地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。

「あんたのせいよ」

『…のせいじゃないよ』


「なんであんたが生きてるのよ」

『生きていてくれてありがとう』


「あんたなんか産まなきゃよかった」

『生まれて来てくれてありがとう』


「あんたさえ居なければ…」


9歳の幼い女の子が居た。
その女の子は両親から虐待を受けていた。しかし抵抗することも、助けを求めることも、両親に愛情を注いでもらうことも全て諦めていた。

そしてある日、運命を変える出来事があった。

そこで出会ったのは極道の人達。
極道のみんなは女の子を可愛がり両親から守ってあげる。最初こそは中々話してくれなかった女の子だが、だんだん心を開き、極道のみんなと仲良くなっていく──。


感動のラスト


『”愛してるよ“』


※野いちご、ベリーズカフェにも掲載しています。