10-2 暴力への応援コメント
最近では『カスハラ(カスタマーハラスメント)』などと呼ばれていますが、お客や雇い主なら、なにを言っても許されると、本気で思っている人が増えたように思います。
決して若い方だけでなく、50.60の年配の方まで。それも、確実に弱い立場の人に向かって、ストレス解消としか思えない言動をとったり。
どんな仕事でも、少なからずあることですが。人の容姿(身長や体型、顔など)に対して、クレームを入れる方もいて……そういう仕事ではないのにですよ?
それが原因で、1人辞めました。人間的に、とても尊敬できる方でした。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
小生は何度か職を変えているのですが、
その内ハラスメントがあった職場において、
ハラスメントを起こしていたのは50代以上でした。
ハラスメントで尊敬できる方が辞められたのは、残念です。
元橋様も、御自愛下さい。
10-1 消毒への応援コメント
コロナの頃を思い出しました。
あの頃は、本当に『清掃の方は大変だなあ』と思っておりました。
確かに清掃の方が、この小説に書かれているように、スイッチや手すり、ドアノブなど、普段ではやっていない部分の清掃をやっていました。
作業も増えたのに、お金はそのままらしく「さすがに、それは酷い」と思いました。
私の清掃をしている知人も、状況は同じだと聞きました。
一部では清掃やゴミ回収の仕事をしている人の子供が、近所でイジメられたりしていたようです。
医療従事者の方に対してだけ『特別』にフォローが(政府からマスコミを通して)多く、それ以外の人は放置されたような印象があります。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
コロナの頃、特に初期の頃は、世間が不安に陥っていましたね。
過剰な不安が問題行動を引き起こしたこともありました。
元橋様が仰る通り、清掃員やゴミ回収の仕事も、
とても大変だったと思います。
全ての仕事をする人がエッセンシャルワーカーだと
知る機会でもあったのに、残念でした。
いつも秋元や主人公に心を寄せて頂き、有難うございます。
9-5 我慢への応援コメント
私自身、出世コースを歩んでいたころは、自分が特殊な優れた人間だと、勘違いしていた部分もあったかと思います。
結果、全てを失ってから『会社』という看板があったからこそ、自分の立場があったのだとわかりました。
みんな『会社の元橋』を見ていたのであり、決して『個人の元橋』は見ていなかったのだと。
『社会的地位』と『人間としての価値』は別物だと、1人になってから気付かされたのでした。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
きっと勘違いは皆、多かれ少なかれしているのではないかと思います。
勘違いをしない方が稀なのではないか、と。
だからこの拙作に関しては、全ての働く人への問いかけであり、
エールなのだと思っております。
そこを汲んで下さり、とても嬉しいです。
元橋様のご経験や気づきは、とても大事なものだと思います。
ご覧頂き、有難うございます。
9-4 入社への応援コメント
お話を読んでいると、やはり自分と重ねてしまいます。
私は名ばかりの責任者になり、休みのない中間管理職のような立場になりました。(周りは敵ばかり)
なぜか朝になると背中に激痛を感じるようになり、仕事に行くのも嫌で、涙が勝手に出て来たり。
後に聞いた話では、その時の私は表情が無かったそうです。
それでも、仕事に行って、でも結局は一番下の地位に落とされてしまいました。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
元橋様、お辛かったですね。
それでもここでこうして活動なさっていらっしゃるのは、
とても素晴らしいことだと思います。
「自分と重ねてしまう」というお言葉jは大変嬉しいのですが、
もしも、重すぎたら申し訳なく思います。
御自愛下さい。
9-3 折れるへの応援コメント
私も似たような経験がありました。そして、論破について考えたのも、同じ流れです。
ただ、『論破』するには、まず平等であるということが、絶対的な条件なので。社会は、審判が不正をします。どちらに権力があるかが大切で『正しいかどうか』は二の次。
学校で教えることが、いかに甘いかを知らされました。世の中は、普通に不平等ですから。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
秋元と同じようなご経験、ですか。辛いですね。
秋元は虚構の存在ですから、想像上の経験です。
小生は書き過ぎかと思っていましたが、現実に
秋元と似た事が起こっているとは驚きました。
そして元橋様の御心が心配になりました。
どうぞ、御自愛下さい。
7-4 躾への応援コメント
世の中で言うところの『高級マンション』に関わっていた時、一番最初にあった事件が『トイレットペーパーの盗難』(共用部)でした。
芸能人や要人と言われるような、いわゆる裕福な方が住んでいるので、生活に困窮して……とは考えにくいのですが。
あまりにも盗難が多いので、安い(材質の悪い)トイレットペーパーにしたところ、盗難は無くなったそうです。
実際に触りましたが、確かにザラザラの、少し触っただけでわかる粗悪なトイレットペーパーでした。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
トイレットペーパーの盗難は、普遍的な問題ですね。
小生の頃は紙質の問題ではなく、注意されること自体が
目的みたいでした。
つまり、寂しいから誰かに構ってほしかったのでは?
