恋の主役は貴女だった

恋人(愛しい人)を巡って交わされる言葉の数々が狂おしい程に心に刺さってきます。

主人公目線で会話を進めながら、相手を見つめる眼差しには、恋人の視線(思考)が重なって映る。
そんな心の通い合った二人を突如引き裂く理不尽な現実。
そして、その理不尽の意味を悟らせる展開にただただ脱帽です。

現代ドラマって、表面的な安っぽいシロモノばかりとたかを括っていましたが、この作品なら、何度でも読み返したくなります。

素敵な作品に、感謝と称賛を