【書籍化１１月５日】貧弱なスキルと思われた【泡】。破裂、膨張、収縮、張力、増殖、浮遊……あれ？〜強化した泡は最強ですか？〜

ここまでの地名

――――――ランドール王国――――――

【王都　ルビエント】

　ランドール王国の王都。

　『カトル通り』

　高級住宅街。ラフィーリアの館がある。

【ウェモンズ魔道士学園】

　国内最高学府。

　貴族と富裕層、才能豊かな人で定員が埋まってしまう。

　国の支援の一環として、学園内に孤児院がある。

　初等部　７歳から１２歳。

　中等部　１３歳から１５歳。

　高等部　１６歳から１８歳。

【孤児院】

　ウェモンズ魔道士学園に設置された孤児院。

　アウセルが１２歳まで住んでいた場所。

【冒険者ギルド会館】

　冒険者を依頼人に斡旋する場所。

　アウセルが清掃員として働いている。

【寵愛の神殿】

　王都のど真ん中にある巨大な建造物。

　女神クラ―ディアが住まう神域。

　騎士だろうと、貴族だろうと、国王だろうと容易に入ることはできず、許可なく入ることができるのは、女神の守護者たる『｜寵愛の剣（ソード・オブ・クラ―ディア）』に所属する冒険者のみである。

　◇◇◇　国内の遠征先　◇◇◇

【ルフト洞窟】

　王都に一番近いダンジョン。

　第一階層。

　魔力ランプが設置されており、明るい。

　新米冒険者でも行ける。難易度はＤ判定。

　第二階層。

　大穴から下りる地下深くにある空間。

　ランプのないので、辺りは真っ暗闇。

　キラーアント（蟻の魔物）の巣窟となっており、理由がない限りは近づくことを推薦されない場所。難易度はＢ判定。

　第三階層。

　ダンジョンを形成する魔力の根源が眠る、龍脈がある場所。

　ルフト洞窟は魔物の被害率と収益率が釣り合っているため保存対象になる。

　基本的に第三階層へ近づくことは禁止されている。

――――――ドラーフル王国――――――

　ランドール王国を囲う四大国の１つ。

　『財力』を司る神セルギスを信仰する国。

　ランドール国に対して無償の食糧提供を要請し、圧力をかけている。