第3話

「ふぅ…」


酒遊龍改めメイソン・サミュエル

今、めちゃめちゃ頑張っている

前の世界では掃除は妹に押し付けていて、

せっせと掃除掃除〜

と楽なことを言ってられない


「いや、僕、掃除したくてこの世界来たわけじゃないですけど…」

まあ、わがまま言っている場合ではない


「大丈夫か?」


「大丈夫です〜」


先輩の使用人が気遣ってくれた


「まあ、気がめいるのもわかるよ」


「気がめいる?」


「ああ、この屋敷は、広いからな…

おっと、俺、これから庭の掃除しないといけないんだ!すまん!もう行く!」


「はぁーい、いってらっしゃい!」


一瞬の会話だ。

『一瞬』それは、恐ろしい言葉だ。

それは、なぜなのか

一瞬というのははやいことを意味する。

すなわち、時間がはやい

つまり、はやくおわる

そう、この屋敷に来て、「やったー、ついに襲われる!つまり、私は、新世界の神となったー」

と喜んでいた私の希望も一瞬だった

悲しいぜ

悲しいぜ

僕は、案外、人に声をかけられないんだ

なんとかせいよ!


「大丈夫?」


また、あの男(先輩)かっ!


「さっきも大丈夫っていいましたよね!人の話は、一回で聞き取らんかい!

ボケが!くそが!死に晒せ!」


「は?^_^」


「え?」


僕の前に立っていたのは、全く知らないメイドさん


「(-_-)(怒)」


無言の圧力!


たぶん、おこっとる


怒っていらっしゃる


「…」


真顔で見るのやめてもらっていいですか?


怖いんで


「真顔で見るのやめてもらっていいですか?」


あっ…


「あ、てめ、このやろ…」


マジギレぷんぷん通り越してぶんぶん丸を通過してからのぷんぷんに戻ってくるくらい怒っとる


「いや…あの…すみません…したー…」


「_φ(・_・」


いや、どういう感情?


「ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ」


いや、もっとどういう感情!?


「_:(´ཀ`」 ∠):」


僕も雰囲気に乗ってみた


「(о´∀`о)」


わらってんのか!!


そう信じていいのか!


「ƪ(˘⌣˘)ʃ(神のポーズ)」


「( ´Д`)y━・~~」


え?

呆れられてる?


「いや…」

「ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ」


これでどうだ!


「いや、さっきから何やっているんですか?

しかも、それどういう感情?」


メイドさんが話してきた。


いや、それ僕の考えなんですけどね!


「いや、あんたの感情もな!」


僕は、言った。言ってやった!

もしかしたら、このまま天国に逝ってしまうかも知らないが言ってやった


「ふふっ、確かに」


セーフ


いま、ノーアウト満塁の危機が去ったピッチャーくらい安心している


まあ、野球したことないけど…


「どなたさんで?」


僕は、聞いた。


どう考えても失礼な聞き方だ。


僕だったら、こんなこと言ってきた奴を張り倒して、肛門から手を入れて、奥歯をぬくだろう


「私は、最年少でこの館のメイド長になった、ステラ。ステラ・イザベルです!」


「なるなる」


どう考えても舐めた態度で僕は聞いていた。


この後、罰?があるとも知らずに…

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貞操逆転の世界で陽キャ脱退!陰キャになります。…そして、女性に襲われたい @Ryuabcdefg

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