となり、それからは盗難はなくなったそうです。
いつもご覧下さり、誠に有難うございます。
7-1 催し物への応援コメント
お子さんは、予想外の行動をとりますからね。
お母さん方も、建物の中に子供といる時は、施設の人が見てくれている(見るもの)と思い込んでいるふしがあります。
清掃の方も本当に大変だと、あらためて感じました。
お子さんが、迷子やケガ(施設のせいではなく)したのも、施設管理の責任だと言われるご時世てす。
すぐにSNSで書き込みますしね。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
子どもは元気の塊りで、遊びの天才。
しかし、それが思わぬ事故につながりかねませんよね。
特にエレベーターや階段などで遊ぶと危険です。
清掃員当時、注意したくてもできなかったので、
本当に心配でした。
ご覧下さり、また清掃員に心を寄せて頂き、
誠に有難うございます。
6-3 テストへの応援コメント
帰ってから、テストをするやり方もあるんですね。
職種が違うからか、私の受ける講習や研修は、講習場で最後にペーパー試験をします。規定の点数が取れないと、居残りで再試験らしいです。
らしいですというのは、まあ、よほどで無いかぎりは、落ちないような問題なので……。そこはどこでも同じようですね。
資格試験は、さすがに難しいですけど。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
小生の場合は、講習から一週間後に提出でした。
でも、裏ではカンニングペーパーが出回っていて、
テストの意味がありませんでした(笑)。
このテストも点数が悪いと再テストらしいのですが、
再テストの話しは聞きませんでした。
いつもご覧下さり、誠に有難うございます。
6-2 質疑応答への応援コメント
いわゆる元公務員の方がやっている、講習を受けることがあります。
これは、法律で定期的に受けなければならないものです。
座学では、ボソボソと読み上げるだけの講師。(誰も聞いていないし、聞こえない)
グループディスカッションでは、罵詈雑言を浴びせかける方。
基本的に、元公務員の自分が誇りで、プライドが高く、学歴や職種で自分以下のものは人と見ない人達でした。
ただ、最近ではやけに対応が甘くなり、「おかしいな?」と思っていたら、クレームがあったからだという噂を聞きました。
秋元さんのような方が、いらっしゃったのかもしれませんね。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
元橋様の職場は、本当に大変ですね。
心身共に、十分にご自愛下さい。
秋元、実は元橋様と同じ講習に出ていたのかもしれません(笑)。
いつも丁寧にご覧頂き、誠に有難うございます。
6-1 通達への応援コメント
社会に出たら、勉強とはサヨナラ出来るかと思えば、実際のところそうもいきませんね。
私も『研修』『講習』『試験』と、なんだか役に立つものから、天下りの手伝いみたいなものまで、納得が出来ない事も沢山ありました。
会社で行われたストレスチェックでは、高得点を叩き出しましたが、結局はそのままです。(ブラックな会社なので)
秋元さんが、何をやってくれるのか、楽しみにしております。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
清掃員時代の研修は、小生は受けたことがないのですが、
同僚に聞いて、内容に驚いたことを覚えています。
終始、上から目線だったと。
この研修が、秋元の過去と繋がっています。
秋元が何故淡々と清掃の仕事をこなすようになったのか?
是非、楽しんで頂ければ幸いです。
5-4 揺らぐへの応援コメント
なかなかに難しいですね。
秋元さんの行動と言葉が、佐野さんの考え方を変える(認識させる)結果になったのですから。
ただ、現場責任者として、私だったらどうしたのか考えると、とても悩ましいです。
私個人のことは良いのですが、再びこの男が来て、別の作業員に同じ事をされた場合、秋元と同じ行動をするよう指示できるのか? ということ。
酔っぱらいの行動は、明らかに『傷害罪』です。なので、酔っぱらいの行動を、そのまま放置しておくのは、結果的に他の人へ迷惑をかけるのでは?
