幾千の灯籠が揺らめく幻燈のような風景とタイムパラドックスが織りなす物語

神仙が実在のものと考えられていた時代の大陸のとある城(まち)。
正月十五日の満月の夜、城(まち)は幾千もの灯籠で飾られる。
その祭りのさなか、少年は神仙を探していた。

少年はどんな理由で神仙を探しているのか?
神仙とは実在するのか?

SFです。
ただの中華ファンタジーではありません。
丁寧に描かれた主人公たちの背景が物語りに厚みを与えています。

幾千の灯籠が揺らめく幻燈のような風景とタイムパラドックスが織りなす物語を、あなたも是非お楽しみください。