [¬P∨Q]

  ¬¬P   ¬P∨Q

  ───────────(∨除去)

     Q

   ────────(→導入)

    P→Q

  ────────────────(→導入)

  (¬P∨Q)→(P→Q)

ただし、カギカッコ[]はその命題が前提から除去されたことを示す。

*******************************

はい。これが記号論理学における『(¬P∨Q)⇔(P→Q)』の証明図!!

…の半分です☆

まぁ、ご覧のとおり、『(¬P∨Q)→(P→Q)』しか示せていませんので不完全ww

残り半分の『(P→Q)→(¬P∨Q)』がないと同値関係が証明できないんですよね〜

毒ゼリに中ったときはひたすらこれについて考えていましたっけ。

実際のところ、苦しくて苦しくて他にやることがなかったわけなんですが(汗)

でも、気になりませんか。

『P→Q』すなわち『もしも命題Pが成り立つならば命題Qが成り立つ』と『¬P∨Q』すなわち『命題Pの否定が成り立つか、または命題Qが成り立つ』が全くの同値であるって凄く意外ですよね〜

わかりやすく言い換えれば『もしも整数xが6の倍数ならばxは偶数である』という命題と『整数xは6の倍数でないか、またはxは偶数である』という命題が同値である、全く同じ命題であるということですからね。

子供の時分、初めて見たとき、目を疑いましたっけ。

えっ、この2つが同じ!? そんなバカな!?…ってな具合にww

ちなみにこの2つの命題、真偽値表を描くとかんたんに同値関係が証明できちゃいますww

でも、それじゃあ満足できませんよね?

あれからン十年が経って未だに証明図を完成させられてません(^_^;)

我ながら馬鹿ですね〜〜

…というわけで解くべき問題もないので、唸るくらいしかやることがなかったんですよ(^_^;)

膝を抱えて「ぐみぃー」「ぐみぃー」って\(^o^)/

そしたら看護師さんが心配してくれまして。

「そんなに苦しいんですか?」、と。

だから。

「もう唸るくらいしかやることがございませんので☆」

面白い返しが思いつかないのでストレートにこぼしたところ、呆れられましたぉwww

何でよー?




翌朝、投薬の時間です。

いや、点滴ばかりで食事も摂れないから朝から薬を飲むだけです。

すると不思議な問いが投げかけられました。

看護師:「バイアグラはやっていませんか?」

小生:「えっ、あれって処方箋が要るんじゃ……」

看護師:「今は個人輸入とかで入手可能なんですよー」

小生:「ほへー 凄いなぁ…っと、そういう薬とは無縁でございます」

看護師:「よかった。今から投与する心臓の薬はバイアグラと相性が悪いんですよ」

小生:「そういや、アレもファイザー製薬が心臓病の薬として治験してたんでしたっけね」

看護師:「よくご存知で」

はい。

そりゃ、ムダ知識なら色々蓄えています(^_^;)

小説を書くにも漫画を描くにも知識はあって邪魔になることがありませんからね。

あれやこれや調べて脳に蓄えてあります。

ええ。

自分の心臓病については予測のカケラもできませんでしたけれどね。

やっぱりムダ知識はムダ知識でリアルじゃろくに使えませんわ。

あれや、これや、調べているときは楽しいんですが…まぁ、実用性は皆無。

とにかく苦しい今を助けてくれるわけじゃないwww

ほへー 苦しい〜〜




それで3日3晩、地獄の苦しみを味わいつつ、ベッドに臥せていまして。

4日目の金曜日にようやく一段落つきそうになりまして……

医師:「あなたの心臓は3本の動脈あるんですが、それが全部詰まってます」

小生:「あ、冠状動脈血栓って奴ですか」

医師:「よくご存知ですね」

小生:「『ウィザードリィ』ってゲームに“バディ”ってゆーモンスターに冠状動脈血栓を引き起こして即死させる呪文がありましてww」

医師:「スライムに心臓も冠状動脈もないんじゃありませんかwww」

小生:「『Ninjaの攻撃! クリティカルヒット! スライムは首を刎ねられた!』とかやるゲームですからwww」

医師:「まぁ、ゲームですしね。それじゃあ、心臓もそれなりに回復したんで手術しましょうか」

小生:「おぉー♪」

医師:「この同意書にサインを」

小生:「了解しました! 悪筆で失敬♪」

医師:「いいんですよ〜」

…ってなやりとりの後、手術の同意書に署名しました(^o^)

これでようやく手術してもらえまして。

何やら担架…いえ、今は“ストレッチャー”と言うんですね…ベッドからストレッチャーに移されてエレベーターを経由し、手術室へ。

朝から執刀してもらい、だいたい、2時間くらいかかりましたか。

まぁ、おかげさまで3本が3本とも詰まっていた冠状動脈血栓を何とかしてもらい、心筋梗塞は一段落しました。

どうやら2本は無理やり拡張して血栓を除去し、残る1本は薬で血栓を溶かす方針っぽい。

あー…これまた鎮静剤を射ってもらえず。

物凄く苦しいまま、これまた意識を失うことなく…o| ̄|_

手術中も起きてましたぉwww

めちゃくちゃ苦しかった〜〜〜

それで手術中にもよおしちゃいまして(^_^;)

小生:「あの〜 トイレ、行きたいんですけど?」

医師:「えっ!? トイレ?」

小生:「あ、ハイ…その……」

医師:「そのまま中にして。今、手術中だから」

小生:「ですよねーww」

引っ込みました\(^o^)/

それでも心臓の方は何とかなって、障害はだいぶ良くなりました。

酸素吸入のおかげで、低酸素血症も手術の段階ではそこそこ改善されていたようです。

チアノーゼを起こした足が青紫色だったのもだいぶまともな色になっていましたし。

まぁ、この段階では胸の中の水が残っていて、肺水腫は治ってませんでしたがね。

これは膀胱に挿入された導尿管が働いて体内の余分な水を吸い出してくれることでしょう。




もっとも、土曜日にこの導尿管が大変なことになってくれやがりましたけれどね。

昼頃、「あれ? 大神官さんの尿が出てません!」、看護師さんが困り顔です。

朝から全然、尿が出てない。

土曜日で医師も休みだから判断を仰げないらしく小生が「おしっこしたいから導尿管を抜いて」と頼んでもやってくれません。

それでも夜になるまで出ない、出ない(ToT)

ついに深夜になってしまった。

そのせいで膀胱はパンパン!

苦しくて苦しくて……

「あぁ、これはもう土下座してでも導尿管を抜いてもらおう」と小生が覚悟し、トイレに連れて行ってもらったところ。

やっぱり何も出ない。

この時点で導尿管やら点滴やらシリンジやらで小生の体は管だらけだったんですが。

それでも親切な看護師さんが「それじゃ見てみましょうか」と調べてくれたところ……

途中で折れてたんですよねwwww

導尿管がwww

そりゃ、尿も出ないよwwww

看護師さんの「あら、大変」の言葉に萌える余裕もなくwwww

パジャマの下で折れていた導尿管を戻してもらったところ、700mL以上、出ました。

気持ちよかった〜〜〜




そんなこんなで一番よく利用した施設がトイレでした(^_^;)

ここは不思議な場所で暑くも寒くもないんです。

何が凄いって洗面所の蛇口をひねるとぬるま湯が出ます\(^o^)/

これまた熱くも冷たくもない。

後、タオルがなくて使い捨てのペーパータオルのみ。

さすが総合病院ですね〜




手術は右手の関節あたりから管を差し込んで心臓の冠状動脈血栓を処理したわけですが。

当然、管を挿入した入口は傷口になってます(^_^;)

手術後はしっかり押さえて出血を防ぎつつ、自然治癒を期待するわけです♪

けれども、血栓を溶かす薬のおかげで血小板が働いてくれませんwww

血小板:「働きたくないわ− 薬のせいで働けないわー いやぁ、働けないの、ツレェわぁー」

ずばりかさぶたができないので傷口が塞がらないわけです\(^o^)/

そりゃ、血液の粘性を下げる薬を投与されているから一度、出血すると止まらなくなるわけですねwww

仕方ありません。

何か、ハサミのような器具で傷口をガッチリ押さえます。

出血を抑えるためにはもうそれしかないのです!

ええ。

それしかないのですが……

めっちゃ痛い(>_<)

小生:「右手が物凄く痛いんですが……」

看護師:「そりゃ、当然。圧力200加えているからね」

小生:「うぅぅ…せめて鎮痛剤を……」

看護師:「だから、心臓が弱ってるったっしょ〜」

小生:「鎮痛剤を射つと心臓も弱るから無理ってこと……」

看護師:「わかってるじゃなぁい♪」

小生:「ア、ハイ……」

…というわけで苦痛は我慢するしかありません。

何で小生がこんな目に遭うのやら、激しく世の理不尽を感じます。

でも、いくら嘆いても痛みは去ってくれません(ToT)

気を紛らわすためにはもはやペル方程式に頼るしかありません。

  x²−dy²=1 (x∈Z,y∈Z,d∈Z)

…って奴です。dは平方数でなければ何でもよくてありがたい。

まずはシンプルに……

  x²−2y²=1 (x∈Z,y∈Z)

…で行きましょうか。ほぼ勘でx=3,y=2とわかります。

実際、これらの数を代入すると検算できて……

  3²−2・2²=1

…となって確認できました(^o^)

じゃ、次はd=3にして……

  x²−3y²=1

これまたすぐにx=2,y=1とわかります。全部、勘ですねww

  2²−3・1²=1

…ですから、これまたすぐに確認できます。こうしてdを2,3,5,6,7と順番に増やしていけばけっこうな数のペル方程式を楽しめるわけですww

ある程度、dが大きくなると勘が通じなくなってしまいます。

dが二桁になって暗算がキツくなり、d=14あたりで無理ゲーっぽくなってきましたwww

いや、まだイケる!

  x²−14y²=1

  ∴x²=14y²+1

…と変形すれば何か適当な平方数に14を乗算して1を加算した数が平方数になればいいってことになりますw

これならイケるかもしれません☆

  14・1²+1=15………☓

  14・2²+1=57………☓

  14・3²+1=127……☓

  14・4²+1=……………?