いや、これは佐野さんに自分を認識させるため、今回はあえて……というところでしょうか。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
現実だとしたら、難しい判断になりますね。
これはあくまでフィクションなので、
佐野のためというのは大きいです。
元橋様のように考えて下さる読者様は嬉しいです。
書いて良かったと思えます。
ありがとうございます。
5-2 夢への応援コメント
今回のエピソードとは、少しズレてしまいますが、私が幼稚園でしごとをしていたときのことです。(私は幼稚園の先生ではありません)
幼稚園に子ネコが入ってきました。本当に小さなネコです。
園児達は、子ネコに群がりました。
その動きに一早く反応した先生は、ネコを見るなり、園児に言いました。
「みんな、離れなさい! そのネコは鼻水が出てるから、風邪をひいてるの。キタナイから、ほら、みんな早く建物(幼稚園)に入りなさい」
それから先生は、私にネコを敷地外へ出すように指示しました。
確かに風邪をひいているネコでした。でも『かわいそう』とは思わないんだなと。『キタナイ』か……と。
こんな先生(幼稚園の先生のなかでは、一番力を持っている人)に育てられた園児は、どんなふうに育つんだろうと、考えてしまうのです。
なんだか、やってられない気持ちになりました。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
「幼稚園の先生」と言えば、職業ランキングに載るような職業。
子どもにとっては「初めて接する家族以外の大人」かもしれません。
元橋様が接した出来事は、「子供を守る」ためには必要な
措置だったのかもしれませんが、もう少し言い方がありますよね。
「キタナイ」ではなく、「病気を持っていて、うつると大変」とか。
子どもの体のことを守るのは大事ですが、心も守ってほしかったですね。
丁寧にご覧下さり、誠に有難うございます。
4-5 似合わないへの応援コメント
単なるお仕事小説というより、道徳を考える良い物語だなと、あらためて思いました。
主人公より、秋元さんが人気なのは、きっとみなさん主人公に、感情移入するからなんでしょうね。なんだか自分が成長したように錯覚してしまいます。
主人公あってこその、秋元さんですね。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
おそらく、秋元が「会社の規則だから」とか「社会人として」とか
言っていたら、主人公は反抗していたのだと思います。
高校までの主人公がそうでしたから。
だから、あえて秋元にはそれ以外の言葉を言わせたかったのです。
そして最後には、「人は見かけじゃないよ」と。
優しいコメント、有難うございます。
元橋様のコメントで、主人公は救われますね。
4-4 体裁への応援コメント
働き出すと、自分がいかに保護された世界で生きてきたかが、良くわかりますよね。
世の中は、平等になんか出来ていないし、自分で考えて、自分で動かないと、とんでもないところに流されることだってありますからね。
主人公が不平等に対して、不満を秋元さんに言う気持ちもわからなくはないです。ただ、秋元さんの一存で、どうか出来ることでは無いので……。契約で休憩場所の指示が記入されている場合もありますし。
仕事は違いますが、秋元さんの立ち位置になることもあるので『秋元さん視点』で読んでいました。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
主人公に共感して頂き、嬉しいです。
また秋元の視点でご覧くださって、光栄です。
最近思うのですが、主人公を秋元が食ってるような気がします(笑)。
丁寧にご覧頂き、誠に有難うございます。
4-3 履歴書への応援コメント
私の仕事も、制服を着る現場では、やはり休憩に自動販売機を使っても、見えないところで飲む感じです。
スーツを着る現場では、問題ではないのですが、やはりサボっていると思われると困るので。
「口の利き方が気に入らない」とか「態度が悪い」とか(私から言わせると、完全なクレーマー)で、勝手に人の写真を撮って、投稿したりする。
肖像権の侵害という考えは無いようです。
結局、何も間違ったことはしていないのに、会社から呼び出しを受けて、事実確認をされます。
作者からの返信
コメント、有難うござます。
勝手に写真を撮って投稿するのは、犯罪のレベルですよね。
誰しもがエッセンシャルワーカーなのですから、
お互いの仕事を尊重する世の中になって欲しいです。
こんなに酷い待遇のお仕事を頑張ってこられた元橋様は偉いです。
4-2 ヒールマークへの応援コメント
『お仕事物』と呼ばれているジャンルで大切なのは、やはりお仕事のシーンだと思っています。ここにリアルさがなければ、他も全て噓っぽく感じてしまいますから。
人は誰しも少なからず『知識欲』があり、それを刺激するものが好きなんでしょうね。
清掃のシーンだけなのに、見応えがありました。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
文章だけで表現する小説において、「見ごたえがありました」という
御言葉を頂戴することは少なく、元橋様のコメントに感動しています。
拙作をこのように仰って下さり、誠に有難うございます。
4-1 汗への応援コメント
挨拶については、私も思うところがあるのだけど、仕事だと割り切ってやっています。
「おはようございます」
「いってらっしゃいませ」
「お疲れ様でした」
良い大学を出た、新卒の人も、重役も、男も女も関係なく、多くの人が返事を返しません。
マンガのように、プイと反対方向を見る人もいます。
別の現場へ行ったときは「俺の一時間と、お前の一時間と、どれだけ稼ぐ金が違うと思ってるんだ! 土下座しろ!!」と、これまたマンガのようなセリフを言われたことがありました。(相手は30代くらいの男で、金持ち)
トラブルの原因は、そのお客様が暴れているとクレームがあり、対処で立会に行っただけなんですけど。
正直、たまに心が折れます。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
挨拶に関しては、小生も同じ経験があります。
しかし、クレーマーの男性は酷過ぎますね。
しかも、「暴れている」って、子どもみたいですね。
心中、お察しします。
とっても大変なお仕事ですね。
心が折れた時は、十分にご自愛下さい。
3-5 理不尽への応援コメント
職業は何であれ、差別をする人は必ずいますよね。
仕事をろくに知りもしないで、差別をする人には、もちろん腹が立ちます。けれど、自分の仕事をバカにしたり、卑下する人は、なんだかもっと腹が立つんです!
秋元さんは、良い上司ですね。
仕事に慣れて、社会的に評価されないと、やる気を無くしていく人、多いですから。そんな人が上司だと、本当に最悪です。
なので、秋元さんを上司に欲しいです。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
秋元を上司に推薦して頂き、とても光栄です。
拙作に関しては、秋元の人気が高く、作者の小生自身が驚いています。
今後、秋元の過去も明らかになっていきますので、
お付き合い頂ければ幸いです。
ご覧下さり誠に有難うございます。
3-4 休憩への応援コメント
給湯室で立って休憩とか、それが嫌なら外で時間をつぶすとか(あと、非常階段とか)。エアコンがきかなかったり、逆に寒すぎたり。
最悪だったのは「まだ建物が引き渡し前なので、トイレは使わないで下さい」とか言われたり。(近所のコンビニにかりる)
いろいろ思い出しました。
職業差別というか、男尊女卑というか。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
コメントの内容が本当ならば、許せないというか、
労働基準局が介入してもおかしくない状況ですね。
酷過ぎる……。
「職業差別」や「男尊女卑」という言葉自体が
時代錯誤的な世の中になって欲しいですね。
コメントも応援も、いつも有難く頂戴しております。
2-1 求人への応援コメント
私の知人で、清掃をやっている人がいます。
真面目にやっているのですが、社会的評価は下から数えた方が早いです。
とても真面目な人で、責任感もある人。サボったり、手も抜かないし、肌が荒れても、血が出てもやりとげる。
ある時、その知人の手を見て、泣きそうになりました。知人は女性です。
清掃員が見直される日が来ると、本当に良いのになぁ。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
小生にも清掃の仕事をしていた時期があり、
拙作はその頃の事をもとに書いております。
確かに、冬の手荒れは酷かったですね。
元橋様の知人の方も、大変なご苦労をなさっていると推察します。
職業の不平等性は、本当に見直されるべきですね。
1-5 他人の人生への応援コメント
なんだか昔のモヤモヤした気持ちを、思い出したりしながら読んでいます。
私の周りも、ある時期になったら、急に変わり始めました。
一緒に遊んでいた、友達と思っていた子から「元橋とは遊んだらいけないって、親に言われた」って言われて。
あぁ、ドラマとかだけでなくて、現実でもこんなこと言われたりするんだって、ぼう然としました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
辛い経験をなさったのですね。
「親に言われた」という理由は、稚拙に感じます。
友人関係は試行錯誤の末に自分で構成していくものだと思います。
少なくとも御作を通じて小生が感じる元橋様は、とても勇気があって、
マイノリティにも理解がある素晴らしい方だと思います。
小生にも似た経験があるのですが、小生の場合は完全に
自分に問題があったので、仕方ないと思っています(苦笑)。
主人公たちに共感して頂き有難うございます。
ご覧下さり、誠に有難うございます。
編集済
±0への応援コメント
読了しました。
読者を引き込む筆致とミステリアスで訳ありなヒロインに感情移入してしまいました。
「足し算や引き算を繰り返して、常にゼロにリセットします。そして少しだけ自分を強くするんです」
この台詞に胸を打たれました。何度も筆を折っては、結局諦めきれずに戻ってきての繰り返し。そんな自分に刺さりました。
出会えて良かったです。ありがとうございました。
作者からの返信
読了お疲れ様です。
そして、素敵なレヴュー本文を書いて頂いて、有難うございます。
実は最後の秋元の言葉が先にあり、題名が決まりました。
祭人様は書籍化作家様ですので、小生の知り得ぬご苦労や
葛藤など、様々なことがあると思います。
しかし、「戻って来ての繰り返し」の中で、ちゃんと芯を持って
作品を描き、私たち読者に届けて下さっています。
今は十分にご静養下さり、御自愛下さることを願います。
祭人様の御作、素晴らしかったです。
銀鏡様が下さった出会いに感謝するしかありませんね(笑)。
編集済
1-6 出張ハローワークへの応援コメント
求人票の件など、底辺高の描写が凄くリアルっぽいですね。
周囲が変わると焦りも生まれそうですが、どうなることやら。。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
主人公は、底辺の中の底辺の設定なので、心配になりますよね。
本当に、「どうなることやら」です。
7-4 躾への応援コメント
信賞必罰。褒めて伸ばすのは必要でも、悪いことを叱るのも大事なんですけどね。
『善悪の区別』とはその中間点も含めた3つのブロックがあるのに、「褒められたこと」と「それ以外」の2ブロックで認識を別けてしまえば、ますます悪が何かは判断できなくなるんですよねwww
昔、『俺の持論』という番組で、とある芸人さんが「居酒屋バイトを義務教育にしよう」と論じていたのを憶えています。私も接客(小売)に従事するようになって、よくわかります。
一番目に余るのって、モンスタークレーマーだとか破壊行為ではなくて、存外「その人が特に気に留めていないこと・振る舞い」だったりするんですよね。
挙げるとキリがないので割愛しますが、クレーマーの件がニュースで取り沙汰されることの多い現代でさえ『従業員よりお客様が優先なのは当然だよね』という潜在意識が根強い印象があります。本作でいえば『業者が掃除するんだから汚してもいいよね』『清掃業者より施設のメイン利用者である職員の方が立場が上だよね』といった風に。
こればっかりは、こっち側に立たないと解れない。難しいなあ。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
雨愁軒経様は接客業をされていたのですね。
それは、大変ですね。
特に、お客様至上主義が色濃く残る現在では……。
「こっち側に立たないと解れない」というお言葉は、
その通りで、秋元たちの立場を如実に表しています。
深くご覧頂き、誠に有難うございます。
±0への応援コメント
ハッピーエンドがある物語ではない。そのリアリティが、胸に深く刺さるようです。
弱者を嘲笑う人間、偏った価値観で他人を蔑む人間は、いつの時代にも必ず存在しますね。愚かな者は自分の愚かさに気づかず、反省も後悔もしない。始末に負えないやりきれなさに歯軋りが出ます。
どんな職業にいても、自分の仕事に全力で向き合い、プロであることに誇りを持つ。人を蔑み、嘲笑うしかできない人間の愚かさを静かに憐れむ。それが最善なやり方かもしれませんね。
奥深い苦味のぎゅっと詰まった物語、たっぷり堪能させていただきました。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
いつの時代にも偏った価値観は存在する。
その通りですね。
主人公の佐野も、初めはそのような存在でした。
彼は秋元と関わることで変わることが出来ました。
少しでも、偏った価値観に抗えれば、拙作は成功です。
物語を堪能していただき、また、最後までご覧頂き、
誠に有難うございました。
±0への応援コメント
読了しました。とても面白かったです!
佐野くんの成長に胸がアツくなりました。秋元さんの仕事に対する姿勢もすごくカッコよくて尊敬です…!
最初は不良な佐野くんにイライラしていたのですが、佐野くんが清掃員として働くようになって、秋元さんの元会社の人に対してキレている姿には思わず感情移入してしまいました。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
コメント、そして読了、有難うございます!
そして、☆とレヴューまで賜り、感謝の気持ちでいっぱいです。
こちらこそ、「胸アツ」な内容のレヴューでした。
本当に嬉しいです。
また、キャラクターに感情移入して頂いたということで、
作者にとっては最高の褒め言葉を頂きました。
佐野、最初は苛々しますよね(笑)。
最後までお付き合い頂き、誠に有難うございました!
7-4 躾への応援コメント
お邪魔してます。
>最近の親は、子供を叱らないんだな
この部分、すごく共感でした。
私は接客業をしていますが、店内で走り回っている子どもがとにかくたくさんいて、他のお客さんにぶつかってそのまま転び、泣いたり。ぶつかられた側が子どもに謝っている姿を見るとモヤモヤしてしまいます。
店員側はどの程度注意喚起すれば良いかもよくわからず…
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
そして、共感して頂けて、とても嬉しいです。
小生もお客様に対応することが多いのですが、
上司からは「子供を注意するな。親が出てくるから」と言われました。
こういうのって、確かにモヤモヤしますよね。
上司は子供よりも、親が出てくることが怖いみたいです。
ややこしくなるのが嫌なのでしょうけれども。
ご覧頂き、誠に有難うございます。
7-4 躾への応援コメント
清掃は、そこを使った人々のマナーや品性を目の当たりにする仕事なのですね。そして、多くの人が集まる場所は大抵ゴミや汚物が溢れ返り、使った人、汚した人はまるで他人事のような顔をする。
きちんとした人の静かな行いは、他人を煩わせずその人自身の手で完結させてしまうため、周囲にはなかなか気づかれませんね。未熟な人の愚かしい行為ばかりが周囲に迷惑をかけ、不快感を撒き散らす。善は目立たず、悪は周囲を必ず巻き込むもの。これはそっくり社会全体にも言えることですね。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
aoiaoi様のコメント通りですね。
「社会全体にも言えること」というお言葉の重みを、
噛み締めております。
そして「品性を目の当たりにする仕事」という本質的な
ことであり、拙作で伝えたいことも受け取って下さり、
大変嬉しいです。
ご覧頂き、誠にありがとうございます。
編集済
±0への応援コメント
本日読むのが止まらず一気に読ませていただきました。とても素晴らしい物語でした…
前半はくすっと笑える場面も多く、後半は彼の成長をとても感じられ、母親のような気分で読んでいました。今回のエピローグではうるうるで……
彼がこの仕事を通して、大きく成長したのはもちろん、秋元さんの数々の名言に感銘を受けました。
清掃の仕事についても知らないことだらけで、非常に勉強にもなり、興味がとても出ました。この作品を読んで、自身の日頃の生活が少しだけ変わりそうな予感さえします。
素敵な物語を書いていただきありがとうございます!!
追記
すみません、はじめましてじゃありませんでした。申し訳ございません😭半人前の死神達を読んでいただき、レビューまで本当にありがとうございます!!
こちらの作品、すずめさんのレビューから飛んできて知らずに読んでおりました。失礼致しました😭😭
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
こんな風に凛々サイ様から感じ取って頂けて、
秋元も佐野も喜んでいると思います。
初めは、ここまで縁の下の力持ちを主人公やヒロインに据えることに、
小生としても需要があるのか疑問でしたが、読者の皆様に
多大な評価を賜り、無事に完結した拙作になりました。
最後までご覧頂き、誠にありがとうございます!
追記の内容はお気になさらないで下さいね。
それでは、お礼まで。
±0への応援コメント
こんにちは、読むの遅くなりすみません🙏💦
私ごとですがお仕事している人を見るのはとても好きでして、日常が垣間見えるのがいいですよね😊
清掃員の方を1番お見かけするのは、実はスーパーのリサイクルコーナーなんですけど。この間こんにちはと言葉を交わして幸せな気持ちになりました。
分別してくれている方がいるから、サービスが気持ちよく回る。清掃してくれる方がいるから、気持ちよく買い物が出来ると常々思っています。
作品を通してコロナ禍の大変さも伝わってきました。
いつもありがとうございます、感謝の気持ちをこめまして。
読ませて頂きありがとうございます!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
そんな、謝られなくてもいいのです。
読者様には読者様の日常があるのですから。
そう言えば、奥森蛍様の御作で一番に拝読したのは、
ゴミ屋敷の女性のもとに、男性公務員が立ち入るお話しでした。
感慨深いです。
いつも清掃員に挨拶して下さる奥森蛍様の優しさが、
奥森様の御作にも滲んでいるのだと思いました。
拙作を通して感じて下さったことも、嬉しく思います。
こちらの方こそ、ご覧頂き、誠にありがとうございました。
編集済
10-3 強いへの応援コメント
こんにちは、銀鏡です。
いつもありがとうございますm(_ _)m
コメント欄をお借りしてのご連絡失礼します。
夷也荊さまへの日頃の感謝の気持も兼ねて、御作『リセット』のファンアートとともに私の近況ノートで紹介したいと思っております。
・秋元さんと佐野くんの清掃員姿のカラーイラストを予定しております。
・よって、ツナギと三角巾を着用しています。外見的特徴は、私のイメージで補完して描かせて頂こうと思っています。
・私のイラストは、営利目的ではなく個人の完全な趣味ですので、夷也荊さまの近況ノート等に掲載いただいたり、加工したりは自由です。
・素人ですので、画力は高くありません……(^_^;)
つきましては、ご許可頂いてもよろしいでしょうか?
突然のご連絡ですみませんが、お手好きのときにご回答頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
〔返信を受けて〕
ありがとうございますm(_ _)m
実はすでに描き始めています!(笑)
少し時間がかかるかもしれませんが、精一杯描きたいと思います☆
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ファンアートを頂いたことがないので、とっても嬉しいです。
しかも銀鏡怜尚様のイラストだなんて、超贅沢じゃないですか!
是非、是非、描いて頂きたいです。
秋元も佐野も、絶対喜びます。
こちらこそ、よろしくお願いします!
5-1 小学生への応援コメント
すごくズレた話かもしれませんが、家事もそうですね。
気持ち良くなっていて当然、誰がその作業を陰で頑張っているかは誰も想像せず、評価の対象外。「それは女の仕事」と、何か馬鹿にされている。
「汚れている、溜まっている、不足している」等のマイナス状態をプラマイゼロの状態に戻すための作業というのは、割に合わない仕事と言わざるを得ない気がします。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
「マイナス状態をプラマイゼロの状態に戻すための作業というのは、割に合わない仕事と言わざるを得ない気がします」とのお言葉は、もはや拙作を一文で表現したかのようなもので、ビックリしました。
aoiaoi様は書き手としても豊かな表現力をお持ちですが、読み手としても鋭いですよね(羨ましい)。
拙作中に出てきたフランス人社会学者は趣味において、「家庭由来の方が下等に見られ、学校由来のものは上級に見られる」的なことを言っていたので、こうした仕事事情は、国境を越えてあるものなのかもしれません。特に日本はこうした面が強そうですね。
いつもご覧頂き、誠にありがとうございます。
編集済
±0への応援コメント
コメント失礼いたします。
清掃員というあまり目立たない仕事にあえて目を向けたところから、夷也荊さんなら絶対おもしろく書くと思っていたのですが、期待どおりのクオリティでした。
夷也荊さん節というか、どことなく硬質で、気付かされることの多い作品はさすがです。
ラストでタイトルの回収もお見事でした。
最後になりましたが、完結、お疲れさまでした。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
「期待通りのクオリティ」のお言葉、とても嬉しいです。
烏目浩輔様の御作たちから見れば、拙作はまだまだだと思いますが、
「お見事」というお褒めの言葉に、これからも頑張ろうと思えます。
最後までご覧頂き、いつもありがとうございます。
±0への応援コメント
完結おめでとうございます!!
