美味しそうと文章の妙は両立する。こんな新感覚な小説は初めて読みました。作中人物と同じくこちらにも心の栄養をお裾分けされた気分です。
小説家になろうでも活動してます。
文学と食堂の繋がりが見えないまま読み始めましたが、表現の細やかさととても斬新な設定に引き込まれました。文字から出来上がる心の栄養の料理の数々、こんな食堂があったらぜひ足を運んでみたいものです。
地の文のリズムが小気味良く、文章全体にドライブ感がありました。豊かな表現力と作品のアイデアが綺麗に混ざり合い、この作者にしか書けない、という物語に仕上がっています。非常に珍しいバランス感覚の持ち…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(22文字)
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