すごく読みやすい文章なんですけど、どこかしら詩のようなリズムを感じます。シニカルな味わいがあるのですけど、それは他者に対してではなく、作者自身にも向けらられているように思えます。すらすらと読めるのですが、所々に小骨があって、それがグサリと突き刺さる。この作者、ただものではない。続きが楽しみです。