このあたりで14・16の暗算が怪しくなってきました。二桁×二桁の暗算は厳しい。そろばん名人なら楽勝なんでしょうけれどww

こうなれば何かズルしちゃいましょう♪ 分配法則を用いて……

  14・16+1=14・(14+2)+1

         =14²+14・2+1

         =196+28+1

         =224+1

         =225

         =15²

…となって、ようやくx=15,y=4で成り立つことがわかりました♪

まじ、暗算がキツい!

計算用紙〜〜

いや、紙があっても起き上がって書き留める気力も体力もありませんwww

右手の痛みを我慢するか、暗算のキツさを耐えるか、二者択一?

こんなん、手術後の身動き取れない身体でもないとやってられ……

……なくもありません(^_^;)

以前、Python言語の嗜みでペル方程式を解くプログラムを組んだことがありましてww

現代のPCがどれだけ凄いのか実感したいのもあってやってみたんですが、d=13がきっついんですよね〜

  x²−13y²=1

これの整数解はx=649,y=180ですwww

わかるか、こんなんwww

まぁ、13以外ならd=20くらいまでなら遊べますからwww

全部、暗算だけですがねwww

いや、暗算がきついから気が紛れるわけですがwww

心筋梗塞の手術した後くらいなら退屈しない?

ペルさんも何か手術されて痛みに悩んでいるときに思いついたんでしょうかww

さすが、天才\(^o^)/

それにしても……

あ〜 痛い〜

結局、苦痛を訴えて早めに右手の傷口を押さえているハサミの圧力を緩めてもらいました。

200→150にww

それにしてもこれらの数字につく単位は何だったんでしょうね?




ごっつい本格的な酸素マスクは顔面にピッタリ着けるために緩衝材をはさみます。

吸気に空気が混じるとまずいんでwww

何しろ、酸素濃度100%ですからwww

凄ぇ\(^o^)/

でも、ごっついんで息がしづらくて苦しいや(>_<)

とりわけ、鼻が詰まるのが辛くて、鼻の通りをよくする点鼻薬ナザ○ルを使ったんですが、まだ、辛い。

「あれ? 効かない?」と訝しく思い、調べてみたらごっつい本格的な酸素マスクが鼻孔を塞いでいましたwwww

そりゃ、鼻詰まりの点鼻薬が効かないわけだよww

また、かんたんな処置をしてもらう時、簡易マスクに切り替えるんですが、これだと呼吸が楽♪

そこで「息がしづらいので簡易マスクに」と頼んだら看護師が替えてくれたんですよ。

「じゃぁ、お試しでやってみますか」的なことを言われつつ。

で。

簡易マスクに替えてみたらww

体内の酸素濃度が低下しちゃったwww

「あ、無理ですね〜」の一言で簡易マスクはお役御免(^_^;)

緩衝材を挟んでごっつい本格的なマスクを装着ですよ。

ジェット戦闘機のパイロットみたいでかっこいい\(^o^)/

…いや、あの人達が着けてるのは酸素濃度100%じゃないだろwww

別に心筋梗塞なんて患ってないだろうし〜




このあたりで外に連絡させてもらいました(^o^)

小生は携帯電話を持たない主義なので病院の内線の子機を借ります。

すると、危篤だったのでずいぶん心配されましたよ(^_^;)

心配してくれた家族、親戚、友人には頭が下がります。

けれども、どいつもこいつも病気の原因を小生のせいにしたがる(>_<)

糖尿病が代表的な生活習慣病だからでしょうが…そしられるような食生活じゃなかったっつーの!

そもそも乱れた生活とは縁遠かったし。

…ってゆーか、下戸で年間飲酒量は0mLだし。

タバコだって生まれてこの方、1本も吸ったことないし。

外食? 新型コロナ、新型コロナと騒がれるんで一年以上、外で食べてないし。

みなさん、どーして病気を人の生活習慣のせいにしたがるのやら(ToT)

どうにも納得がいきませんにょ……




一段落したので医師や看護師がやたら関心を示していた足に注意が向きました。

今はどうなっているのでしょう?

布団を剥いで見てみたら青紫色に変色していた足は元通りの色に戻っていました♪

あの状態がチアノーゼなんですね〜

初めて見ましたぉww

これでチアノーゼ起こした奴を小説を描くときも安心ww

何事も体験しておくものですww

ほんとに青紫色になって妙な斑紋も浮かんでいましたっけ。

壊死しかけていたんですね〜

凄ぇ\(^o^)/

そして、低酸素血症の影響か、よく見ると爪がボロボロです。

しばらく切ってなかったので伸びに伸びた親指の爪なんですが、何やら虫が食ったような腐食?

ギザギザとも違う、複雑に蜘蛛の巣が張ったような形に崩れています。

蜘蛛の巣と言うか、フラクタル図形のコッホ曲線ですね\(^o^)/

やったね!

足の爪が幾何学的に腐食してるぞ♪

これもチアノーゼの影響でしょうか。

おそらく、足が壊死しかけて爪に強くその影響が出たのでしょう。

首をひねっていたら看護師さんが足の爪をカットしてくれました。

ありがたい☆




さて、sin(36°)も求めてしまったし、やることがありません(>_<)

そして、胸の痛みはほぼ失せましたが、まだ体は起こす気力はない。

そこで今度は一次方程式を図形で解くことを考え出しました(^_^;)

まずはかんたんなところから行ってみましょう☆

  ax−b=0

当然、解は……

  x=b/a

…です。そこで真っ白な平面を想像し、原点Oから右上斜めに半直線を描き、長さがそれぞれa,bの線分OA,ABを作図します。続いて、左上斜めに半直線Lを作図し、長さ1の線分OCを決めます。そして、ACを結ぶ直線を引いて、続いて点Bを通り、ACに平行な直線を引き、直線Lとの交点をDとします。

これで決定した線分CDの長さをxとすると

  OA:AB=OC:CD

…なので、

  a:b=1:x

…ですから、比は内項の積が外項の積に等しいので、

  a・x=b・1

 ∴ x=b/a

…となって作図によって決定した線分CDの長さが一次方程式の解になっていますね。

ちなみに原点Oを眺めながら下に線分を作図することで負の数も表せます♪

このように定規とコンパスだけで一次方程式の解を決定できるようになりました。

乗ってきました! 次は二次方程式にも挑んでみましょう。

  x²=ab

これを解いてみましょう。

先ず、直径がa+bになるような円Oを作図し、直径ABをa:bに内分する点Hから垂線を引き、円との交点をそれぞれC,Dとします。この時、線分CH=DHになりますが、とりあえずCHの長さをxとしましょうか。

すると△ACHは∠AHC=90°の直角三角形ですから、ピタゴラスの定理が成立し……

  AC²=AH²+CH²

 ∴AC²=a²+x²

…です。

同様に△BCHについても推論すれば……

  BC²=BH²+CH²

 ∴ BC²=b²+x²

…が成り立ちます。

ところが、ここで△ABCに着目するとABが直径であり、Cが円周上の点であることから、円周角の定理によって∠ACBは中心角∠AOBの半分、3点AOBが一直線に並ぶことから∠AOB=180°なので∠ACB=90°となります。従って、△ABCも直角三角形とわかります。

それ故、これにもピタゴラスの定理が適用できるので…

  AB²=AC²+BC²

…となり、これに先の議論で得られた関係式を代入すると……

  (a+b)²=(a²+x²)+(b²+x²)

 ∴a ² +2ab+b ²=a²+x²+b²+x²

 ∴ 2ab=2x²

 ∴ab=x²

…となるので、

  x=±√(ab)

…となって、このx、すなわち線分CHの長さが二次方程式の解であることが明らかになりました♪

ちなみに直径の下に引かれた線分DHを“負の長さ”と考えればちゃんと解が2つになりますね。

bが負の値だと直径ABをa:bに内分する点Hが外分する点になって円の外に出てしまい、垂線が円弧とぶつからなくなりますwww

CHもDHも作図できなくなり、「題意を満たす実数xは存在しない」、いわゆる「解なし」になりますwww

これ、一応、“虚数解”として扱えましょうかwww

解けましたね〜

この場合、定規とコンパスだけで与えられた数a,bから円が描ければ解xが得られることになります。直径の上を正、下を負と考えればちゃんと正負の解±√(ab)が表現できますね☆

ここでb=1として作図すれば容易に√(a・1)=√aが得られることになります♪

これの何が凄いって√3とか、無理数の解も何ら苦労することなくわかっちゃうのです!

開閉法で3を開く必要もございませんwwww

凄ぇ楽!

…楽かな?

ええ、まぁ、楽なんでしょう。

だって、平方根が容易に決定できるんですからwwww

……容易かな?

開閉法よりは楽なのでいいのですよ、たぶんwww

後、永遠に計算が終わらない無理数√3だって幾何学的な作図の手法を用いることで一意的に決定できる、すなわち“題意を満たす数が存在する”ことを実感できます。

いくら計算を続けても終わらない、つまり正体のわからない無理数にもやもやしていた方々もこれで納得できるかもしれません。

意外な効用!?




