第4話:今は

天皇誕生日にて1300歳を迎えた荒神子の誠は「今までに味わったことの無い苦痛を味わい、とても辛かってです。しかし、あなた達国民のおかげで私は生きることが出来ています。改めて感謝すると共に、これからもよろしくお願い致します。」と。天皇様は今までを振り返り、この1300年間色々な苦痛がありながらも生きてきたのです。確かにあの時飲まなければ生きていることは無かった。苦痛を味わうこともなかった。しかし、今生きているからこそこの皆様に会うことが出来ているということに気づいたのです。長生きが悪いとも言わない。良いとも言いません。しかし、良いところと悪いところを理解し、しっかりと見つめ直した上でこれからも生きて欲しいと語りました。天皇様は今までは沢山の苦痛を味わって来ましたが、ここまで生きてこれたのも生きていたからなんです。あなたは生きることについてどう思いますか?

〜終わり〜

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

生きるの限度 @ameppi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