垢BANとランキング除外措置を経て、ついにカクヨムを去るに至った話
oz3000
最期の挨拶
3月15日に前アカウントをBANされる。
同日新アカウント再取得。
BAN理由など詳細について説明を求められないのは分かっていたので、新アカウントから、
「停止通達メール内に記載のある『事前の警告』が一切無かったこと」
「その運営側の不手際で対応が取れなかったため、作品データだけでも頂きたい」
という問い合わせをする。
どちらも未だに返答無し。
(https://kakuyomu.jp/works/16817330654465109085
&
https://kakuyomu.jp/works/16817330654512971511)
3月16日にBANに気付いてからの戸惑いや辛さをまとめたエッセイを書く。
3月20日にエッセイの週間ランキング一位となる。
同日夕方頃にランキングからの除外(シャドウBAN?)を確認。
システマチックに判断されたBANと違い明らかに運営の意思を含む対応のため、
「規約に違反する描写や内容が無い作品のはずなのにこの対応は流石に看過できない」
と問い合わせる。
未だに返答無し。
(https://kakuyomu.jp/works/16817330654698526645)
3月21日にシャドウBANされた経緯とそれに関する気持ちをまとめた作品を上げる。
そして翌3月22日。
シャドウBANされた経緯について書いた作品……だけではなく、
現状アップしていた「全てのエッセイ」がランキング除外対応を受けました。
流石に言葉がありませんでした。
正直シャドウBANについて書いた作品がシャドウBANされるんじゃないか? という、もし実行されたらしょうもないなんてレベルじゃない事態の予想はしてました。
ですがまさかその斜め上の最悪さで来るとは思いませんでした。
運営の総意としての対応なのか、この権限を持つ一部署や個人の対応なのかは分かりませんが、ここまで〇〇だとは思いませんでした。
こうなると☆数だけ見たら各お題のレギュラー賞に食い込めそうになっていた、KAC第七回お題に出した「アカウント利用停止になった話」もシレッと無視されそうな気がします。
あとこのエッセイ自体もまたランキング除外措置を取られそうな気もします。
……せめてこれらが予言にならないといいな……。
何はともあれ。事ここに至り、流石に心が折れました。
BANされたこと自体には耐えられました。
現状のサイトシステムの誤作動による事故のような誤BAN(こちらからそう見えるだけで運営にとっては何らかの基準に沿った「正当なBAN」なのでしょうが)だと思っていたので。
BANにより多くの物を失ったことにも耐えられました。
レビューや自作品など二年の活動成果を全て失い。
カクヨムコンに応募していた事実やKACで皆勤賞寸前まで行った事実も失い。
知り合いの方々がカクヨムコン中間結果報告で一喜一憂している様子やKAC完走の達成感に浸っている様子を何とも言えぬ気持ちで眺めながらも、これからまた新たに積み重ねて行けば良いと思っていたので。
ですがBANされた経緯を綴った作品のランキング除外対応、そしてその後の全作品ランキング除外対応という、明らかに人の意志の籠った行為。自分が運営にマークされる存在になってしまったという事実。
これからどれだけ積み重ねていったとしても、ほんの少しでも運営(内の誰か)に不都合さを感じられてしまったら全てを無に帰されてしまうかもしれないという実績が生まれてしまったこと。
これには耐えられませんでした。
一度そう感じてしまうともうダメでした。
消えた自作品を再掲載するのはもちろん、今まで普通に行っていた他作品への応援コメントや評価すらし辛くなってしまいました。
それでも、BANで全て失った自分に唯一残っていた「作品や作者さんとの縁」は捨てたくありませんでした。
今まで出会ってきた好きな作品や作者さん達と離れたくありませんでした。
だから昔のように読む側・応援する側としてだけ活動する形にしようかとも思いました。
でもそれもダメでした。
システマチックなBANどころか、明らかに人為的な露骨で迅速なランキング除外措置を誰憚ることなく行えてしまう存在。
カクヨム運営にそんな存在が居ることを認識した上で今まで通りに活動したり楽しむことは、せっかく得られた関係性が断たれるという悲しさを天秤にかけた上で、自分にはもはや不可能でした。