……ってなことを延々、考え続けていたら時間が経ちまして(^_^;)

数学の何が凄いってお金がかかりませんwww

無料ですwwww

何より辛いのも苦しいのも忘れられますwwww

ある程度はwww

ここまで来たら体内の余分な水もだいぶ排出できてそこそこ具合が良くなってきました。

もう上体を起こすことも可能です。

上体が起こせるとなればまっさきにやることは何!?

ええ。

ベッドの下を調べて殺人鬼の大男が潜んでいないか確認することですね☆

何とか、上体を起こしてベッドの下を覗いてみたんですが!

CCU(Cardiac_Care_Unit)こと、循環器疾患集中治療室に備え付けの高性能ベッドには強力な電動機が搭載されていてベッドの下は支柱と機械でいっぱい。

殺人鬼の大男が潜む余地はありませんでしたwwww




では、次にやるべきことは!?

ええ。

ここは大きな総合病院です。

この病室でもおそらく少なからぬ患者が亡くなっていることでしょう。

つまり、オカルトです。ホラーです。怪談です。

きっと悪霊や亡霊が祟ってくるに違いありません。

そこでまた夜中のトイレに赴き、恐怖体験を……

でも…幽霊、見つかりませんでした(>_<)

まぁ、心筋梗塞と低酸素血症と肺水腫と末端手足のチアノーゼとついでに重度の糖尿病を患っているわけで4つくらい死の原因に苛まれている現状、亡霊の一匹くらい現れて「うらめしや〜」言われてもね。

死ぬ理由が4つから5つに増えるだけでwwww

「あぁ、うん、あんまり怖くないなー」思いましたwwwww




こんな具合に臥せっていると暇に見えたのか、医師が糖尿病に関するパンフレットを持って来てくれました。

医師:「たくさんあるけどww 読んでww」

小生:「了解☆ これで疑問の答えが得られるかもしれませんw」

医師:「病気について好奇心を持ってくれるとこちらとしてもありがたい」

小生:「早速ですが、この“インスリン抵抗性”というのは……」

医師:「これはですね……」

何か、色々質問していたら面白がってくれて。

医師:「追加の資料もあります♪」

小生:「わぁい☆」

医師:「読み終わったらテストもありますよ〜」

小生:「よし! 高得点、目指しますwww」

医師:「www」

何か、パンフレットの束が電話帳サイズになりました。

あぁ、“電話帳”ってのは昭和&平成の中期まで各家庭に配られていた氏名と電話番号のデータ集です。

殴るとヒトが殺せるくらいの重量を誇り、分厚い本の代名詞だったんですが…個人情報保護法ができたあたりから廃止されましたwwww

で。

ほんとにテストやりましたよwww

これまた20ページくらいあって設問もかなり破天荒。

量が多すぎて1時間くらいかかりましたwww

第一問の「糖尿病はインスリンの分泌不足によって起きる血糖値の上昇が引き起こす症状である」は引っ掛け問題だと思って☓をつけたら違いましたwwww

待て!

「糖尿病はインスリンの分泌不足だけでなく細胞のインスリン抵抗性によっても起きる」ってめっちゃ書いてあったぞ。

医師:「あー、患者にそこまでの知識は求めてないんですよー」

小生:「しくしく(ToT)」

他にも「次の項目から正しいものを選びなさい」って設問で5つの項目全部が○とか、破天荒にもほどがあるような問題が多数www

おい! 5項目の全部が○ならそれもう問題じゃないだろ\(^o^)/

小学生に出題したら泣くぞ!

いや、小学生は心筋梗塞と肺水腫で循環器疾患集中治療室に担ぎ込まれないかwwww




それにしても令和の総合病院って凄いんですよね〜

小生は見舞い以外の理由で病院に来たことはなかったので実際に体験すると驚くことばかり。

何が凄いって血液検査とか、一瞬なんですよ。

昭和の医師は看護婦さんと一緒に患者の腕を押さえつけて注射器をブスリ。

ずずずーっと赤黒い静脈血を注射器に吸い込んで。

看護婦さんが持ってきた試験管にブシャーと血液を流し込む。

こいつを繰り返し。

処置が終わると看護婦さんが患者の名前を書いた手書きのシールを試験管に貼ってゆく。

つまずいて転んだら試験管が割れて真っ赤な鮮血が床にバッシャァーですよ。

あ、注射針は使いまわしですぉwww

複数の患者でwww

そりゃ、昭和ですからねwww

よく小説や漫画で「麻薬患者どもは同じ注射器で薬を射ち合っていた」とか、「その上、注射針も交換していなかった」とか、「なんて不潔なんだろう」的な描写されているけれど。

昭和はそれが当たり前だったよwww

麻薬患者も犯罪者も病院の患者も同じ待遇だったよwww

それがこういう総合病院に入院すると血液検査もかんたんです。

何せ、小生の横にやってきて「じゃ、血液を採りますね〜」と腕から伸びる管にカートリッジをつけてバルブを緩めるだけ。

それだけで小生の名前が印刷されたカートリッジに血液が吸い込まれていきます。

何とハイカラな!?

しかも清潔♪

注射針どころか注射器そのものまで使い捨てっぽいww

そりゃ、コンタミネーションも起きませんよww

令和、いろいろ凄ぇ\(^o^)/




そういうわけでそれなりに具合が良くなってきたところで食事が出されました。

今まで点滴だけだったんですwww

まぁ、ベッドに寝たきりですしねwww

あの世に逝きかけていると食欲もわきませんし(^_^;)

小生:「点滴あるから食事は要らないのでは?」

看護師:「一番いい点滴でもササミ一本分の栄養価しかないんですよ〜」

小生:「なるほど、そういうものでしたか」

納得したので病院食をいただきます。

まぁ、言われるほどまずくはありません。

意外としっかり味付けしてあってめちゃくちゃ薄味で味がしないってこともない。

たしかにおかずは薄味でご飯が進むとはいい難いんですが、その分、丸○屋のふりかけが付いていてしっかり食べられるようになっています。

もっとも、肝心の小生が食欲ないんでwww

そりゃ、大病を患って死にかけている状況だと食欲も失せちゃうwww

基本的にご飯+おかず+味噌汁+添え物+お茶という構成。

けれども、最初の食事はご飯とおかずをなんとか半分くらいしか食べられませんでした。

添え物は煮すぎた野菜だったんでさすがにパス。

火を通しすぎてぐちゃぐちゃの野菜は苦手なのです。

味噌汁とお茶は全部飲みました(^o^)

くちびると口腔内がカラカラに乾いていたんで水物はありがたい♪

はて、飲水制限はどこ?

まぁ、それらを含めての650mLらしいのでOKっぽいwww




ところで。

血糖値が高すぎて糖尿病を患ったのだから、「血糖値を下げるためにも食べなきゃいいじゃん」と思ったわけですが。

どうやら飢餓の状態だと“糖新生”が起きるらしい。

餌が肉に偏っている肉食動物ではしばしば代謝の主力で、肉体が炭水化物以外からグルコースを造る代謝ですね。

雑食性の人間でも飢餓の状態で起きると聞いていましたが、血糖値の高すぎる、こういうときでも起きるんですね〜

こんなふうにそれが理由で死にかけてる状況であってもwww

1,食事を摂らない→血糖値が下がる\(^o^)/

2,肉体:「これは飢餓だ! 大変だ!」

3,糖新生が起きて無理やりグルコースが合成される(^_^;)

4,血糖値が上がるwww

5,さぁ、死のう♪ 血管を閉塞させちゃうぞ〜

6,心臓オワタ\(^o^)/

7,わぁい☆ 痛みも苦しみもない世界へ逝けるよwww

……と、まぁ、こうなるww

やったね、しあわせ独り占め♪

……

………

う〜ん、こういう展開はあんまり希望してないんですよね〜〜

只でさえ今現在、心臓オワタ式スタイルで生きているのでww

しあわせは独り占めすべきものじゃありませんしww

こういう生活がどれだけきついのかは身を以てつくづく思い知らされましたしww

まぁ、おとなしくご飯を食べますよ(^_^;)

死にたくないので(>_<)

えっ、異世界転生したいんじゃないかって?

心筋梗塞と肺水腫の合併症じゃ、苦しいだけで気絶しないから異世界転生できないっぽいwww

試してみた張本人が言うのだから間違いありません(^_^;)

やっぱり、居眠り運転トラックの出番ですよね☆

定番ですしwww

いや、伝統と格式かなwww

なので、心臓病で異世界転生とか邪道なのだとよくわかりますね〜




食事も食べたのでしっかり薬も出されるようになりました。

点滴やら、シリンジやら、血管へ直に流し込まれていた薬が今後は経口投与されるってことですね。

現代の総合病院はそのへんのインフォームドコンセントもしっかりしていてくわしく説明されました。

医師:「これは血液サラサラにするお薬です」

小生:「なるほど、血小板をアレしてコレして血栓を溶かすわけですねw」

医師:「そ〜ゆ〜ことですww」

おかげで点滴やシリンジの管がだいぶ減りました(^o^)

まだ、全身が管だらけですがwww

“アスピリン”の名称に当惑しましたが、どうやら頭痛薬ってわけでもなさそうです。

まぁ、ニトログリセリンが心臓病の薬として投与されることもあると聞いていますし、そういうこともあるのでしょう。

そもそもバイアグラだってもともとは勃起不全改善薬ではなく心臓病の薬でしたしね。

で。

ささくれ剥いたら大変なことに\(^o^)/

出血が止まらないwww

怪我をしても血小板が働いてくれないから傷口が勝手に塞がることなく、流血が続くのですwww

身をもって薬効が確認できましたwww

仕方ありません(^_^;)

ナースコール押して絆創膏をもらいましたぉww

たかがささくれを剥いただけでナースコールとかww

まぁ、それだけ弱っているってことでしょうか(>_<)




ご飯を食べると次にやるべきことは歯磨きです(^_^;)

電動歯ブラシを持ってきていたので手を動かすことなく磨けます。

磨けるはずなんですが……

左上の奥歯を磨いて、次に上の前歯、その次に右上の奥歯と磨いてゆくつもりだったんですよ。

けれども、右上に歯ブラシを持っていった時点で手が止まってしまいました。

「あぁ、体力が衰えすぎて歯ブラシも持っていられないんだ」と気づいて……

ビックリ(>_<)

自然と腕が下がってしまって歯ブラシを保持できません。

さぁ、どうする? どうする? キミならどうする?

