緊急討議 ~風の子学園事件
第44話 緊急討議 ~ 風の子学園事件
2023年6月22日・木曜日。
1991(平成3)年7月下旬の「風の子学園」の事件につき、久しぶりの動きがあった。
これは、広島県三原市の小佐木島にある、
「自称!(~著者注)」情緒障害児更生施設・風の子学園で、
コンテナに長時間閉じ込められた少年と少女が、死亡したという事件。
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参考資料
何が自然だ、笑わせるな! ~ 風の子学園の記憶
https://kakuyomu.jp/works/16817139558635238725/episodes/16817139558635669568
↑ 第1話 2022年9月4日・恩人の誕生日に
https://kakuyomu.jp/works/16817139558635238725/episodes/16817139558668407094
↑ 第2話 あれは、論外ですよ。
以下、第7話まで継続して完結させておりましたが、昨日より、第8話以降を緊急配信決定。
https://kakuyomu.jp/works/16817139558635238725/episodes/16817330659232150349
↑ そして、32年後 第8話 ついに、コンテナ撤去
なぜかこの数日間、こちらの作品群とは別の旅行記のアクセスが異常に増えておりまして、メールチェックをしていてそれを確認しました。
https://4travel.jp/travelogue/11780411
↑ 風の子学園の記憶 ~小佐木島訪問記 1991(フォートラベル旅行記です)
以下、本作品群は上記の「ノンフィクション」とかなり設定が違うところで成立しているものですが、こちらでも、形を変えて反映させて参ります。
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この事件を受け、米河清治氏は森川一郎氏との協議の結果、本日予定の討議を2日遅らせ、25日(日)未明に行うことを決定。
森川一郎氏の弁
大槻前園長がZ氏(注:創作上はそうなります)に対し述べた、
「あれは、論外ですよ」
という、その一言に尽きる事件です。
米河君に対しても同趣旨のことを大槻さんは述べられたようであるが、正直こんなものは福祉でも教育でも何でもない。およそ論評に値しないものである。
岡山県の福祉の黒歴史の中には、確かに福祉を語ってとんでもないことをした大馬鹿者も少なからずいるが、この件に対してはもはや、擁護の余地などない。
とはいえ、32年も経った後とはいえ、小佐木島の負の遺産が撤去されることで、本件を「総括」するきっかけとなったことは確かでしょう。
本件に関しましては、リアルタイムでこの事件をウォッチしている米河さんと討議の上、私見を述べて参ります。
米河清治氏の弁
実は私、O大学の先輩宅でかねて耳にしていたこの事件をテレビでしっかりと意識させられまして、それから、思うところありまして事件から約3カ月後に、現地に取材をしてきました。
大槻園長ともこの事件の話をした覚えがありますが、まさに森川先生御指摘の通りでして、まったくの論外な事件でした。
ただ、この事件のコンテナが撤去されるまでの過程につきましても、現在そして今後のこの社会における問題点が一つ、浮き彫りにされたと思料しております。
その点につきましても、森川さんとの討議の上で明らかにして参ります。
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