第33話 田舎の不便が心地よい

家の周りなど、あっという間に雑草が生える。

そうすると虫も寄ってくる。なので草刈りをしたりしなければならない、これが結構大変だ。

面倒だと思ってやっていたが、こんなことしか体を動かさない。

なので、作業をすると体が楽になる。よく考えてみると、田舎では家を出るとすぐに車に乗る、そして目的地には大きな駐車場があり歩くことはあまりない。


東京にいたときのほうが車は使わず駅まで歩くので沢山歩くことに気がついた。

そうか、ならば出来るだけ歩かなければいけないと思い川沿いを散歩したり山を歩いたりした。すると様々な発見が有る。

筍や蕨、タラの芽など自然の恵みにも出会う、もちろん地主さんの許しを得て、頂いたりする。


買い物も週に一度程で済むように考え必要なものを忘れないようメモをとる習慣が出来た。

不便であるということは工夫をしなければいけないということになる。

その結果、今までにない自分も発見する。

東京では考えられなかった事を今自分がやっているのだ。

ちょっと自分をほめたくなった。

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