あとがき

 本編は、2000文字になっています。


 クロノヒョウ様の近況ノートを拝見。

 2000文字で、「地獄の門の鍵」のお題を拝見。

 今日は休みなので、夜更かしをして書いてみることにする。


 「地獄の門の鍵」と聞いて真っ先に思ったのは、萩原一至の『BASTARD!!-暗黒の破壊神』にて、ダーク・シュナイダーが使う呪文・七鍵守護神ハーロ・イーン

 呪文の一部に、七つの鍵を持て 開け地獄の門。

 という所があります。

 それだけの話なのですが。


 さて、強大な破壊力の光線として撃ち出す攻撃魔法は使えないので、別のアプローチを考える。

 地獄門。

 調べるとダンテの『神曲』に登場する地獄への入口の門。オーギュスト・ロダンの未完の作品に、「地獄の門」をテーマとして制作された、巨大なブロンズ像がある。 このロダン作「地獄の門」は、上野恩賜公園の国立西洋美術館、静岡県立美術館をはじめ、世界に7つが展示されている。

 え、こういうのがあるの。

 七鍵守護神ハーロ・イーンができちゃう!?

 などと、改めて思いました。


 それはともかくとして、真面目に考える。

 覚源上人は、生きたまま地獄門をくぐり、地獄の惨状を話した。

 慈悲は、閻魔大王に呼ばれてお経を読んだ。

 小野篁は、地獄に出入りし働いた。

 道賢は、地獄に居た後醍醐天皇を救った。

 満慶は、閻魔大王に地獄に行って菩薩戒を教えた。

 という様に、地獄に行って帰ってきた人のお話は、色々あります。

 

 昔ばなしに、『地獄のあばれんぼう』という話がありますが、これを題材にに書けないかと思いましたが、3人も活躍させるには文字数が足らない。

 最近、動画で『人形劇三国志』を見ていたので、大陸のものも良いと思った。

 そこで『杜子春』のお話を題材にする。

 もう一つ、昔ばなしの『地獄の鬼』には、計量をごまかす強欲な父親の罪を、死んでも責められる娘の話があります。

 それを取り入れての、お話とする。

 当初、好き勝手に書くと軽く3000文字オーバー。

 大幅カットをすると共に、内容をいじって2000文字以下に調整しました。

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地獄の門の鍵 kou @ms06fz0080

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