恋歌　renka

歌です。
なので、本当に一瞬で読めます。

しかし、奥行きや広さがしっかり用意されています。

連作というのもいい感じにこの物語に質量を生んでいます。

自分の感性をフルに使って読んでいただきたい。そんな作品です！

まず、読みやすい。

難しい言葉はなく、
恋のワクワク、ドキドキが、伝わってくる。
若い時の恋のまっすぐさ。素敵です。

主人公は、
僕、と、私。
1ページに、僕と私、二人の短歌がのってます。
それだけ。
なんだけど、奥深いんですよ。

恋が。人生が。動いて。
男女の思いが、揺らめいてきらめく。
年齢を重ねた「想い」だって、素敵です。

恋歌であり、物語。

読んだら、とても楽しめると思います。

ぜひ、ご一読を！

愛の物語を短い詩に込めて、とても好きです。

おふたりの別れの歌から始まります。
上段が僕、下段が私―――、そのおふたりの思いを歌で、同じ場面で歌われている物語。

出会いから、別れ、再会から、未来永劫変わらない気持ちを持つまでのふたりの物語が、１話から臨場感いっぱいに伝わってきて、また、とてもリアルに感じるふたりの気持ちが伝わってきて、とても心にくるものが御座います。

素敵な『お話』でした°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°


おや。おやおや。タグがドリカム(。-`ω-)？
これも、作者様らしいところなのかなと私は思います。
読めばそれも分かるかと思いますので是非お手にお取り、確認くださいませ(^^♪

甘酸っぱい、切ない、きゅんとする。
べんりな言葉がたくさんあるのです。
だけどいま、ここにそれらを置くことを、わたしは、ためらう。

わたしにとって、レモンティということばは、ちょっと特別です。すごくうれしい記憶につながってる。苦くて、あまくて、澄んでいて。

ふたりの登場人物のすがたは、それはこの作者さまだから、波間のひかりを背景に影をきざむように、はっきりと、映るのです。でも、わたしはその像のむこうをこそ、みている、みさせられている気がして。

レモンティの澄んだいろのむこうに、なつかしいひとをみるように。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（311文字）

とても素敵でした。男女の思いが重なったり離れていたり、それぞれが思うようにならないのが恋というものなのですね。それがとてもよく表現されていて素晴らしかったです！