概要
雷鳴を聞きながら一緒に眠ったカオサン通りの宿。
大学の女子寮で出会った「イケメン」な女友達。
バンコク、チェンマイ、ミャンマーへのバックパッカーふたり旅。
彼女は『深夜特急』と一眼レフを手に、イヤホンの片方でUAを聴かせてくれた。
そして、卒業後に招かれたパーティーのこと。
バンコク、チェンマイ、ミャンマーへのバックパッカーふたり旅。
彼女は『深夜特急』と一眼レフを手に、イヤホンの片方でUAを聴かせてくれた。
そして、卒業後に招かれたパーティーのこと。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!シーグラスのような、青春記。
当時19歳だった作者さんは、親しい女友達とアジア旅行に行きます。彼女は背が高く、きれいな顔立ちをしており、男性のような振舞い方をすることもあって「王子」と言われていました。
そして作者さんは、「王子」が自分に対して友達以上の気持ちがあることに旅行へ行ったときに気づくのです。作者さんが友人の気持ちに気が付いたときの心境や、その後の二人の関係について丁寧に描かれています。
個人的な印象ですが、何となく「シーグラス」のようだなと思いました。
「シーグラス」というのは、ガラスの破片が波にもまれて、角がとれ、表面に細かい傷が付くことで磨りガラス状のかけらになったもののことをいいます。作者さん…続きを読む