ええ。そうですね…

呼吸して体を動かすエネルギーを取り戻すしか!

すー、はー…すー、はー…すー、はー……

酸素を吸って二酸化炭素を吐く好気呼吸によってグルコースからATPを、アデノシン三リン酸を合成するのです!

血糖値が高いので幸いなことにグルコースだけはたんまりあるww

だけど、呼吸が辛い……

ごっつい酸素マスクを被せられているので呼吸自体が辛いんですぉww

今や、心臓もポンコツですしねww

何、これ? 思ったよりきついぞ!

でも、呼吸することでようやく腕が上げられるようになりました。

歯磨き再開です(^o^)

あ〜 この程度のことで息が切れるほどに体力を使うとは……

我ながら衰えたものです(>_<)

それでも何とか歯磨きを終えて……




次は床ずれへの対応でした\(^o^)/

はい。

床ずれです。

長いこと寝てると布団と接している背中や腰の皮膚が擦れて傷つく現象ですね。

長いこと臥せっていると起きる、定番の擦過傷ですぉ☆

あぁ〜

小生も床ずれが起きるほど臥せっているということでしょうか……

実際、何か、尾骶骨あたりの皮膚が剝けて出血しているようで看護師さんに心配されましたぉww

ろくに動けない体をベッドで転がされて、傷に対して必要な処置をしてもらったんですが…薬の影響か、これがなかなか治りません。

結局、退院してからも悩まされました(^_^;)




ところで、重度の糖尿病を患ってしまった…ということなので血糖値を下げねばなりません。

そこでインスリン注射の出番です。

グルコースを肝臓なんかに押し付けて血糖値を下げる酵素ですねww

何やらこれも種類があるらしく(^_^;)

“ノボラビット”という製品は即効性がある分、効果が短い。

“トレシーバ”という製品は効果が控えめな分、ほぼ一日中効く。

そこで食事の前はノボラビット、就寝前はトレシーバを射つってことになります。

で。

最初は看護師さんが射ってくれていたんですが、しばらくすると自分で射つ練習が始まりました。

“注射”と言っても注射器を使うわけではなく交換可能な着脱式の注射針と薬液のカートリッジみたいな組み合わせですね。

結構、手軽です(^_^;)




さて、一週間も過ぎると手術のおかげで心筋梗塞の症状もだいぶ緩和され、体内の余分な水も排出されてゆきました。酸素濃度も98%を維持できたので酸素吸入マスクも簡易型の鼻に突っ込むだけの形になりました。

導尿管は膀胱に突っ込まれたままですが(>_<)

肺水腫が完治していないので未だに飲水制限が解けません。

なので、ナースコールは相変わらず命綱のままです。

「看護師さん、のどが渇いたので水をください」

これで水差しを取ってもらえますが、自分でも肺水腫がヤバイのはわかっているので飲水はなるべく自制していました。

早く治したいんで。

でも、唇が乾く、口腔内も乾く。

それでも飲めない。

やっぱり地獄(>_<)

もっとも、悩ましかった胸の苦痛が失せまして☆

ようやく気力が戻ってきたので仰向けで一次方程式の図形的解法とか試すだけの生活は終わりました。

二次方程式の図形的解法が途中までしか行けなかったのが心残りなんですけどね〜

まぁ、そんなことくらいしかできず、動けないで仰向けのままの生活が続いたのです(>_<)

それでも起き上がる気力はないのですが、何とか、愛用のタブレットPC“Amazon_Fire_HD10”を眺める元気くらいは戻ったので保存しといたアニメ『痛いのは嫌なので防○力に極振りしたいと思います。』第一期を観ました♪

実際、苦しいときは楽しいアニメ観ても楽しくないんですよ〜

息をするのも辛いと可憐な主人公♀を応援する気力もわきません(^_^;)

でも、なぜか、sin(36°)を計算する気力はあるww

不思議、不思議(謎)

だけど、他に保存しといたアニメがなかったので2周しました……

もっといろいろ保存しとけばよかった…o| ̄|_

まぁ、ゆっくり音楽も聞けましたが。

フリーWiFiなかったのでこれまた保存しといた分だけですが。

“007”のテーマ曲と“クラッシック選集”と“アニメ選集”ばかり何周も聞いてましたwww

これまた他にももっと保存しとけばよかった〜

保存しといた未読の小説や漫画もあったのでこれを読むのが一番楽しかったかな。




この時期はとにかく水が美味しくて。

耐え難いくらい酷く喉が渇くとナースコールを押して半透明の白い水差しをもらいます。

おそらくは使い捨ての安物…

…なんですが、とにかく水が飲みたくて飲みたくて(^_^;)

水差しが宝物に見えます\(^o^)/

そこからわずかに注がれる水で乾いて皮が剥がれかけたくちびるとカラカラの口腔内を潤し……

まぁ、控えめに行って天国ですね☆

しかも一回で終わりだと諦めていたらもう一回注いでくれる…ありがたい。

めっちゃありがたい。

ほんと湿らせるくらいなんですが、おかげで乾きを乗り切れました。

食欲とか失せてしまい、この時期は乾きだけでしたね〜

だから、水こそが世界一美味しく感じられる…そんな世界でした。

つくづく体験して初めてわかることの1つでしたね〜




我慢して寝ていたら〜 いい加減、体内の水が減って肺水腫の症状もだいぶ軽減されてきましたので。

でも、まだ、飲水制限は残っていて650mLから緩和されたものの、1000mLです。

だけど、右手の管はすべて撤去され、左手もだいぶ軽くなりました(^o^)

残るは左手の“ドブタミン”のシリンジだけです。

何か、心臓の機能を補助するような薬らしい。

ずいぶん、レントゲン撮影もされましたが、まだ、肺に水が残っているようで肺水腫の症状がある。

完全に仰向けになっても胸がゴロゴロ鳴るのは治まりましたが、まだ、咳き込んでしまい、苦しくなるのは変わりません。




そこで水を飲むのは最低限にして肺水腫の治癒に努めました。

すると症状が改善し、仰向けになっても胸が苦しくなるなんてことはなくなりました。

左手、“ドブタミン”のシリンジもようやく外れまして。

おかげで数日で一般病棟に移れました\(^o^)/

ありがたい。

何がありがたいって導尿管が外れたんでトイレに行けるようになりました。

まだ、看護師の介添えは必要ですが。

いや、1人でも行けると思ったんですけどね〜

「まだフラフラして危なっかしい」と案じられてしまいまして(>_<)

それでももうしばらくです。

頑張って治療に専念しているとおぼつかなかった足取りもしっかりしてきてようやく1人で歩き回れるようになりまして♪

移動制限も“棟内フリー”です(^o^)

まだ、“院内フリー”ではなく、そこまで自由に歩き回れませんが、けっこうな進歩です。

おかげで看護師さんを説得して病院内コンビニエンスストア“ローソン”を訪れることができました。

はい。

「ティッシュペーパーがほしい」と申告しましたが、本当はフリーWiFiが目当てですwww

けれども、なぜか、うまく接続できず……

タブレットPCをオンラインにできませんでした(>_<)




CCUから出て一般病棟に移る頃には体調がすこぶるよくなってきました♪

入院する前の、一応、まだ健康だった頃よりもさらに具合がよろしい。

謎の“胸焼け”も失せましたし(^o^)

冠状動脈血栓で心臓に十分な酸素が行き渡らなくなり、心臓の拍動が弱って、心筋が壊死してゆく……

あの痛みだけは二度とごめんです(>_<)

レントゲン検査によるとまだ胸に水が残っていて肺水腫は患ったままのようですが、だいぶ軽くなりましたね。

まぁ、何が嬉しいってこの健康が一番嬉しい☆

まだ、肺水腫ですが…いや、どこも苦しくない! これがいい!

レントゲン検査によれば肺に水が残っているようですが、もう仰向けに寝ても咳も出ないし、苦しくもなりません♪

そして…

苦しくなくなると妄想もはかどるんですよ〜

これなら数学しなくても済みます。

他に楽しいことを想像する余裕が生まれました(^o^)




すると、CCUを出る準備でしょうか。

リハビリテーションが始まりました。

まだ、体中が管だらけで点滴の架も左側に立っていますし、心電図の測定装置やら体内の酸素濃度を測定する器具も着けられていますが…

最初のリハビリテーションは兎にも角にもベッドから立ち上がる練習でした。

まぁ、これは以前からできていました…というか、うろちょろしていたので自ずとやっていたわけです。

なので、立ち上がれと言われれば立ち上がります。

リハビリ担当:「じゃあ、歩いてみましょう」

小生:「はい…あぁ…管だらけですねぇ(しみじみ)」

リハビリ担当:「はい、管だらけですね。重症でしたし…いえ、今も重症ですけど」

小生:「今、何もないところでスッ転んで心電図モニターと点滴と酸素濃度測定器を周囲にぶちまけるコミカル展開を思いつきましたぉ☆」

リハビリ担当:「やめてください。シリアスでお願いします」

小生:「ア、ハイ…そうですね。手間を増やしてまで笑いを取るわけにも参りません(笑)」

リハビリ担当:「はい。シリアス、シリアス」

…ってな感じで小生も自重してコメディ展開にはせず、真面目にベッドの周りを歩きましたよww




一般病棟は4人部屋です。

4人部屋なんですが、かなり大きいのでカーテンで仕切られていても1つの区画が四畳半くらいはあったでしょうか。

入口の棚にはゼリー状の消毒用エタノールが置いてあり、誰でも使えるようになっていました。

自動で患者の上体を起こしたり、足を上げたりできる高性能ベッドはやはり電動機を搭載していて、かなり強力のようです。

頭の上に白熱電球っぽい電灯がありましたが、おそらく発光ダイオードですね。

光は黄色でしたが、そこまで白熱電球っぽさを出さなくてもと思いましたよww

ベッドの左に鍵のかかる抽斗の付いた机があって、カードキーは右手に装着していました。

食事時は上面が拡張できて簡易的なテーブルにもなります☆

ここは“循環器疾患病棟”という呼称なので、同室のお年寄り達もまた循環器疾患…要するに心臓病みたいなものですから、結構、皆さんの容態は重く、漏れ聞こえてくる医師や看護師の会話から想像するにいろいろとヤバげです。

まぁ、そもそもCCUに担ぎ込まれて危篤の小生が一番の重症だったんですけどね〜〜

一般病棟に移された時点で軽症にランクダウンww

やったねww

もっとも…実際、その後は容態の急変などなく、おそらくは規定の退院手続きのための“予後の経過観察”って奴だったんでしょう。

夕食後はリハビリテーションを兼ねて、『人化♀したドラゴンが遊びに来るんだよ』の続きを妄想しながら病棟内を何周もうろついていたくらいですからww

よほど同室のお年寄り達の方がヤバかったように思えます。

血圧、酸素濃度、血糖値、心電図、レントゲン検査、血液検査などなどいろいろ調べられましたが…血糖値を除くとほぼ正常値だったようなので「ここでベッドを一台もらっていていいのかな〜」と首を傾げる日々……

ですが、まぁ、本当に危篤でしたしね\(^o^)/

予後の経過観察であってもベッドでお気楽な生活するとか……

もとい、安静にしている権利くらいはあったのかもしれません(^_^;)




ようやくドブタミンのシリンジが外れて、点滴スタンドと一緒に歩く生活からは解放されましたが。

左手に点滴の管だけが残されています。

何もつながっていない管だけです。

はて? さて? どういうこと?

看護師:「予後の経過を観察しつつ、不測の事態に対応するために残してあります」

小生:「なるほど、何らかの理由で容態が急変したときのために、ですか?」

看護師:「はい。そういうときはこの管に点滴やシリンジをつなぐんです」

小生:「ほへ〜 合理的ですね〜」

…ってことで左手に点滴の管だけ残りました(^_^;)

それで一週間ほどしたら抜くってことになったんですが……

医師が忙しかったらしく伸びに伸びて週末に入ってしまい、医師が休みなので抜いてもらえないww

看護師の判断や患者の要請で抜くわけにはいかないらしく、週末は我慢。

月曜日に抜いてもらうはずがやっぱり忙しかったらしく医師が来てくれません。

結局、リハビリテーションがてら棟内をフラフラ歩いていたら呼び止められて、その場で医師に抜いてもらえました。

廊下でパパッと処置してくれまして…さすがですねぇ。




とりあえず、棟内フリーとは言え、適当にうろついてみます。

数学?

飽きたwwww 他のことやりたいwwww

ペル方程式とか暇つぶしのテーマもあるにはあるけどwww

やっぱり飽きた\(^o^)/

トイレとか行くついでにナースセンターを覗いてみたら何やら注意書きがあります。

「当院ではセクハラや暴力を許容していません」「該当する行為を確認したら断固たる処置で対応します」…的な警告が書かれたボードが受付においてありました。

はぁ?

セクハラ? 暴力?

そこで聞いてみました。

小生:「患者によるセクハラや暴力ってあるんですか?」

看護師:「ありますよ〜」

小生:「病院に担ぎ込まれた患者が…う〜みゅ、元気があって羨ましい限りww ちょっとはこっちに分けてほしいwww」

看護師:「大病を患って死に直面すると恐怖でおかしくなる方もいるんですよ。精神状態が不安定になることもしばしばですね〜」

小生:「ほへ〜 なるほど、そういうものですか〜」

看護師:「あんな目に遭ったのに大神官さんは精神的に強いですね〜」

小生:「あははははww 色々と気がかりがありますからねwww」

うん。

こちとら小学生の時分から死の恐怖に苛まれてきたんだわー

今更、死病の1つや2つ患ったからって落ち込むようなことにはならんわー




そして……タブレットPCがオンラインにならない(>_<)

でも、院内コンビニエンスストアに行くには介添えが要るし(ToT)

勝手はできません。

仕方ないのでさらに数日…おとなしく耐えてみたところ、医師から色々話が聞けて移動制限を“院内フリー”にまで解除してもらえました。

ついでに飲水制限も1500mLまで解除♪

ようやく好きなだけ水が飲めます(^o^)

でも、先ずやるべきことは娯楽ですねwww

そこでローソンへまっしぐらwwww

あれやこれや試してたらようやくフリーWiFiに接続でき、オンラインで音楽や本をダウンロードできました\(^o^)/

これで『ヘンデルのメサイア』2種類と『音楽の捧げもの』を聞けるようになり、読書タイムが豊かになります。

沢○研二 の『勝手にしや○れ』も10回以上、聞きましたかね〜

うまく行ったので溜め込んだ百合漫画を読み漁る…のではなく、『TS狐娘は語られたい』という現代日本が舞台の長編ファンタジーが読み甲斐があって楽しゅうございました♪

長く患って臥せっているときは漫画よりも小説の文章表現の方があってるっぽい。

もちろん、百合漫画の方も漁りましたよ〜

『転生吸血鬼○んはお昼寝がしたいはお昼寝したい』、『裏世界ピク○ック』は食事時にピッタリ♪

未読のシリアス作品よりも既読のコメディ作品の方が読みやすく(^_^;)

『白雪姫と黒タ○ツ』や『お菊さんはいちゃ憑き○い』、『お嬢様はラブコメの主○公になりたい』、『御令嬢高嶋清乃は密○に嗜む。』、『姫と女勇者が結ば○るための12の聖行為』などなど……

えぇ、我ながらえちえち方面に偏ってますね(^_^;)

まぁ、小生、友情百合についてあまり感心しませんので。

一時期…かもしれませんが、女の子同士の友情を描く百合作品から“言い訳”を感じたのです。

「これは女性同性愛じゃないよ〜 女の子同士の友情だよ〜」的な。

そうやって作品の方向性に“逃げ”を用意することで批判をかわしたいという作者の言い訳ですね。

こういうのは大っ嫌いです。

今の時代、そういう“逃げ”をやる描き手はほとんどいないかとも思いますが。

その点、“性愛”を真正面から描くエロ百合には“逃げ”も“言い訳”もありません。

実に潔い☆

それにしても……

『メサイア』流しながら百合漫画を読めるベッドって…天国かな?ww




さて、重病で死にかけましたが、ここは発想のコペルニクス的大転換☆

“やむを得ず押し付けられた闘病生活”ではなく、“期せずして得られた長期休暇”と考えて休みましょう。

ついでにトレミーの定理も証明します♪

「円に内接する四角形の2組みの対辺の積の和は対角線の積に等しい」って奴ですねwww

純粋に幾何学的手法だけで証明するのは…相変わらず、面倒くさかった〜




そんなこんなで暇と退屈に悩むことはあまりありませんでした。

もっとも、納得できずに考え込んでいたんですが。

医師:「あれだけの大病を患うと落ち込んで鬱病になったり、逆に不安に駆られて情緒不安定になる方が多いんだけど、大神官さんは元気ですね〜」

小生:「えーっと、どうしても納得できませんで(>_<) 疑問が尽きないので落ち込む暇もない」

医師:「ふぅむ……」

小生:「自分、どうして心筋梗塞になったんですか? そもそも、糖尿病を患った理由がわからない」

医師:「アルコールはどれくらい飲んでいましたか?」

小生:「完全に下戸で0mLです。家族の晩酌にも付き合えません」

医師:「タバコは?」

小生:「生まれてこの方、一本も吸ったことがありません」

医師:「では、外食が多かったとか?」

小生:「一年以上、外食とかしてませんwww」

医師:「ふ〜む……」

小生:「もしや毎日食べていたイワシせんべいが……」

医師:「タンパク質とカルシウムなので糖尿病の原因にはなりにくい。そもそも体によさそうですね(^_^;)」

小生:「すると、毎日飲んでいるアシタバが病因に……」

医師:「植物…野菜ですからね(^_^;)」

小生:「体重も軽くて痩せ気味ですし、小生よりも太って血圧が高い患者も見かけますよ」

医師:「……」

小生:「小説を書き始めて以来、トレーニングを辞めてしまったので運動不足気味ではありましたが、暴飲暴食とも美食とも無縁…そこまで不摂生はしていないんですけれど?」

医師:「う〜ん、糖尿病の原因についてはけっこう誤解されいるのです。生活習慣病であると言われていますが、実は原因の50%くらいでしかありません。残りはストレスや体質ですね」

小生:「ストレスはなかったと思うんで…すると、高血糖になりやすい体質ですか?」

医師:「ご家族にそういう病気は?」

小生:「祖父が狭心症を患って入院、父が脳出血で他界しました」

医師:「じゃ、遺伝的体質ですね〜」

小生:「なるほど!」

…というわけで一応、納得しました。

どうやら、体質のせいらしい。

明治、大正、そして、昭和初期の貧しい日本であったのなら、粗食に耐えられる、体内に栄養分を貯めて活躍できる肉体は色々と優秀だったのでしょう。

それこそ握り飯2つに漬物だけの弁当で203高地に銃剣突撃をかますようなwwww

かつて、戦場の勇姿を讃えられたご先祖様達、旧日本軍の兵隊さんみたいですねwwww

けれども、食事が洋食化した現代の豊かな日本の食生活には対応できない、そもそも耐えられないっぽいwwwww

贅沢病?

