第4話生徒会に勧誘される

昼休みになり、祐輔が生徒会室前に着き

部屋の扉をノックする。


「トントントン」


すると生徒会室から生徒会長の声が聞こえてくる。

「はい。入りなさい。」


「失礼します。」


「待っていたわ。近藤祐輔君」


「生徒会へ来てくれて感謝するわ」


柏木橙子は、生徒会の椅子から立ち上がりこちらに歩いて来て祐輔を見つめる。


「やっほー祐輔!」


そこに居たのは、幼馴染の辻井有希だった。


「お前まで居たのかよ。てか、生徒会だったのかよ。」


「う〜ん、生徒会には入ってないよ」


「なら、なんでいるんだよ。」


「それは後から理由がわかるよ。祐輔」


たしか、祐輔君とは、幼馴染なんですよね。有希さん。


そうだよ。祐輔とは幼馴染!と嬉しそうに有希が橙子会長に話す。


それになんで、風川彩奈と2年の先輩と3年の

先輩方が居るのかも気になるしと祐輔は、心の中で語りかける。


「やっぱり、幼馴染なんですね!」


「じゃあ、風川さんとも同級生になるのかな?」


風川彩奈が祐輔君とは、違うクラスですけど、

同級生ですよ。と橙子会長に話す。


祐輔が橙子会長に顔を背けながら話す。


「まぁな。あまり、話したことないけどな」


そうなんですねとクスッと笑いながら祐輔を見る。


「あれ、橙子会長、この人が近藤祐輔っすか?」


椅子に座りながら橙子会長に話し書ける

2年先輩の小林麻央、ギャルだった。


「この方が1年生の近藤祐輔君です」


「橙子ちゃんが連れてきた後輩、可愛い」


そう、話すのは、3年の石川玲さんという

可愛くて笑顔が素敵な女性


「誰すか?」


祐輔君にとっては先輩で部活は、チアリーダー

誰にもでも優しい先輩です。


「ん?なら、なんで、生徒会にいるんだ?」


祐輔は、疑問に思う。


「玲さんには、後輩にあたる近藤祐輔君です」


「祐輔君、よろしくね」


「あ、はい」


祐輔は、困ったように玲先輩に言う。


すると、橙子会長が本題に入り出した。


祐輔君を此処に来てもらった件は‥‥


「祐輔君に生徒会へ入って欲しいの」


「え?は?生徒会」


「そう。生徒会に入って欲しいの」


「嫌です。めんどくさいですし」


「聞こえなかったなぁ〜祐輔君」


「今、なんて?言ったのかな?」


「あれ、地雷を踏んだか?」


「祐輔君、これ、返しておきますね。」


「なんで、橙子会長が俺の手帳を」


祐輔が汗を流しながら橙子会長に聞く。


「実ね。祐輔君の教室のドアの下に落ちていたのを拾ったの」


「あれ、ヤバい。もしかして、こないだのか?」


祐輔があの日の出来事が頭に浮かぶ


「祐輔君、身に覚えがないかな?」


「もしかして、此処に居る全員があの時、教室にいたメンバーだったのかー」


危険を察知した祐輔は、生徒会室から逃げなければと思い、逃げる準備を開始する。


「祐輔君、もう1度、言うね。」


「生徒会に入ってもらえないかな?」


祐輔の頭の中で司令官が祐輔に対し逃げるのだ。ここは、危険だと伝えてくる。

言っとくが厨二病じゃないからな!


「よし、逃げるしかない!」


そして、祐輔は生徒会から脱出したが


「あ、待ちなさい!皆、祐輔君を捕まえて」


「はい!橙子会長!」


さぁ、いよいよ。祐輔のドタバタ高校の始まりです!新しい登場人物も増えてくるので、お楽しみに!コメントやフォローをして頂けたら嬉しいです。宜しくお願い致します。😭

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