第5話

―――数日後のある夜。

 泥酔したゴードンを連れて、アルフレットが帰宅して来た。

「すぐにみんなを呼んで来ますっ」

 出迎えたメルティが屋敷のルールに則り、他のメイドたちを呼びに行こうとするが、アルフレットにやんわり止められた。

「それより閣下を寝室へ運んでやってくれないか」

「わ、わかりました。セラ、手伝ってちょうだい」

「はい」

 近くにいたセラが応じると、今度はそれもアルフレットに遮られる。

「すまないが、彼女には僕から話がある。メイド長、君一人で閣下をお連れしてくれ」

「は、はあ」

 腑に落ちない様子ではあったが、反論する事もできずにメルティはどうにかゴードンを肩に担いで階段を上り、ゴードンの寝室へと彼を運んで行った。

「私に何かご用でしょうか」

「ふむ。君は確か、セラと名乗っていたかな?」

 確認するように聞いてくるのに対し、セラは短く肯定した。

「ではセラ。君の目的を教えてくれないかな」

「目的、ですか?」

「ああ、そうだとも。グリーナ・Ⅴ・シュルツ氏の親戚を装って当家に潜入してきた君の目的を検めたい」

「っ―――」

 アルフレットは全て知っているとばかりに言う。

 その振る舞いは、いつものどこか機械じみた硬質さを感じさせるものではなく、とても芝居がかった様子で、何やら高揚しているようだった。

「もし君の目的がグリーナ氏の役目の引継ぎであるなら、共々引き続き手厚く保護させていただこう。待遇ももっと良いものにしようじゃないか」

「気前がよろしいのですね。てっきり私共はアルフレット様に煙たがられているのだと思っておりましたが」

 否定せず話に乗ってきたセラに、アルフレットは笑みを濃くする。

 今までとは打って変わった感情の乗った笑みだ。ただし、決して見ていて気持ちのいいものではなく、父親に似た粘着質のいやらしい笑みだった。

「とんでもない。僕にとって大事なのは、お互いの目的がぶつかり合わないかどうか、という所だよ。後の事はすべて些事さ」

「では、アルフレット様のご目的というのをうかがっても?」

 よくぞ聞いてくれたとばかりに、アルフレットは大仰にうなずく。

「なに、大した事ではない。正当な跡継ぎの僕が、ほんの少し早くこの領地を引き継ごうという、ただそれだけの話だよ」

「……まあ」

 それは父親であるゴードンを手にかけるという事か。

 事も無げに言ったアルフレットはまったくの平静だが、逆にセラは心中で大いに驚いていた。だが、これでようやく見えてきたものもある。

「この屋敷もキレイさっぱり無くしてしまおうかと思ってるんだ。忌々しい思い出しかないこの屋敷も、閣下の冥途の土産には丁度良い」

「条件はゴードン辺境伯の抹殺を見過ごすこと、という事でしょうか?」

「そうだね。それだけで僕は満足だ。ああ、ちゃんと新しい屋敷は立ててあるから、君たちの住まいは心配しなくていい。他のメイドたちもそっちへ移ってもらうだけだ」

 誰も困らない。誰も傷つかない。ただ一人、ゴードンを除いては。

 そう宣うアルフレットに、だがセラは静かに突き付ける。

「お断りします」

「……なに?」

 瞬間、すっとアルフレットの目に敵意が流し込まれた。

 それを察しながら、セラは構わず続ける。

「貴方の自分勝手な人生設計に勝手に組み込まれてはたまりません。ええ、極めて不愉快ですね」

「いいのかな。そんなこと言って、君の大事な大事な王子様がどうなっても知らないよ」

「……あの方を見くびりすぎです」

「はぁ?」

「いえ、こちらの事で。それよりも、貴方は自分の事ばかりで私の目的を見誤っている事に気が付いていない」

 アルフレットは本当にわからないようで、首を傾げている。

 その目をまっすぐ直視して、セラは言った。

「貴方は最初から肝心な事をずっとはぐらかしている。貴方なのでしょう? グリーナを殺した犯人はっ‼」

「ひっ―――」

 アルフレットの瞳に宿った敵意に恐怖の色が混じった瞬間、セラは駆け出していた。

