主人公である『私』の、川についての想いを綴ったお話。 わずか500文字強の掌編です。 静かで、穏やかで、とても綺麗な文章が好き。 語られる内容そのものが心地よく、胸の奥に深く染み入るような美しさを感じます。 何か出来事や行動のようなものはあまりないにも関わらず、語りの流れそのものにストーリーを感じさせてくれるところがなによりの魅力。 特に最後の最後、結びが好きです。 こんな形の物語があるのかと、ついうっとりとため息をつかされました。 とても短くやさしいお話。おすすめです。
川に沿って、渡って、会う。楽しく読ませていただきました。
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