厨二のカフン備忘録
怠惰るウェイブ
パターン黄!?なんだ催涙弾か!?
俺は
だが、戦場は混沌としていた!皆、顔に白い封印とくしゃみをしている。もちろん選ばれし俺もだ。
「くしゅん!なんだ……?誰か催涙弾でも投げ込んだか?」
狭い鉄の蛇に乗り、俺は戦場に降り立った。しかしここにも催涙弾が投げ込まれている!!
こういう時は全知全能の神の板に頼ればいいと古事記でも言っていた!
「さぁ!選ばれし俺に真実を示せ!!……ナニ?パターン黄だと!?未知の兵器だとでもいうのか!?」
俺は耐えた。くしゃみは出るし、すべてを見通す神の目も何やらうるんでしょうがない。おまけに神の目がオーバーヒートしないように封印してくれている目蓋が異様にかゆい。かゆいかゆいかゆい。
「かゆいよぉ!?ナニコレ!!ハッいけない。選ばれし俺はこんな兵器に惑わされたりしないのだ」
俺は我が家にある封印具に頼った。「ガンタイ」と呼ばれるこれなら防げるだろう。我が家は最強の防衛基地なのだぁ!へっくしゅ!
「待て、かゆいぞ」
封印を抜けてきたというのか!?中まで来たというのならば仕方ない
「封印開放!はぁ~きもち~」
俺の神の目が解放された瞬間、得も言われぬ快感とともに未知の兵器が襲ってきた
かゆいかゆい!なんだ!?目を開けん馬鹿な!?
すべてを映す鏡を見ると俺の目蓋は腫れていた
「まさか俺の神の目を封印するためか!小癪な!だがな、代々伝わるこの秘薬【荒れ蔵】を使えばこんなもの屁でもない!」
しばらくすると次第に腫れは引いていった
「フハ、フハハハハ!ざまぁみろ!俺の前では何もかもが無力!あれ、前がしばしばするぅ」
目が開けられないだとぉ!?まだこんな効果を残していたとは!
「だがまだ代々伝わる秘薬はまだある!【メグスリ】と言うらしい。フハハ、やはり我が家に限る!」
未知の兵器など恐るるに足らん!あれ、上手く入らんな……これも兵器のせいか!
厨二のカフン備忘録 怠惰るウェイブ @4shiya
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます