第15話 特別作戦編4
僕はロシア大統領に戦争停止の命令を下した。そしてロシア大統領無事それを国防省に伝えた。その後外務省に電話することも許可した。
「テプリンスキー、いるか?」
「はい。」
「ウクライナと講話交渉を開始しろ。占領地は全放棄でいい。」
「えっ大統領」
「さっさとしろ。」
「はっ」
これで段取りは整った。あとは上に任せるしか無い。
「我々は貴方を交互に見張る。しかし我々の存在は知られてはならない。それゆえに執務室には誰1人入れるな。」
「わかりました。」
「あとなんか休める部屋はあるか」
「隣の部屋は私室みたいなものです。」
「そうか。其方はここを出るな。話は以上。我々は隣の部屋にいる。後国防相は帰って良いが他言するな。後これを付けさせてもらう。もし取り外すなどのことをしたら命はないと思え。我々が直ちに殺す。」
「はい」
国防相は何処かへ行って僕らは私室らしい部屋に入った。結局は大統領も自分の命が大切なのだ。しかし素直に折れて殺さずに済んで助かった。今まで多くの人を殺してきたが未だに人を殺すのは嫌いだ。
僕が国防相につけるのを命令したのはGPSチップと盗聴器だ。それによって国防相がどこにいるかや何を言っているのかが明らかになる。
そして僕の元へ報告が集まってきた。僕等を除く陽動部隊や基地破壊部隊は全て無事ウクライナに帰国できたらしい。更に100機以上のロシア軍戦闘機や弾薬庫を破壊した様だ。
更に僕等もちゃんと潜伏できている。僕等は殆どダメージを負わずに今回の作戦を終了した。あとは無事に講和条約が結ばれるだけだ。そして僕らが潜伏してから1ヶ月後、無事にウクライナとロシアの間で講和条約は結ばれ、僕等は大統領より表彰を受けた。それと同時に僕の階級も少将から中将に昇進した。僕等はその功績により存在は明かされなかったが、非公式の英雄扱いを受け、政権上層部からの信頼も更に厚くなった。
そして日常に戻って僕の特殊部隊隊長としての生活は進んで行った。そしてこの戦争から6年間何も起こらずに僕は6年後、32歳の時に特殊部隊の脱退と同時にウクライナ軍を引退してイギリス王族後には国王として残りの人生を過ごした。(完)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回のお話はどうでしたか?
またもう一つ戦争系のお話が頭に浮かんでいますが実際に連載化するかは決めていません。ただ、もし投稿するとしたら、お楽しみに待っていてください。今度のやつの方が日露に近くなると思うので。今回のはファンタジー要素?架空の世界要素がかなり強かったですし。
まあこう言うのはただの自己満足で他の人に読んでもらえて褒められたらいいなあて言うぐらいなので、もう書籍化をしたいなどと言う欲望は無くなっていてただの趣味に落ちています。もう一つの完全なファンタジーのやつって人に受けるところを狙ったところが結構あって趣味も交えつつ完全に書きたい話ではなかったんですよね。
だから時々こう言う作品を書いていきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。
影の最強!!隠された特殊部隊козак України 今川銀杏 旧名:杏 @2023219254
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます