第34話 生きてゆく

生きて行くという事は、灯台のように立ち、雨、風、嵐、そして熱い日も凍える日も耐え、満天の星にも刺さりそうな三日月にも偲び、時に早く、時に緩やかな時間にも惑わされず、自らの命の光を最後まで燃やし続ける事。


穏やかな日々がずっと続くとはだれもが思わないだろうが、日々の暮らしは毎日淡々続き、平穏無事が当り前のように思う。


しかし、時代は少しづつ変化し、そして突然大きな流れとなり人々を襲う、そうなると人は無力となり途方に暮れる。


そんな事がいつ訪れるかは解らないが、人が思っているほどの安定は手にすることができない。


私は一人落ちぶれた、そして田舎に移った。


そして現実を見た。


しかし最後まで心の光はなくさないようにしたいと思っています。




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落ちぶれて見た! 紫恋 咲 @siren_saki

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