社会的地位と人間の価値について

 この作品が取り扱っているテーマは、かなり難しく、でも誰もが少なからず経験し、疑問に思っていたことです。
 疑問に思っていても、改めて聞くことをしなかったこと。

 それを就職という舞台を経由して、不良少年の目を通し、赤裸々に語ってゆきます。
 正直、最初の方は読みにくいところもありますが、そこで投げ捨てては、もったいなさ過ぎる作品です。

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