第45話 緊急討議 ~ 風の子学園事件 2
散髪に行った先の駅前の珈琲店にマウスを忘れてしまった米河氏。
予備を出して、現在、ネット情報を検索中。
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参考資料 続
何が自然だ、笑わせるな! ~ 風の子学園の記憶
https://kakuyomu.jp/works/16817139558635238725/episodes/16817139558668906912
↑ 第3話 草むした風の子乗馬場。そして・・・
https://kakuyomu.jp/works/16817139558635238725/episodes/16817139558720364420
↑ 第4話 あれも、ええ加減なおっさんでなぁ・・・
https://kakuyomu.jp/works/16817139558635238725/episodes/16817139558721297990
↑ 第5話 今や「情弱」の、元教師たちへの手向け
https://kakuyomu.jp/works/16817139558635238725/episodes/16817139558744393278
↑ 第6話 「自然」や「人間」を、やたら銘打つ者たち
https://kakuyomu.jp/works/16817139558635238725/episodes/16817139558778957153
↑ 第7話 美辞麗句は、ホントにご用心!
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米河氏の弁
大体ねぇ、自然に囲まれて云々なんてホザく者に、ろくなものがいねえときておりますよ。皆さんが皆さん、そうとは言いませんけどね。
都会は無機質でヘチマのへったくれ、それに比べて田舎は空気がうまいだの。
東京程度の空気も耐えられんようなら、わしゃ、人間辞退したるわボケ!
しかし、最近なんか、目やにがよう出るわ。
↑ 某大陸方面からの大気汚染ではないかとの指摘をされる方あり。
それはともあれ、その島というのは、入所者を逃げ出させないための「要塞」ってことやね。養護施設をわざわざ丘の上に移転させるのも、同工異曲や。
あの頃無理解に苦しめられた少年少女の仇を討つときぞ来れる。
とことん行くしかない!
森川氏の弁
自然を云々述べる人間の偽善と欺瞞はたしかにあろう。
だが、その弁やそれを述べる者らを全否定するのはいかがなものか。
この事件の園長である坂井氏の一連の言動に免罪符を与えるつもりはない。
彼は確かにレイテ湾海戦で九死に一生を得られた人物であり、まして海軍精神というものを全否定するつもりはないが、自身のその後の言動が帝国海軍をも貶めた行為であったことに、彼は心底反省しておるのであろうか。
それにしても米河氏は、先日の「まだ簡単に孕んで~」の構図を使った論法を使ってきそうな予感がするのう。どのように反論したものであろうか。
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