第4話 答え
彼女と私が会うには大変準備がいる。レストランの一角の個室で静かに会うことになった。私は、ただただ緊張していた。
私は、彼女の前に座った。ただ挨拶を交わし沈黙が続いた。私は俯く彼女を見ながら今日で最後かもしれないと考えながらただただこの沈黙を聞いていた。前菜が来る前に彼女から口を開いた。
「結婚の話お受け致します。」
私は黙ってしまった。なぜなら、驚いたからだ。公式な場ではないので断れるチャンスもあったはずだ。私は少しして、やっと口を開いた。
「本当ですか?」
私は、とても驚いていたのつい言ってしまった。私はとても理由が気になった。彼女は仕事を愛してた。仕事を辞めることになる結婚を選択する理由がなかった。
「本当です。私はあなたのことをお慕いしています。」
「仕事を辞めないといけませんよ?」
「わかっております。」
彼女は大きな決断をしたのだ。私は、とても感謝した。私の恋は実ったのだ。
わたくしと結婚していただけますか? 西園寺 椿 @beau_sakura10
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