 スカートの裾に隠していた小刀とも見紛う長めのナイフを取り出し、その刃をまっすぐに仇の首元へ滑り込ませる。

 ガキィン

「っ⁉」

 しかし、その刃はアルフレットの首に触れる手前で別の刃によって押し留められた。

「迷いなき鋭い一撃、流石は王国一の騎士団に連なる者の刃」

 いつの間に割り込んだのか、全身黒づくめの装束を着込んだ不気味な男が、携えた剣でセラのナイフを止めていた。

無見むけんっ! よく僕を護ったっ」

「はっ、しかし少しお下がりを。この女、まごう事無き手練れ」

「わかってる。少し早いがこうなっては始めるしかない。やれっ」

「……はっ」

 それだけ言って、アルフレットは自室のある方角へ走って行った。追いかけたいのは山々だが、目の前の男がそれを許してくれるはずもない。

「フィ―――っ」

「っ⁉」

 無見と呼ばれた黒装束が指笛を吹く。

「何をしたっ」

「いずれ解る事」

 言葉と共にナイフを弾かれ、セラはその勢いを利用して間合いを取る。

 すると無見は腰に吊っていたビンを取り出す。そこには半透明の液体が半分ほど入っており、口の部分には紙が半分はみ出た状態で詰められていた。

「っ! まさか、よせっ‼」

 無見はマッチを擦るとビンの先端にはみ出た紙に火を点け、近くの窓に下がっていたカーテンへ投げつける。火炎瓶だ。

 破裂したビンから炎が巻き上がり、カーテンが強く燃え上がる。

「なんて事を……」

「すでに手下たちが他の箇所にも放火している。逃げるなら今の内だ」

 そう言いながら、無見が剣を振るって斬りつけて来た。

 上段からの切り下ろし。体格差と剣の重さも相まってセラは受けるので精一杯だ。

「セラちゃ~んっ‼」

「むっ」

 横合いから目にもとまらぬ速さで猛進してきたマイカが、どこからか持ってきた剣で斬りかかる。無見はすんでの所で反対へ飛び退き、その刃を躱した。

「マイカっ、助かりましたが、その剣はどこから?」

「なんか向こうでお屋敷に火を点けてる悪党がいたからぶっ飛ばしたんだけど、そいつから借りて来ちゃった」

 やはりさっきの指笛は仲間への合図だったようだ。

「よくやってくれました。しかし敵は恐らく他の所でも放火を行っています」

「そうみたいだね。ここもだいぶ燃えて来てるし……」

「貴様もメイドのようだが、相当使うようだな」

 無見に言われて、マイカが答えた。

「実は元騎士見習いだったんだよね。色々あって辞めちゃったけど」

「何度も言いますが、貴女の実力で見習いは不可解にも程があります……」

 セラの言葉に押し殺した笑いで同意し、無見が再び仕掛けてくる。今度はマイカを狙っている様だ。

「マイカっ、ここは任せます」

「りょーかいっ、みんなの避難よろしくねっ」

 ガキィン、と再び剣同士を鍔ぜり合わせながら、マイカは呑気に言った。

 言葉を交わさずとも意思の疎通が取れる。まるで騎士団に戻ったみたいだとセラは思う。

 遠方の地でこれほどの友人を得られた幸運に感謝しながら、セラはまずメルティたちを追ってゴードンの寝室へ向かった。






 時は少し戻る。

 ゴードンをやっとこさ担いで彼の寝室にたどり着いたメルティは、ゴードンをベッドに寝かせてほっと一息ついた。

「まったく、アルフレット様はいったいどういうおつもりなのかしら」

 どこかいつもと違った雰囲気を感じたためか、どうにも逆らえずここまでゴードンを一人で運んできたが、どう考えても自分一人には過ぎた役目だったと思う。それ程にこの樽のような体形の主人は重かったのだ。

「さて、私も戻って夕飯の支度をしなくちゃ……」

「《そんなものは他の者にやらせればよい》」

 突如ものすごい力で腕を引っ張られて、メルティは後方にあったベッドへと押し倒された。

「ご、ご主人様っ⁉」

「ようやく捕まえたぞメルティ。貴様はわしがメイドをかわいがってやろうとするといつも邪魔してきよったな。しかも自分自身ものらりくらりと逃げよって……じゃが、もう逃げられんぞ」

 ゴードンはニタリと笑うい、寝ころんだメルティの腰に馬乗りになって動きを封じると、ねっとりとした手つきで頬を撫でてきた。

「いっ、嫌っ! お許しくださいご主人様っ‼」

「そう邪険にすることもあるまい。わしが直々にこの世の極楽というものを教えてやろうでは――――っ⁉」

 ゴードンのセリフは最後まで続くことはなかった。

 寝室に飛び込んできたセラが、一も二もなくその顔面につま先を叩きこんだからである。

 ぐぶはぁっ‼ と奇声を上げながら体重百キロは下らないゴードンの巨体が宙を舞って、盛大に床へと叩きつけられた。

「っ! せ、セラ……?」

「この畜生め。豚と猿の悪いとこ取りですか。汚らわしい」

 いつになく口汚いセラの言葉に、メルティはびくりと肩を震わせるが、歩み寄ってきたセラに抱きすくめられた事でさらなる驚きが恐怖を塗りつぶす。

「遅くなってすみません。もう大丈夫ですよ」

「っ、あ、その、えと……あ、ありがとう」

 メルティが落ち着いたのを見届けて、セラはゴードンの様子を窺う。元々酔いが回っていた事もあり、完全に気絶している様だ。

 軽く足首を回しながらセラは言う。

「メイド長。大変申し訳ありませんが、この愚か者を運び出す手伝いを」

「は、運び出すって、どういうことなの? っていうか助けてくれたのは嬉しいけど、貴女ご主人様になんて事を……」

「今は説明している時間が―――っ‼」

 セラは乱れた着衣を直しながら立ち上がったメルティの手を掴んで、一気に引き寄せた。数瞬前までメルティの頭があった空間を白刃が通り過ぎる。

「っ‼ っ⁉ な、なにっ?」

 メルティは訳が分からず目を白黒させて驚く事しかできない。

 セラが自分を背に庇いながら、白刃を振るってきた男に言った。

「どういうつもりですか。アルフレット卿っ」

 寝室に剣を携えて入ってきたのは、アルフレットだったのだ。






セラの言葉に、つまらなそうにアルフレットは答える

「別に、どういうつもりもないよ。この際だから邪魔な奴は一緒に消しちゃおうかと思っただけさ」

「邪魔? メルティも貴方の邪魔になりえると」

「君に説明する義理はないよ。本人はきっとわかってるだろうから、それでいいのさ」

 いいわけがない。

 親子そろって勝手な理屈を展開するリトリヒトの領主一族に辟易としながら、セラはメルティを壁際まで下がらせる。

「そんなことしても無駄さ」

「っ⁉」

 アルフレットがそう言った瞬間、寝室の窓ガラスが割れて、数人の男たちが侵入してきた。男たちは一階にいた無見と名乗る凶手と似たような装束を身に纏っている。

 黒装束たちが一斉に向かって来た。狙いは―――メルティだ。

「っ! この下種がっ」

 一人はスカートから取り出した短剣を頭部に投げつけて一撃で絶命させ、もう一人はもっていた剣を弾き飛ばしてその隙にナイフで首を掻き切った。最後の一人がメルティに迫る。始末は無理だと判断し、セラはつま先をそいつの脇腹に叩きこんで後退させた。

「ぐぅっ」

 唯一生き延びた男がわき腹を押さえて蹲る。手の隙間から赤い液体が流れていた。

 男の憎悪に満ちた視線が、セラの足元に突き刺さる。男を蹴り飛ばした側のブーツの先端には鋭利な刃が鈍い光を放っていた。仕込みナイフである。

「貴さっ―――」

 何か言おうとした男の額に短剣が突き刺さった。

 無論、投げたのはセラである。

「この私を相手に、他より一瞬でも長く生き伸びたことを誇って死になさい」

 ドサリ、と糸の切れた人形のように倒れて、男は動かなくなった。

「い、嫌っ、ほ、本当に何が起こってるのっ⁉」

 軽く恐慌状態になりかけているメルティを気づかってやりたいのは山々だが、セラはまだ気が抜けない。しかし、メルティを庇うのに気を割きすぎて、セラはミスを犯す。

「ぐぅあぁぁぁぁっ⁉」

「っ‼ しまっ」

 一瞬遅れて気が付いたセラがそちらを向くと、耳をつんざく絶叫と共にゴードンが口から大量の血液を吐き出していた。

「い、いやぁぁぁぁっ⁉」

 それを目にしてしまったメルティの慟哭が鳴り響く。

 ゴードンはアルフレットの携えた長剣によって胸を貫かれていた。

「外道が……」

「なんとでも言いたまえ」

 いつもの色を失った表情で言ったアルフレットが、ゴードンの身体から剣を引き抜きながら続ける。

「これが僕の唯一の望みだ。君たちには理解できないだろう……この男の道具となるためだけに産み落とされた僕の気持ちなど、そんな僕を生まされた挙句早世した母の気持ちなどっ」

 取り出したハンカチで剣の血を拭い去り、アルフレットは背を向けて言った。

「本当は《そこの出来損ない》もこの手で始末したかったけど、もう時間がないようだからこれで失礼するよ」

「逃げるかっ」

「炎がだいぶ回って来てる。残念だけど君たちには選択肢をあげよう。このままそこで焼かれて死ぬか。あるいはこの屋敷を辛くも脱出して、周囲を監視している無見の手下たちにその隙をつかれて死ぬか。好きな方を選ぶといい……では、ごきげんよう」

