「ディアニス公爵家へ行ってもらえるか」
この物語は、そんな依頼によって歯車が動き出す。
アカデミーの学生であるアニタは公爵令嬢の家庭教師として抜擢させる。しかし、相手は我儘な公女様。これまで何度も家庭教師をころころと変えているらしい。
目的はディアニス家との繋がりを作ること。たとえ家庭教師をクビにされたとしても、沢山の前例があるから公爵も納得してくれるはず。
しかし、そんな諦め半分の彼女を待ち受けていたのは
読み進めていくうちに出てくる。それぞれの秘密と謎。散りばめられた点と点が繋がる瞬間は読んでいて気持ちが良かったです。
ミステリーとファンタジーと恋愛を絶妙なバランスで調合した素敵な物語。
是非ご堪能ください!
拝読させていただきました!
主人公アニタさんが家庭教師になった経緯が綴られ物語が始まります。
ルシア様はこんな方と主人公は聞いてはいましたが、違和感に襲われながら教えて…と読み進めていくとルシア様?どうした?!となるところも多く追々判明しますが、その頃には物語にのめり込み!!
主人公アニタさんもただのアカデミー首席というだけでなく…そもそも登場人物皆腹に一物二物ある人ばかりでその辺りの駆け引きも魅力的。
またこの世界特有の病気、方法とか好きなので、読んでいて面白かったです。
個人的に執事さんが好き。
読み進めていくとわかる通りあるオタクなのですが、あれはもはや推しと結婚するようなもの…と思い今まで執事らしい仕事を作中で見てきた分ギャップ、親近感を感じました!
他の方も言ってある通り続編が気になる物語でした!
読み終わってからチラッと見た双子…女装とならぶタグがまるで伏線の様に見え一人あれ!?となりました。ファンタジーはもちろんミステリーとしても恋愛としても楽しめる作品。
是非ご一読ください!!
タイトルの通り、病弱とされている公爵令嬢の家庭教師になった主人公。
謎多き公爵令嬢と、秘密を持った主人公が送るライトミステリー。
とにかく、主人公のアニタが聡明かつ心優しいヒロイン。
話の中で解決すべき謎が多く出てきますが、持ち前の賢さ等を使い、解決に導いていく姿はお見事である。
また、謎多き公爵令嬢ルシアとの交流は、読んでる読者の気持ちを優しくし、そして最後は思わずニヨニヨしてしまうこと間違いなし。
正に難題に立ち向かうために、運命に引き合わせられた彼女たち。
そして、それ取り囲む多くの魅力的な周りのキャラクターたち。私はアニタの友人がとにかく好きなので、是非続きではもっと活躍を見たいところ。
素敵で心やさしい賢いヒロインをお探しの方、是非読んでほしい作品。
病弱な公爵令嬢の家庭教師。
義父にアカデミーから呼び戻された男爵令嬢アニタは、そんな無理難題を押しつけられてしまう。
在学中な上に貴族の立場もあり、しかも公女様は超我儘で今まで何人も家庭教師をクビにしているとか。
しかし、アカデミー主席の才女でもあるアニタは「教授になる」という夢を義父に援助してもらうことを条件にディアス公爵邸を訪れます。
そこで出会った公爵令嬢ルシアと、ルシアそっくりの少女。公爵邸に潜む真実を知るために、アニタは秘められた出自を活かして星を読む。
誰しも仮面をつけて生きている。この作中の登場人物たちも。その仮面を外した時、きっとお互いの距離感はぐっと変わる。本当の自分を取り戻した「我儘公女」がラストで彩る物語の余韻が心地良いです。
ライトなミステリーが好きな方も、純愛が好きな方も、魔女のお話しが好きな方も。色々な人が楽しめる作品だと思います。ぜひご一読ください!
男爵家の養女であるアニタと、病弱で我が儘と噂されるルシア。
二人の出会いから、物語は動き出します。
アニタはアカデミーの首席であるものの、少々天然なところがあり、しかし、そこが魅力でもあります。
更に、ズバリと物を言い、公爵の娘であるルシア相手にも怯むことなく向かっていくところも、好感が持てます。
一方のルシアはと言うと、当たりこそ強いものの、理の通ったことには素直に頷く知性を持ち合わせており、決して嫌いになれません。
そんな二人ですが、アニタの天然と好奇心、そして行動力によって、ある秘密が明かされます。
その秘密を知った時、アニタの知性と持ち前の行動力が光り、物語は加速します。
天然なアニタと素直ではないルシアの組み合わせは、読んでいてどこか微笑ましくもあり、秘密を共有したことで二人の距離は接近します。
それがどのような結末をもたらすのか、是非、本編を読んで確かめてみてください。
なぜか何度も家庭教師をクビにしてしまう、病弱な公爵令嬢の元へとやってきたアニタ。
彼女の養父は男爵になったものの、アニタ自身は山育ちだったり、祖母に育てられたり、貴族とは無縁。けれども、養父との取引で渋々公爵令嬢の家庭教師を引き受けてやってきたものの……やはり深い事情がありそう。
タイトルの公爵令嬢(?)も、アニタの正体(?)も、読み進めるうちに明らかになっていき、それと同時に物語にもハマっていきます。
知識も豊富で賢いアニタだけれど、どこか鈍感で天然なのもとっても可愛いです。
主人公だけでなく、その周りの個性的なキャラ(特に濃いのは執事だと思います!)にも魅力がたくさん。
あなたも是非、この世界観にハマってみませんか?