恋愛ざまぁ作品において親しい異性や恋人に裏切られ、以降その相手に対して一切の感情を持てなくなる主人公ってこんな気持ちだったんだろうなあと実感出来た気がします。
したくなかったなあ……。
なので散々考えた末、カクヨムでの活動を停止することにしました。
一連の流れに対して応援して頂いたり励まして頂いた方々に感謝の意を示すと同時に、いつか立ち直り今まで通りに楽しく活動し始めるだろうと期待して下さっていた方々に対しては、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。
アカウントは残しておきますが、カクヨムで何かを書いたりカクヨムでのイベントに参加することはもう無いでしょう。
もちろん世の中絶対ということは無いので何かの切っ掛けで戻ってくる可能性もありますが、現状どうなれば戻って来る気になれるかはまるで想像がつかない状態ですね。
しかし離れるにあたって他所を色々と巡ってみましたが、その結果やはりカクヨムは素晴らしい場所だったと再認識する羽目にもなりました。
今回の件を始めとして「作品の最後に行かないと☆評価出来ない」など、その重要性の割に☆を付けづらいなど不満点もありますし、規模や利便性など個々の要素で見ればカクヨムより上の場所もありますが、「作品数」と「交流のしやすさ」と「使いやすさ」を高いレベルで兼ね備えているのはやはりすごいよなあと思います。
多分しばらくは、どこへ行ってもカクヨム以上どころかカクヨム並みに楽しむことすら難しいでしょうし、どこへ行こうと今後カクヨム以上に楽しめるようになるかも定かではないと思います。
でも現状やはり離れる以外の選択肢が無いよなあとも思っています。
今回こんなことになってしまいカクヨムを離れる自分ですが、二年間カクヨムには本当に楽しませてもらいました。
ここに来てから出会い楽しませてもらった作品の数々に感謝を。
過去に縁のあった作者さんを始め、今この瞬間まで絡んで頂いた作者の皆さんに感謝を。
直接の絡みは無くとも、読む側やコメントする側として様々な作品で出会った読者の方々に感謝を。
運営は……こんなことになっちゃったしなあ……。
いやでも今まで楽しませてもらったのはもちろん、goodレビュワーに選んでもらったり書いた作品を金の卵で紹介してもらったりと、やっぱり運営全体が「(自分にとって)悪かった」とは言えないよなあ。
なんだかんだ、やっぱり感謝を。
でも新垢に「作品を応援して楽しもう!」とかいう読書講座を送ってきたのは本当に許さないからな。それを頑張った結果こんなことになっとんねんぞ。
とまあ、取り留めなくなりそうなのでこの辺で〆ます。
皆さん、今まで本当にありがとうございました。何度ありがとうを言っても言い足りないくらい感謝の気持ちで一杯です。
大好きだった、ではなく今でも大好きです。
これからも執筆を、読書を、コンテストを、イベントを。様々な形でカクヨムライフを楽しんでいってください。
こんなことになった自分が言っても何の説得力もありませんが、程々に評価してればこんなことにはならないでしょうから。
そして運営さん。もうこんな悲しみを生み出さないで下さい。
悪用される可能性があるから迂闊な返信は出来ないにせよ、実行しているのが丸見えな隠ぺい工作だけを迅速に行うような、誠意のカケラも感じられない愚行は本当に止めて下さい。
企業な以上利用者を第一に、とも言いづらいですが、なるべく利用者に不利益が降りかからないような、より良い環境にしていくよう努力を続けて下さい。
それが自分の最後の願いです。
垢BANとランキング除外措置を経て、ついにカクヨムを去るに至った話 oz3000 @oz30000
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ハル。/水田真理
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
仲津雑記帳2023・2024最新/仲津麻子
★53 エッセイ・ノンフィクション 連載中 223話
この日の仕事最新/坂井実
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 11話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます