★ ＺＤＶシリーズ ★ ストーリーガイド

✪ ストーリーライン ✪

▪ 舞台はハンガリー、ブダペスト。

　仕事帰りに街の夜景を撮りながら歩いていたカメラマン、ジョルト。界隈では有名なゲイバーに向かっているとき、その店の前に立っている少年を目に留め、思わずシャッターを切ってしまう。

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▪ 店に入る前、どうにも気にかかる少年に声をかけ、ジョルトは一杯奢ってやることに。そんなふうには見えなかったにも拘わらず、テオと名乗った少年はスクリュードライバーを少し飲むと、商売を始めようとする。

　ジョルトは財布を出してテオに五万フォリントを払い、こんなつもりじゃなかったのにと、自分の行動に途惑う。

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▪ 手慣れた様子に顔を顰めつつ、ジョルトは丁寧に、優しくテオを抱いた。

　それから一週間ほどが経っても、テオを忘れられないジョルト。何度か店にも探しに行ってみたが会えることはなく、ジョルトは近くの雑貨店に写真を渡し、見かけたら連絡してくれと頼む。

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▪ そこまでやっても、自分がテオをどうしたいのかよくわからないジョルト。もう一度会いたいだけなのか、不幸そうな陰翳（かげ）をまとった彼を救いたいのか。

　自覚できるのは、自分がどうしようもなくテオに惹かれているということだけだった。

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❐ Track 09 - I Really Don't Want to Know ｢少年｣ ≫ https://kakuyomu.jp/works/16816700426557489103/episodes/16816700428162559272

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𝖹𝖾𝖾𝖣𝖾𝗏𝖾𝖾𝗅 𝗌𝖾𝗋𝗂𝖾𝗌 #𝖷𝟤 "𝖹𝖾𝖾 𝖣𝖾𝗏𝖾𝖾𝗅 𝗌𝖾𝗋𝗂𝖾𝗌 𝖲𝗍𝗈𝗋𝗒 𝖦𝗎𝗂𝖽𝖾"

© 𝟤𝟢𝟤𝟥 𝖪𝖠𝖱𝖠𝖲𝖴𝖬𝖠 𝖢𝗁𝗂𝗓𝗎𝗋𝗎