信賞必罰。褒めて伸ばすのは必要でも、悪いことを叱るのも大事なんですけどね。
『善悪の区別』とはその中間点も含めた3つのブロックがあるのに、「褒められたこと」と「それ以外」の2ブロックで認識を別けてしまえば、ますます悪が何かは判断できなくなるんですよねwww
昔、『俺の持論』という番組で、とある芸人さんが「居酒屋バイトを義務教育にしよう」と論じていたのを憶えています。私も接客(小売)に従事するようになって、よくわかります。
一番目に余るのって、モンスタークレーマーだとか破壊行為ではなくて、存外「その人が特に気に留めていないこと・振る舞い」だったりするんですよね。
挙げるとキリがないので割愛しますが、クレーマーの件がニュースで取り沙汰されることの多い現代でさえ『従業員よりお客様が優先なのは当然だよね』という潜在意識が根強い印象があります。本作でいえば『業者が掃除するんだから汚してもいいよね』『清掃業者より施設のメイン利用者である職員の方が立場が上だよね』といった風に。
こればっかりは、こっち側に立たないと解れない。難しいなあ。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
雨愁軒経様は接客業をされていたのですね。
それは、大変ですね。
特に、お客様至上主義が色濃く残る現在では……。
「こっち側に立たないと解れない」というお言葉は、
その通りで、秋元たちの立場を如実に表しています。
深くご覧頂き、誠に有難うございます。
お邪魔してます。
>最近の親は、子供を叱らないんだな
この部分、すごく共感でした。
私は接客業をしていますが、店内で走り回っている子どもがとにかくたくさんいて、他のお客さんにぶつかってそのまま転び、泣いたり。ぶつかられた側が子どもに謝っている姿を見るとモヤモヤしてしまいます。
店員側はどの程度注意喚起すれば良いかもよくわからず…
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
そして、共感して頂けて、とても嬉しいです。
小生もお客様に対応することが多いのですが、
上司からは「子供を注意するな。親が出てくるから」と言われました。
こういうのって、確かにモヤモヤしますよね。
上司は子供よりも、親が出てくることが怖いみたいです。
ややこしくなるのが嫌なのでしょうけれども。
ご覧頂き、誠に有難うございます。
清掃は、そこを使った人々のマナーや品性を目の当たりにする仕事なのですね。そして、多くの人が集まる場所は大抵ゴミや汚物が溢れ返り、使った人、汚した人はまるで他人事のような顔をする。
きちんとした人の静かな行いは、他人を煩わせずその人自身の手で完結させてしまうため、周囲にはなかなか気づかれませんね。未熟な人の愚かしい行為ばかりが周囲に迷惑をかけ、不快感を撒き散らす。善は目立たず、悪は周囲を必ず巻き込むもの。これはそっくり社会全体にも言えることですね。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
aoiaoi様のコメント通りですね。
「社会全体にも言えること」というお言葉の重みを、
噛み締めております。
そして「品性を目の当たりにする仕事」という本質的な
ことであり、拙作で伝えたいことも受け取って下さり、
大変嬉しいです。
ご覧頂き、誠にありがとうございます。
世の中で言うところの『高級マンション』に関わっていた時、一番最初にあった事件が『トイレットペーパーの盗難』(共用部)でした。
芸能人や要人と言われるような、いわゆる裕福な方が住んでいるので、生活に困窮して……とは考えにくいのですが。
あまりにも盗難が多いので、安い(材質の悪い)トイレットペーパーにしたところ、盗難は無くなったそうです。
実際に触りましたが、確かにザラザラの、少し触っただけでわかる粗悪なトイレットペーパーでした。
作者からの返信
コメント、有難うございます。
トイレットペーパーの盗難は、普遍的な問題ですね。
小生の頃は紙質の問題ではなく、注意されること自体が
目的みたいでした。
つまり、寂しいから誰かに構ってほしかったのでは?
となり、それからは盗難はなくなったそうです。
いつもご覧下さり、誠に有難うございます。