エピローグ、素晴らしかったです。
鹿野先輩の仕打ちに冷静に対処した佐野くんにも胸が熱くなり、タイトル回収となる秋元さんの言葉でハッとして、これから春まで二人が共に働く時間を思って涙がこぼれました。
佐野くんの成長が我が子のことのように嬉しいです(コメント書きながら涙が止まりません……)
気付きの多い、素晴らしいお話でした。毎日の更新を本当に楽しみにしていました。
実写ドラマ化してほしいぐらいです!
傑作をありがとうございました!!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
そして、こちらが感動してしまうくらいのレヴューを、
ありがとうございます。
拙作で「涙が止まらない」ということがあり得るとは、
小生自身思ってもみなかったことで、あまりのお褒めのコメントに、
動揺してしまったくらい嬉しいです。
本当にいつも最後までご覧頂き、誠にありがとうございます!
±0への応援コメント
完結お疲れ様でした!
毎朝、御作を読むのが最近の楽しみだったので、ちょっと淋しいですが、昔の不良先輩を見て、キレることなく、憐れみを抱くようになったのは、最大の成長だと思います。
佐野くんなら秋元さんがいなくても、しっかりやれるはず!
最後の最後、ようやくタイトル回収!
そういうことだったのか、と思わずうなりました☆
作者からの返信
完読とコメント、有難うござます!
そして拙作に素敵なレヴューまで書いて頂き、
誠にありがとうございます。
普段あまり目を向けられない、縁の下の力持ちにスポットを
当てられて良かったと、レヴューを拝読して心から思った次第です。
しかも、拙作を楽しみにして頂けたというコメントで、
とても光栄です。
いつもご覧頂き、誠にありがとうございます。
3-5 理不尽への応援コメント
夷也荊様
秋元さんの言葉に、目の前がぱっと開かれたような気がしました。
確かに穢れではなくて清め。古代日本はそれを大切なことと思っていたのですね。
現代の差別的状況とも合わせて、とても考えさせられました。途中ではありますが、お☆を入れさせてください。
続きも楽しみにお伺いしますね。
こちらにて失礼いたします。私の拙い作品へお越しくださいまして、素敵なレビューまでいただけて感謝しております。いつもとても励まされております。
ありがとうございました。
作者からの返信
コメントを有難うございます。
佐野が主人公の割にすっからかんなので、
秋元にはどっしり構えてもらっております。
☆もありがとうございます。
小生の方こそ、いつもご覧頂き、励まされております。
ご覧頂き、本当にありがとうございます!
5-4 揺らぐへの応援コメント
秋元さんの言葉にハッとさせられました。
なるほどな、と。
どこかに帰属するということは、身分の安定、精神的な安定、人間的な安定を担保することなんですね。
仕事を引退した人が、お金は困ってないのに、数ヶ月して仕事に復帰したくなるという話を聞いたことがありますが、近いものがあるかもしれません。
佐野くんが、徐々に人間として成長していく姿、応援したくなります!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
そして、返信が遅れて申し訳ございません。
この回は、拙作のキャッチコピーの根幹をなす回でしたので、
メッセージを受け取って頂けて、本当に嬉しいです。
佐野への応援も、光栄です。
いつもご覧頂き、誠に有難うございます。
±0への応援コメント
学生時代は、なんでも世の中のことは、わかったつもりになっていました。
社会に出て、自分でお金を稼ぐようになり、社会は思っていたものと違うのだと気付かされました。
世の中は平等では無いし、正しいことが必ずしも通るわけでも無い。
そんな単純なことが、重くのしかかります。
このお話では、社会人としての大切な一歩を、歩み始めた主人公の物語なんですね。
とてもよかったと思いますし、主人公が今後どうなっていくのかも、気になるところです。『カクヨム』で、このような作品を読めると思っていなかっただけに、嬉しい誤算でした。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
また、本文付きのレヴューまで書いて下さり、
誠に有難うございます!
この場を借りて、御礼申し上げます。
元橋様は拙作に想いを馳せて下さるだけではなく、
ご自身の苦衷まで照らし合わせながら、ご覧頂きました。
本当に大変な職業経験を乗り越えていらっしゃり、
それでも書き続ける元橋様のお姿に感動しました。
数多くのエピソードにコメントを書いて下さり、
本当に書いて良かったと、小生の方が救われました。
本当に有難うございます。
元橋様の御作、大事に拝読させて頂きます。