概要
玉無しなのに、超有能。玉無しなのに、超美形
嘉巽国(かそんこく)の人間は、額に“額玉”と呼ばれる宝石を持って生まれる。
額玉が美しければ美しいほど位が高いとされ、
後宮には極上の額玉を持つ色とりどりの妃たちが集まる。
そんな中、豪商人の娘である紫瑶(しよう)は、
額玉を持たずに生まれてきた”石無し”であった。
「お前にも石があればなぁ……」
そうぼやく父とは反対に、
額玉と甘味をこよなく愛する紫瑶本人は全く気にしていなかった。
むしろ嫁の貰い手がないのをいいことに嬉々として勉強に打ち込み、
最難関職“宝玉治癒師”にわずか十七歳で就任。
「何と言われようと気にしませんよ。私はこの仕事ができれば幸せですから」
持ち前の頭脳と美貌を活かし、
時に後宮の妃をたらしこみながら、
紫瑶は今日も煌珠宮(こうじゅぐう)の病を治していく。
額玉が美しければ美しいほど位が高いとされ、
後宮には極上の額玉を持つ色とりどりの妃たちが集まる。
そんな中、豪商人の娘である紫瑶(しよう)は、
額玉を持たずに生まれてきた”石無し”であった。
「お前にも石があればなぁ……」
そうぼやく父とは反対に、
額玉と甘味をこよなく愛する紫瑶本人は全く気にしていなかった。
むしろ嫁の貰い手がないのをいいことに嬉々として勉強に打ち込み、
最難関職“宝玉治癒師”にわずか十七歳で就任。
「何と言われようと気にしませんよ。私はこの仕事ができれば幸せですから」
持ち前の頭脳と美貌を活かし、
時に後宮の妃をたらしこみながら、
紫瑶は今日も煌珠宮(こうじゅぐう)の病を治していく。
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