第6話祐輔、配信で皆の秘密を知る。
「ここに隠れてば見つからないだろう。」
祐輔は体育館倉庫の跳び箱に隠れている。
「祐輔君、どこに行ったのかしら?」
すると、有希達が会長に言う。
「会長、そろそろ、昼休みが終わりますし、祐輔は後から捕まえませんか?」
「そうですね。一旦、ここは解散しましょう。」
「誰も追ってこないしそろそろ、教室に戻るか」
そして、教室に戻ると皆が祐輔を見る。
「祐輔、無事だったかぁー心配したぞ」
「お前らな、俺を売ったくせによくそんなセリフが言えるな」
「祐輔君、仕方ないよ。あの会長に嘘はつけないから」
「まぁ、良いや。それにしても疲れた」
授業も終わり、和樹が祐輔に声をかける。
「祐輔、一緒に帰ろうぜ」
「和樹、生きてたか」
「お前が殴るから吹っ飛んだぞ」
「そりゃ、悪かった」
「まぁ、そんなことより、あの生徒会長や5人から追いかけられるなんてな」
「色々あったんだよ。」
疲れながら祐輔が和樹に言う。
「で、追われてる理由は?」
「言える訳ないだろ。」
「そか。何かあったら、言えよ。祐輔」
「そうする」
「今日、どこかに行くか?」
「パス、疲れたから帰る」
「だよな。」
「じゃ、俺はこっちだからまたな。祐輔」
「おう」
そして、祐輔は家に帰り夜のことだった。
いつものようにイリシンという配信アプリを見ていた時にまさか、あの5人が配信をしていて全員をフォローしていたので、配信に遊びに行った時だった。
いつものようにまずは、トモコさんの配信に優というネームで入った時、トモコさんに声をかけられる。
「あ、優さん、こんばんは。今日も来てくれてありがとう。」
「こんばんは。トモコさん、お疲れ様です」
「優さんもお疲れ様!」
「今ね。私が生徒会長をしてる学校でね。とある男子生徒に配信してることと事務所に入ってることがバレたって話しをしていたの」
そうすると他のユーザーさんがトモコさんに
「大変じゃないですか!なんとかしないと」
そう、沢山のコメントで溢れている。
そして、祐輔はとあることに気づいた。
「ん?生徒会長?まさか、あの柏木橙子さん!」
そう思った瞬間にトモコさんの配信を退出し
辻井由樹の配信にも入った時も
「あ、優さん、こんばんは」
「今ね。私と同じ学校に通ってる幼馴染に配信してることと事務所に入ってることバレちゃったって話しをしてたんだ。」
すると配信に来ていたユーザーからは
「え、幼馴染にバレたの?」
「うん。どうしよう。」
「口止めしましょうよ。」
「そうしようかな」
そして、祐輔はまたしても気づく。
「おい、今、同じ学校って言ったか?」
「幼馴染で言ったか?」
「まさか、辻井有希か?」
そう思った瞬間に辻井由樹の配信を退出する。
そして、フォロワー全員の配信に遊びに行った時、5人の女性ライバーが自分と同じ学校で、
生徒会に居たメンバー達だったと気づく祐輔であった。
この物語を読んで頂けてありがとうございます。
話しの内容が理解できないかも知れませんが
頑張って書いているので、応援のほど、宜しくお願い致します。
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