うるせぇ!

糖尿病2類ってのは生活習慣病として知られているけれど、必ずしも生活習慣だけが原因ではないらしく。

普通の暮らしをしていても体質によっては罹患する…ってゆーか、これ、病気じゃないじゃん。

糖尿“病”?

只の高血糖体質やん\(^o^)/

ちなみに一般病棟に移ってからは血糖値だけが200mg/dL越えるくらいで、レントゲン検査も血圧も酸素濃度も心電図も全部クリアしてました。

何だww これwwww




ちなみに血糖値は{x[mg/dL]|70≦x≦110}の範囲に収まっていればいいらしいので高血糖ですね。

で。

朝食前、昼食前、夕食前、就寝前と測定する血糖値ですからww

これを使って遊べないかと画策ww

血糖値からディオファントス方程式を立てて解くという遊びを始めました\(^o^)/

血糖値が259[mg/dL]だったんで、もう1つは適当なメルセンヌ素数を当てはめて……

  259x+127y=1 (x∈Z∧y∈Z)

…という単純な一次式です。一応、用心のため、素因数分解してみると259=7・37なので127と互いに素であることは確認済み。

後はガウスの合同式を用いて……

  (127・2+5)x+127y=1

 ∴5x≡1 (mod 127)

…だから、これをあれやこれやいじくって……

  x=−127t−76 (t∈Z)

…を得ます。そこでこれを与式に代入して……

  259(−127t−76)+127y=1

 ∴y=259t+155 (t∈Z)

…が得られました。一応、検算としてt=0の場合のx=−76とy=155を代入してみましたが、たしかに……

  259・(−76)+127・155=1

…の成立を確認しましたwww

次は259に適当な小数点をつけて2.59にし、連分数展開を試みますww

これまた普段はやらない、これだけ暇なときくらいしかやる気が起きないテーマですねwww

  2.59={2;1,1,2,3,1,1,2}

…と決まりました。

意外と長いwww

まぁ、「血糖値1つあれば遊べなくもない」的なお話でした(^_^;)




深夜、目が覚めたことがあります。

一般病棟に移って最初の夜かな。

何やら隣から言葉が聞こえる。

寝言じゃありません。

はっきりした喋り方です。

「何と無神経な奴だ」

「このままではオレが潰される」

「我慢するしかないのか」

「大学教授になっても今は只の老害じゃないか」

…などなどです。

気になったのですっかり目が覚めてしまいました。

ここは彼のおしゃべりに参加すべきでしょうかwww

適当な受け答えして彼が激怒したら殴り合いに発展☆

楽しい深夜の病院ボクシング初興行です♪

ファイト!!

めっちゃやりたいwwww

でも、我慢しました(^_^;)

体力が回復してないので今なら小学生と戦っても負ける自信がありますからwww

でも、何だったんでしょうねぇ……




さて、CCUにいる頃からリハビリテーション担当の方が来て体力の回復に努めることになりました。

まぁ、前よりも歩けなくなったとか、困りますからね(^_^;)

最初は自力でベッドから降りて傍らに腰掛けたりするだけだったんですがww

一般病棟に移ったあたりから徐々に負荷が大きくなりますww

散歩も奨励されましたww

そこで夜の病棟を歩き回ります。

はじめは1周するだけで参ってしまうほどで「つくづく体力が失せてるな〜」思いましたけれど。

2周、3周と増やしていきますww

すると、リハビリテーション担当の方が喜んでくれましてww

固定された自転車みたいなトレーニングマシンにまたがってペダルを漕ぎますww

リハビリ担当:「じゃ、今日は坂道を上がるくらいの負荷にしてみましょうか」

小生:「了解!」

リハビリ担当:「目標は20分です」

小生:「がんばります☆」

なかなかきつい。

いや、これ、きつすぎね?

心臓発作で担ぎ込まれた患者はみんなこれくらいやるんでしょうかww

まぁ、やりますよ。

元の体力を取り戻したいし。

リハビリ担当:「棟内の散歩ですか。それはよろしい。昨日はどれくらい?」

小生:「3週、イケました」

リハビリ担当:「おぉっ! がんばってますね〜」

小生:「地球の平和を守るためw 日夜、血糖値と戦うヒーロー大神官ですからww」

リハビリ担当:「その意気や良し! じゃ、次はさらに上のメニューを」

すると、ヒンドゥースクワットやかかと上げ下ろしなどのメニューも増えてきました。

一番、きつかったのはストレッチの一種でふくらはぎ、腓腹筋を伸ばしつつ上半身を上げ下げする運動でしたね。

翌日、筋肉痛で痛くて痛くてトイレにも座れないwwww

いや、これ、きつすぎね?

心臓発作で担ぎ込まれた患者はみんな(以下略)

それでもリハビリテーションの手は抜けません。

就寝間際まで病棟を歩き回って3周、4周とメニューを強化して行きます。

我が循環器疾患病棟は隣に別の病棟があるんですが、そちらは何か行っちゃいけないように言われているので自分の病棟だけをうろつきます。

散歩ですからww

歩きながら惑星エランやエレーウォン大陸などなど『人化♀したドラゴンが遊びに来るんだよ』の舞台を思い浮かべて新キャラや新しいエピソードについて夢想してました。

歩いて。

歩いて。

歩いて。

もうすぐ5周目とか考えていたら。

看護師:「院内には感染症の方もいますからあまりうろつかないよーに」

怒られました(>_<)

リハビリ担当の方からは「歩け」言われてたんですけどねぇ……

看護師:「何事にも限度がありますので」

はい、ごもっとも。

おとなしく自分の病室で百合漫画、読んでますわー




こういう総合病院はいたれりつくせりでして。

CCUにいた頃もそうでしたが、一般病棟に移ってからも歩行に介添えが要るくらいの時期は看護師が体を洗ってくれるんですよ。

CCUでは濡れタオルで体を拭いてくれるくらいでしたが。

一般病棟だと洗髪してくれたり、足を洗ってくれたり。

足を洗うときは専用の器具が用意されていて、足をしっかり温水に浸けた上で、石鹸をつけて洗ってくれたり。

洗髪も専用の特殊なタライをベッドに持ってきて、これまたシャンプーで神を洗ってくれます。

そうそう、シャワー室もあります。

自力歩行できるようになった患者は自分でシャワー室に行けるのです。

そういや、“ラッキースケベ”もありましたwww

浴槽の縁に重ねられた桶が気になった小生がそれに触れたら、がらがらがたんと音を立てて崩れてしまい。

そうしたら「何事か?」と看護師さんがシャワー室を見に来てくれたんですよwww

その時、小生は全裸でしたからwwww

ラッキースケベ!?

ただし、見られる方www

さすがに「キャァー!」とは叫びませんでしたけどwww

漫画やアニメで見かけながら「ご都合主義wwないわーww」とか「お約束だなー」思っていたラッキースケベですが、「現実に起こり得るんだ」と感心しましたぉwwww




そういう看護師さん達、皆さん、凄いのです♪

当たり前ですが、患者は人間なのでそれなりに重いんですよね〜

痩せてしまったとは言え、小生もそれなりの体重なわけで。

重病で、重症で、動けない、そんな状態の小生をベッドに寝かせたり、起こしたり、ひっくり返して床ずれの上体を確認してくれたり、そういう色々をやってくれます。

う〜ん、人間1人をここまで扱えるのは何かコツがあるんでしょうか。

凄いとしか言いようがありません。

後、親切。

めっちゃ親切。

真夜中の午前2時だってナースコール1つでやってきて患者の要望に応えてくれたり。

それが只の「水が飲みたい」でも、ですよ。

しかも嫌な顔ひとつしない。

プロですね\(^o^)/

「他人じゃなくて身内にしっかり看てもらいたい」なんて意見もあるでしょうが、やはり素人よりプロですよ。

息子の嫁に看てもらうよりもプロに任せた方が遥かによいとお勧めしたい☆

病院では食後に薬が配られるんですが、飲んだ後の薬の袋をお膳に残すように言われるんですよね〜

患者が飲んだかどうか、確認するためのようで。

どうやら飲み忘れる、または飲まない患者がいるらしい。

何で?

まぁ、現実にそういうのがいるから看護師さんがいちいち確認しないといけないんでしょうが……

それもまた仕事?

頭が下がります(^_^;)




まぁ、そんなこんなで今も生きてます。

重度の糖尿病から心筋梗塞と肺水腫と低酸素血症と手足末端の壊死しかけ、いろいろヤバイ合併症を引き起こして死にかけてましたwwww

けれども、念願の異世界転生は叶いませんでした\(^o^)/

普通に考えて3〜4回は転生できそうでしたが、意識あったのが敗因ですねwww

何とか助かりまして、現在、退院しています。

2023年03月07日(火)の朝に退院できました。

結局、まるまる3週間、入院していたんですね。

マジで死にかけましたwwww

みなさんも謎の胸焼けに気をつけてください。

もしかするとそれは胸焼けではなく……




まぁ、生まれて初めての入院体験は悪いものではなかったのです。

医師は優秀だし、看護師は優しくて親切だし。

高性能ベッドに寝て、タブレットPCで音楽を聞きながら本を読む…そんな生活は非常にゆったりしていて気持ちのよいものでした。

追加でもう数日あのまま過ごしたく思えるくらいに。

もっとも、小生の場合、危篤レベルの心筋梗塞と肺水腫などの合併症で死にかけてましたからね〜〜

予後の経過観察?

体調の確認と検査を含めて長く臥せることになったわけでwww

そりゃ、重症の患者を手術したからもういいやと放り出すわけにもいかなかったのでしょうwww

しかし、「病魔は人知れず彼の肉体を蝕んでいたのだ」みたいな表現はしばしば目に入りますが、そんな陳腐な表現を自分が実際に体験することになるとは思いませんでしたねwww

気をつけましょう。






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<<続編はないと思っていたのだけれど>>

現代日本は平和で安全です。

異世界ファンタジーのように盗賊団や魔族が跋扈していませんし、いきなり、魔物のスタピードも起きません。

その分、人間の命は重く、めったなことでは大事故や重病は起きないものです。

普通は。

例外は異世界ファンタジー行きの片道切符を届ける謎のトラックくらいですねwww

ところがですね……

そんな平和で安全な現代日本でも大変なことは起きるのです\(^o^)/




はい、また入院しました。

2023年04月03日にww

今回は眼科ですwww

えっ、眼科にかかってどうして病院に担ぎ込まれるのかって?




先日、また総合病院を訪れていたんですよ(^_^;)

高血糖体質に起因する眼底検査で本格的に調べるって話だったんですが、まずは心臓リハビリテーションを受けました。

日々のトレーニングが功を奏したのか、心電図も血圧もクリア。

問題なしです。

担当が変わったので自転車走行器具も軽めのものになりました。

前・担当さんのときは坂道20分とかwww

心筋梗塞で担ぎ込まれた患者のリハビリテーションか、それwww

まぁ、担当さんが変わり、負荷が軽くなったので楽ちんです。

ペダル漕ぎながら壁のポスターに書いてあった『心臓病に気をつけよう』の文句を眺めて「高血圧、肥満、高脂質、飲酒&喫煙のどれにも覚えがない」と嘆いたら「ストレスかもしれませんね」と言われましたww

いや、多分、それも違う(^_^;)

まぁ、予後の経過は順調で「運動後の脈拍や血圧の戻りもよい」とお墨付きをもらいましてホクホクです。




じゃあ、次は眼科へGO!

眼底検査に挑みます☆




眼科の待合室ではいつもの瞳孔を拡張する厄介な目薬を差されてうんざりしつつも太陽光線の下じゃないからまだ若干の視力不調で済んでいます。

診察前の問診で「造影剤のアレルギーはないか」と問われてはっきりすっぱりきっかり「ありません」と自信満々に答えて同意書にも署名しちゃいましたぉwww

その上、「昭和の人間はアレルギーなんぞにならないのです(笑)」「そもそもアレルギーなんて存在しないのです(笑)」とフラグもバッチリ立てておきましたwwww

いや、だって、心筋梗塞と肺水腫の合併症で3週間入院して、先日、退院したばかりですよ。

CCU( 循環器疾患集中治療室 )に担ぎ込まれて連日の検査、検査、検査でしたよ。

そりゃ、レントゲン検査も何度もやりましたし、当然、造影剤にも慣れきっていると思うじゃありませんか。

でも、違いました\(^o^)/

眼科の眼底検査で使うタイプとは違ったんですwww

それで。

左腕に特殊な造影剤フルオルセインを点滴されてから左目の眼底検査を受けていたら♪

装置の中で光が左から右に動くんですね。

それを目で追うように言われてその通りにしていたら……

突然、強い嘔吐感に襲われました\(^o^)/

その上、何か、すごく苦しい! 超・気持ち悪い!

「何だべ?」と思いつつ、「この光がストレスになっているのか?」と思いながら眼底検査の機械にしがみつきます。

倒れそうになりながらも何とか身体を支えていると「大神官さん、吐き気ですか?」と看護師さんから容器を差し出されます。

「あぁ、ここに吐いていいんだ」と理解しつつも口からは何も出ない。

吐こうとしても吐けないんですね、これがwww

とにかく物凄く苦しい。

意識を保っていられないくらい苦しい。

「大神官さん、大神官さん!」と呼びかけてくれる看護師さんの声だけは聞こえているのですが。

返事をする気力がわきませんwww

いや、面白い返しが思いつかなかったんでwww

あまりにも苦しいとギャグなんて思いつかないんですよね〜

でも、まぁ、ここだけの話。

「眼科で昏倒するとか面白くね?」とは思っちゃいました(^_^;)

それで返事できるのにしなかった…ってのは我ながら何だかなぁと今になって思いますよ。

まぁ、そんなこんなで担架の上で伸びている間はそんなアホなことを考えていましたねww

あ、今は担架じゃなくて“ストレッチャー”って言うんでしたwww

そんなこんなで横たわったまま、道路を疾駆するストレッチャーの振動に揺られながら、小生は集中治療室に担ぎ込まれたのでした。

またしてもwww

まぁ、今回はCCUじゃなくてICUでしたけどね。

似たようなものかww 前回と同じく重篤だしww




で、この強烈な症状の原因は。

眼底検査で使う特殊な造影剤フルオレセインに対するアレルギー反応でした。

アナフィラキシー・ショック!!

低血圧と嘔吐と呼吸困難を引き起こしてました\(^o^)/

もちろん、体内の酸素濃度も大幅低下!!

死ぬかと思いましたよww

毎度のことですがww




でも、小生は運がいい。

助かりましたからね。

本当は駅前の小さな個人経営の眼科にかかるつもりだったんですよww

たかが、眼底検査ですからね〜

総合病院にかかる必要もないと。

けれども、予約にそのまま入っていたんでこれ幸いと総合病院の眼科で眼底検査を受けることにしたんです。

で。

この造影剤フルオレセインで重篤なアナフィラキシー・ショックを引き起こす確率は数万分の1wwww

えっ、そんなんに引っかかったんだから運が悪いんだろうって?

いえいえ、そんなことはありません。

駅前の小さな個人経営の眼科でぶっ倒れていたらとっさに処置してもらえなかったことでしょう。

かかりつけの総合病院だから素早く適切な処置をしてもらえたのです。

何しろ、つい先日まで心筋梗塞と肺水腫の合併症で入院していたんですからね。

病因を突き止める資料は揃っている。

循環器疾患の医師に情報が行ってすぐさま「心臓じゃない」「これはアレルギーだ」と正確な診断を下してもらえたので。

免疫抑制剤を処方されて。

懐かしのwww酸素マスクもつけてもらえましたwww

うはっ、久しぶり☆ やったね\(^o^)/

ストレッチャーに横たわったまま、医師らが「もともと低血圧だったのでは?」「そのようです」みたいな会話を聞いて「はい。低血圧の患者でございます」と左手を上げた小生です。

その時点でもまだだいぶ強い吐き気に苦しんでいたのですが、まぁ、いつまでも喋らないままではいられません。

「意識あったんですか?」の問いに「返事をする気力がわきませんでした」と答えます。

いや、その通りだしw

嘘は言ってないしw

眼科の医師と看護師らがちょっとビックリしてくれたら面白いとか思っていたのは内緒www

実際、物凄く苦しかったんですよ。

呼吸困難もありましたし、体内の酸素濃度も低下しました。

つまり、この苦しみは酸素欠乏ですね。

またしてもwww

アナフィラキシー・ショック、怖ぇ!

死ねる!

余裕で死ねる!

これが最後かとも思いましたぉ☆

またしてもwww

そんなこんなで「症状が重篤なので入院しましょう」と言われまして病室へww

前回が循環器疾患病棟333号室だったのが今回は334号室でしたww

ただいま〜、おなじみの病室♪

そして、2泊3日ですww

タブレットPCに入れといた漫画を読み漁りました(^o^)

ネット小説も縦書きPDFで一気読みですぉ☆

ヘンデルの『メサイア』はユージン・オーマンディ版とロンドン・フィルハーモニー版を3周しました♪

まぁ、たっぷり休養できるので入院も悪くありません。

もっとも、やたら寒く感じたのはやはりアレルギー反応によるアナフィラキシー・ショックのせいでしょうか。

血糖値も馬鹿みたいに上がってしまいまして383mg/dLを記録しちゃいましたよ。

どうも肉体が瀕死になると糖新生が起きるようですね(^_^;)

それに加えて免疫抑制剤プレドニゾロン錠(タケダ)5mg☓2の副作用?

まぁ、これは仕方ありませんね。

おかげでトレシーバともノボラビットとも違う、第3のインスリンを射たれることになりました。

食前に射ってもらっていたのでおそらく即効性タイプですね。




そういうわけでまたしても酷い目に遭いました。

高血糖体質から来た心筋梗塞は遺伝の結果。

造影剤フルオレセインに対する重篤なアレルギー反応も遺伝の結果。

どれも確率的に非常に低いことです。

ええ。

一言で言って運が悪いわけで。

けれども「運が悪い」って何でしょうか?