 そう言い捨てて、アルフレットは去って行った。

 追いかけたいが、メルティを一人にはできない。どういうわけか彼女もまたアルフレットに恨みを買ってしまっている様だ。

「あ、ああ……」

 気が付くと、メルティが血まみれで横たわるゴードンの傍に蹲っていた。

 どうやらゴードンの死を目の当たりにして泣いているらしい。

「メイド長。お気持ちはわかりますが、ご主人様はもう助かりません。すでに火の手がすぐそこまで来ています。私の後に続いて―――メイド長?」

「置いて行けない……」

 一向に反応しないメルティに、セラは屈んで顔を寄せた。すると、メルティは啜り泣きながら言った。

「置いて行けるわけ……ないじゃない」

「メイド長、なぜ」

 自分を襲おうとしていたこの男に肩入れするのか、セラが心の中でそう疑問符を浮かべた時、それを察してかメルティが決定的な一言を言った。

「《父親なのよ》」

「っ―――なんですって」

「私は、この人と、《グリーナ様の間に生まれた娘なの》」

 一瞬頭が真っ白になる。

 セラはこれ以上ない程に目を見開いて驚いた。

「グリーナの……娘? そんな……それで、あんなに私を……」

 同時に様々な疑問が氷解した。

 急死した自分の母親の親族を名乗る者が急に現れたら警戒して当然だ。メルティから見て、セラはグリーナの名を利用して職に就いた不届き者に見えていたことだろう。

「っぐ、はぁっ……はぁ、グリーナ、の娘か」

 突然、息絶えたと思っていた男が声を発した。

「っ‼ 《お父様》っ⁉」

「ゴードン辺境伯っ、意識がっ?」

 一瞬希望が灯ったようにも思えたが、セラもメルティもゴードンの蒼白な顔を見て、それが瞬きの奇跡が起こした現象だと理解する。

 メルティは涙を流してゴードンの顔を覗き込んだ。

 するとゴードンはどこにそんな力が残っていたのか、持ち上げた手を先ほどと同様にメルティの頬へ触れさせた。今度はメルティも抵抗せず、その冷たくなった手に自身の両手を重ねて支える。

「どうりで、どこかあの女に、似て、いるわけ、だ――――」

「――――っ」

 こと切れる寸前、ゴードンはこれまで見たどんな時よりも穏やかに笑い、メルティの慟哭が辺りに鳴り響いてしばらく止まなかった。






 数日後、焼け落ちてしまった領主屋敷の前にて、新領主アルフレットによる演説が行われた。

 アルフレット卿自身も火災で顔に酷い火傷を負い、その傷を隠すためか《仮面》をつけての登壇だった。

 滞りなく新領主の挨拶を終えたアルフレットが屋敷に戻った折、ふとメイドの一人がアルフレットの銀髪の中に《漆黒の髪》が紛れているのを見かける。そんなわけはないと思いつつも、近頃のアルフレットは以前よりフランクで人当たりが良くなったように感じた。何故かと首を傾げるも、アルフレットと仲睦まじくやり取りをするメイド長のメルティ、セラ、マイカなどの仲間たちの姿を見て、そんな事は些細な問題だと彼女は疑問を忘れることにした。



「本当にこれからは私がアルフレット卿をやるのかね。絵はともかく、演劇の自信はないのだが……」

「アレス様なら大丈夫です。というか他に貴族の真似事を忠実にやってのける男性がいません。ごく潰しなんだから少しは働いてください」

「ちょっ、やめなさいセラ。アレス様は仮にも王族の方なのよ」

「そうですね。《仮にも》王族でしたね」

「あっ……」

「メルティさんも口が滑っちゃったね~。アタシもアレス様に王族は向いてないと思うなーなんて」

「うむ。実はかねてより私自身もそう思っていたのだ」

 なっはっはっ、とマイカと共に笑ったアレスは、銀色の長髪のカツラを取り去る。

「して、セラよ。これからはどのように動くのか?」

「決まっています」

 セラはその場の全員の顔を見てから答えた。

「グリーナはアレス様護衛のため、この地で新たな騎士団を作るつもりでした。旧屋敷でグリーナが登用したメイドたちはその候補者です。彼女たちを迎え入れ、私たちで秘密裏に護衛騎士団を立ち上げます」

「騎士団というからには名前が必要よね」

「かっこいいのがいいな~」

「それはおいおい決めますが、ひとまずは―――」

 セラは新しい屋敷の花壇に咲き誇る《赤い釣り鐘の花弁を持つ花》を見て言う。

「―――レッドベル騎士団。創設における悲劇を忘れないために、当面の間はこれを団名とします。異議ある方は?」

 異議なし。

 総数三名の騎士団が、リトリヒト領で秘密裏に立ち上げられた瞬間だった。

 生存していた第四王子アレスを中心に、彼女たちは王国の動乱へと飲み込まれていく。

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辺境伯領のメイド騎士団 鹿熊四角 @Campbell

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