時を超えて繋がるひととの想い

死しても肉体が腐ること無く輪廻する世界で、命を本当に終わらせることのできる職を持つ少年・在太。様々な差別渦巻き、不安定なシャンバラと、途中で語られる現代日本での事件がうまく結びついていく展開が楽しかったです。呪術とデジタルが重なる世界観は外連味がありかっこよかったですし、殿下と来太との関係性がドラマチックで、最後は胸が一杯になりました。