例えばサイコロを投げて1の目が連続で6回出る確率は……

  (1/6)^6

 =(1/6)*(1/6)*(1/6)*(1/6)*(1/6)*(1/6)

 =1/46656

 ≒0.0000214

……なので、まぁ、4万6千6百分の1、およそ0.002%ってことでいいでしょう。

連続で1の目が6回出るなんてことは奇蹟くらいにしか思えません。

だけれども。

例えば、サイコロを投げて2の目、1の目、4の目、4の目、5の目、6の目なんてでたらめな目が出る確率もまた同じ計算の結果です。

2の目が出る確率が1/6、それに続けて2の目が出る確率が1/6、更に続けて4の目が出る確率が1/6、それに続けて…って計算していけばやはり確率は1/46656≒0.002%って確率になる。

なっちゃうww

これら、事象の確率は等価なんです。

1の目が連続して6回出る確率も、でたらめな目が出る確率も同じ。

それら、只の事象を人間が評価して『1が6回も続くなんて運がよい』とか『無意味な出目の羅列で意味がない』とか勝手に定義しているだけwww

いいですね。

とても人間らしい(^_^;)

曖昧でロマンティック♪

けれども、現実の時空間にそんな意味付けは通用しません。

しょせん、サイコロの出目に意味なんてない。

それはトランプのカードも麻雀牌も同じ。

特別な意味は博打打ちが集まる賭場の胴元が決めたローカルルール♪

ラッキーセブンだって、ロイヤルストレートフラッシュだって、九蓮宝燈だって、全部、その場で人間が“特別”だと決めた“役”に過ぎない。

ありがたがるとしてもその場でしか意味がないのです。

そして、高血糖体質もアレルギーも遺伝の結果ですから、それはDNA、デオキシリボ核酸の塩基配列の結果に過ぎない。

アデニン、グアニン、シトシン、チミン…これら、塩基配列は人間が勝手に決めたローカルルールじゃなくてそれぞれに意味のある結果をもたらしますが。

それこそ天の配剤ですわ\(^o^)/




さて、『インターネットにはいろいろな人々がいますから』って言うことがありますよね?

これ、裏の意味は『バカはどこにでもいるから仕方ないので我慢しろ』ですwwww

まぁ、こういうことを言わなきゃいけない場面ってのは…電子掲示板やチャットを運営している人々にとっては当たり前の現実ですがね。

で。

こういう話をしていると聞こえてくる、聞こえてくる。

遺伝的形質を先祖や直近の親に絡めて言う奴。

無茶、言うなwww

しょせん、遺伝的形質などはデオキシリボ核酸の塩基配列がもたらした結果に過ぎません。

全て偶然の産物、天の配剤。

世の中、二重瞼とか、身長とか、こだわるヒトもいるでしょう。

で、それを先祖のせいにしたり、先祖のおかげにしたり。

よい血筋だ、悪い血筋だ、とか。

はっ、バカバカしいにもほどがある(怒)

親は生まれてくる子供の性別すら自由にできないのですよ。

美男美女の父母がいくら祈っても思い通りの子供は生まれませんよね?

両親が見目麗しくても子供はブサイクなんてことはままありますし。

それで「オレに似てない」「浮気だ」何だと騒いでDNA鑑定した挙句、恥の上塗り?

果ては離婚されてしまったり、世の中は悲喜こもごも、愉快な限りではありますwww

しかし。

そもそも、“優れている”とか、“劣っている”とか、そういう価値観そのものが硬直化した思考。

例えば、玉投げが得意な奴がプロ野球投手として大成した、頭のおかしい殺人狂が事件を起こした、などなど世の中、いろいろなことがありましょう。

けれども、その玉投げが得意な奴が江戸時代に生まれていたら祭りの催しごとでしか活躍できませんよ。

殺人狂だって戦国時代に生まれていたら頼もしい味方として敬われる武将になっていたかもしれません。

それら、“優れた要素”、“劣った要素”ですら、そいつがたまたま生まれたその時代のそういう環境で評価してのこと。

そう考えれば、それらの要素を過度にありがたがったり、過度に僻む必要はないと思いませんか。

遺伝的形質というものは先祖の“せい”にしたり、“おかげ”にしたり、過敏になるものではありません。

しょせん、只の塩基配列であり、偶然の産物なんですから(^_^;)

先祖が自由意志の選択の下で決定し、授けたわけじゃないんですよ。

受精の際にたまたま偶然、そういうふうに塩基配列が決まっただけのことでしょう?

二重瞼にならなかったのも、高身長になったのも、それこそ偶然ですわwww

これら全部、お母さん、お父さんの“せい”ですか? “おかげ”ですか?

じゃ、相続税を掛けなくちゃいけませんね\(^o^)/

バカバカしい(怒)

遺伝は遺産じゃないんです。

誰の“せい”にも、誰の“おかげ”にもできませんにょ。

例えば、漫画の1シーンで……

父親:「息子よ、何でお前はそんなにブサイクなんだ?」

息子:「てめぇ、鏡見ろ! オドレの遺伝じゃぁぁぁっ!」

母親:「産むんじゃないかった」

…とかwwww

ギャグ漫画で定番の1シーンですねwww

でも、これ、リアルでやったらドン引きですよ。

ギャグ漫画だから「あり」なんです。

まぁ、小生も自作でよくやりますけどね。

“糖尿病”とか、言われましたが、小生の高血糖体質だって明治や昭和初期の日本が貧しかった頃であれば栄養を超効率的に活用できる優れた遺伝的形質でした。

単純に現代の豊かな、洋食化した日本の暮らしに合わないだけですww

昔は優れた要素だとありがたがっていたのを時代が変わって通じなくなったからと言って劣った要素だと僻むのってwww

小生には酷くバカバカしく思えるんですよね〜

まぁ、ギャグ漫画のネタには使えそうですけどね(>_<)




ええ、実は小生もベッドに臥していて一瞬だけ考えたんですよ。

悪いことが続きすぎる、と(>_<)

それでこういう凶事の連なりは何か呪われているのではないか…みたいな考えにとらわれることもあるのですね〜

でも、同時によいことも続きすぎています(^o^)

何しろ、九死に一生を拾ったw それも1ヶ月に2回w

遺伝子の塩基配列が最悪だった→悪い!

死ぬはずだったのに腕のいい医療スタッフのおかげで助かった→よい!

まさしく、塞翁が馬、禍福は糾える縄の如し…と格言を並べるまでもなくww

人気のネットファンタジー小説ではしばしば神様的な存在から“魔法”や“超能力”を授かりますが。

知らないうちに小生もスキル【高血糖体質Lv.10】とスキル【造影剤アレルギーLv.10】をゲットしていたんですね〜

……

………

うん、めっちゃ外れスキルだわwww

冒険者パーティー追放、待ったなしだわwww

いえ、いいんですよ。

こっから巻き返すんですから(^_^;)

外れスキル持ちは幸運な主人公の証。

あっ、1ヶ月以内に九死に一生を2回も拾った小生は間違いなくスキル【幸運】持ちですしねwww




まぁ、何よりも。

もしも、こういう凶事の連なりが何か呪われていたり、祟られているせいだと仮定した場合。

ならば、それに対抗できるのかって話になります。

超自然的な何かが小生を祟っている?

大変だ!

対策しなくちゃ!

悪運を避け、幸運を呼び込まなくちゃ!!!

……って、無理ですよね〜

だって、ですよ。

それって確率を自在に操作できる技術が存在するってことになるじゃありませんかwww

幸運を呼び込み、悪運を退けるって、サイコロの出目やら株価の銘柄をことごとく操作できるってことになりますよ。

凄ぇ!

ソレができるんなら凄ぇ!

…ってゆか、できてたら無敵ですよね?

確率の操作ができる能力者なら間違いなく世界一の成功者になってるわけでwwww

現実は非情です。

そんな成功者はいません(^_^;)

つまり、悪いことが重なったからと言って行いを改めても無駄。

よい行いをすればよいことが返ってくるとか、悪いことをすれば悪いことが返ってくるとか、格言ですらない。

せいぜい、為政者の夢でしょwww

もしも、そうであってくれたら民衆が社会を良くしてくれて自分の手間が減ってくれる的な。

そんな都合のいいことはありません。

だって、全部、独立事象ですからwww

確率論的にwww

もしも、よい行いと悪い行い、それらによいことや悪いことが結びついて関わりがあるのなら…それらは互いに従属事象ですからとうの昔に観測されて新たな学説が生まれているはず。

世の中には善人しかいなくなりますよね〜

それこそ、そうなってくれたらいいなって話、願望です。

格言ですらない。

だから、よしんば凶事が連なっていたからと言って今後にそれを避けようとする努力は全くの無意味と言えます。

なんたって、確率を操作する技術が存在しないんですから\(^o^)/

現実は非情であるwww

ロマンがありません。

だから、小説や漫画やアニメやゲームなのですよね♪

そこで、アニメ『お兄ちゃんはお○まい!』の円盤を予約購入しました☆

退院直後に!

我ながら自分は抜け目ないヲタクだと思います♪




…ってなわけで、昨日、2023年04月06日、退院してきました。

まだ、喉が痛く…って、まぁ、これはアレルギー反応として普通のことですね。

こういう普通のアレルギーであればよかったんですが、またしても重篤な症状でしたよwww

…なので今はおとなしくしています。

自作『人化♀したドラゴンが遊びに来るんだよ_〜暁光帝、降りる〜』の方もちょこちょこ手を入れていたんですが、今は一休み。

新キャラの方はだいぶ固まってきましたしね。

すぐにいつもの調子を取り戻せることでしょう。

お楽しみに〜

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実話です☆ 異世界転生しそこねました\(^o^)/ Et_Cetera @et-cetera_1602

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