第7話生徒会に強制的に入閣する。

祐輔、起きなさい。学校に行く時間よ。


そう、祐輔を呼ぶのは、俺の母と言っても


父親が再婚して出来た25歳の近藤絵美だ。


父親は、近藤稔、年齢は、35歳


というか離れ過ぎだろ。はぁー


「今だに母親に慣れないんだよなぁ〜」


祐輔は、制服に着替えて1階のリビングに降りる


「祐輔、おはよう!」


「あ、おはよう御座います。」


「もう、祐輔はまだ、慣れないの?」


「すいません。慣れるようになります。」


「あれ、父さんは?」


「お父さんならもう、仕事に行ったわよ。」


「なるほどな」


そして、祐輔は絵美さんが作った朝食を食べて家の扉を開けて絵美さんに声をかける。


「絵美さん、行ってきます。」


「寂しいから早く帰って来てね。」


「行ってらっしゃい!」


するとそこには、木村和樹が祐輔を待ち構えていた。


「祐輔、オッス、学校に行こうぜ。」


「よっ、和樹、朝から元気だな。お前」


和樹は笑いながら祐輔に話しかける。


「どうだ?再婚した母親」


「今だに、慣れねぇよ。」


「まぁ、そうだろうなぁ」


「自分が祐輔の立場なら同じ気持ちになる」


「お前だけだよ。分かってくれるの」


「親友だからな!」


「それにしても俺達が住む大城街は、変わらないなぁ〜」


「確かにこの街は、広くて色々な店があるだけだからな」


祐輔と和樹は、そんな話しをしながら星川高校向かうのであった。


教室に着き、クラスの皆が和樹と祐輔に声をかける。


「和樹、祐輔、オッス」


「和樹君、祐輔君、おはよう!」


和樹と祐輔は、皆に挨拶する。


「オッス。」


そして、俺達の担任、相川奈々が来た。


「皆、おはよう!」


「祐輔君、今日は頑張ってね!」


祐輔は、相川先生を見ながらビックリする。


「は?」


そして、授業が終わり休み時間に入った瞬間、クラスに生徒会長の柏木橙子が来た。


「失礼します。近藤祐輔君は居ますか?


クラスの皆が驚いた顔で話し出す。


「おい、また、生徒会長が祐輔に会いに来たぞ」


「え、生徒会長がまた、祐輔に会いに来たの?


和樹が祐輔を見ながら話しかける。


「おい、祐輔、また、会長が来たぞ。」


「またかよ。」


祐輔はめんどくさい顔をしながら頭を抱える。


橙子先輩が祐輔の席の前まで来て笑顔で話しかける。


「祐輔君、今日の放課後、生徒会室に来てくれますか?


「分かりましたよ。行きますよ。」


では、放課後に生徒会室でお待ちしておりますね。ニコッ


そして、柏木橙子先輩が祐輔のクラスから出ていく。


橙子先輩がクラスから居なくなった瞬間に皆が

祐輔の席に行き、祐輔に言う。


おい、祐輔、会長がまた、お前に会いにくるなんてどうなってるんだ。


そうよ。祐輔君に皆の憧れの橙子先輩が2回もクラスに来るなんて何かしたの!本当に


祐輔は皆を見てめんどくさいと思いながら

黙っている。祐輔であった。


そして、放課後になり祐輔が生徒会室の扉をノックする。


「トントントン」


すると橙子会長の声が聞こえる。


「開いてるから入りなさい」


「失礼します。」


橙子が有希に話し出す。


有希さん、生徒会室の扉の鍵を閉めてもらえるかしら?


「わかりました!会長」


そうして、生徒会室の扉が閉まる。


「さて、本題に入ろうかしら?


「何故、祐輔君がまた、呼ばれたのか?」


すると、祐輔が橙子達を見ながら言う。


会長達は、イリシンの配信ライバーですよね。


橙子会長達は、驚きながら祐輔君に尋ねる


「どうして、分かったの?


会長達を自分は知らないまま、フォローして配信にも顔を出していたのと、極めつけは、昨日の夜の配信で自分のことを話していましたよね。


すると、有希が祐輔に話し出す。


「え?なんで、祐輔が知ってるの?」


昨日、配信で話したユーザーしか知らない

情報だよ。


祐輔は、昨日の件の内容を話し出す。


自分は、優というネームで配信に顔出した時に

皆さんがことを話していたのを見てしまったんだよ。


すると橙子会長が祐輔君を問い詰める


「まさか、優って祐輔君なの?」


祐輔は答える。


「はい。」


有希が祐輔に嘘、私達のユーザだったのと

聞き出す。


すると祐輔が‥‥


「そうだよ」


橙子会長は、へぇ〜聞いちゃったんだと祐輔君に笑いながら話す。


祐輔は、心の中で思う。


「笑顔の圧が凄すぎだろ」


彩奈、麻央、玲達もまさか、祐輔が自分達のフォロワーだったことにかなり驚いていた。


それで、祐輔君に本題なんだけど‥‥


「生徒会に入閣してくれない?」


橙子会長が祐輔君に笑いながら伝える。


祐輔君に私達が事務所に所属しているライバーって黙っていて欲しいの


「別に言わねぇよ。」


「祐輔君を皆、信じられないですよね。」


話しの割り込みに入ってきた有希が祐輔を見ながら言う。


祐輔なら言いますよ。前に私の親に色々なことを言って怒られたんですよ。


祐輔は、有希をみながら、言うなよという顔をする。


そして、橙子会長は、祐輔君には、生徒会に入って頂き、この5人も生徒会に入るので、祐輔君を監視しながら私達と恋愛をして頂きます。


祐輔はビックリした顔で橙子会長に

はあーと叫び項垂れている。


「祐輔君が生徒会への入閣は絶対です。」


「まじかよ。最悪だあー」


5人から宜しくね。祐輔君、祐輔、宜しくな祐輔、宜しくお願いします。祐輔君、可愛い後輩ちゃんと言われる祐輔であった。


自分が書いた作品を読んで頂き、ありがとうございます。感謝しております。🙇

そして、応援もして頂きありがとうございます。

毎日、投稿する励みになっております😭


次の回は、祐輔の義理のお母さんと父親に関して書かせて頂き、そして、新たな登場人物についても書かせて頂きます。

では、次の回でお会いしましょう👍




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