自分の居場所を探すことは 、一冊の本を探すことに似ている。

文字を食べる少年と、本に興味のない書店主。
正反対の方向を向いている二人は
やがて、些細なことでつながっていきます。

本と本屋、文字と文章、絵。
さまざまなものが絡み合って、
ひとつの物語が出来上がる。

自分の居場所を探すことは
一冊の本を探すことに似ています。

読む人全員に、幸あれ、と思う物語です。