第12話12章 新之助と慶子
俺は、山田新之助 神奈川県茅ケ崎市出身 小学校3年生の時に家族4人(両親、俺、弟)で旅行中に交通事故に遭い俺だけが生き残った、そして祖父母の家に引き取られて大学4年まで茅ケ崎で過ごした。
祖父母は優しかったが、家族で俺だけが生き残ったので喪失感でいっぱいだった。
中学1年の時に祖父が営んでいた空手道場に入り自分を鍛えなおした。
そのおかげで精神が安定し、勉強もできるようになったし、がんばって努力するようになった。それがたのしみとなった。
高校生の時に2段までとって、大学では空手部に入った。
1年、2年の時には修行と言う名のしごきにも遭いやめようかとも思ったが、同級生どうしで励ましあいどうにか卒業まで続けることができた。
3年生の秋の全国大会で優勝して、立場が異変した。
大学3年の時に3段を取った。
大学は商学部だったので、大手商社を受けまくりどうにか大手商社に入社した。
それを期に東京で一人暮らしすることとした。
会社では工作機械を東南アジアに販売する部署にいた。
近々マレーシアに転勤する予定あった。
今回、異世界に飛ばされたことで、無断欠勤でくびになっているのだろうな。
それとも、女子高生誘拐犯になっていたりしたら大変だな。
俺が落ち込んでいたら、一緒に飛ばされた慶子ちゃんはもっと不安だろうし、悩んだ姿は見せられないとおもった。
丸山伯爵からの手紙にはビックリした。
帰れる可能性があるんだ・・・
俺は、諦めていたが慶子ちゃんを帰してやりたいと思った。
丸山伯爵からの話では、レベル50まで上げてないと転移出来ないとの事なので、スキルがアップしやすい転移日から30日までに上げようと思った。
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私は、川島慶子 東京都港区出身 父はIT会社を経営している。母はデザイナーで大手アパレルメーカーに勤めている。
中学生のころから弓道をはじめ、現在は高校の弓道部に入っている。
異世界に飛ばされた日も部活の帰りで、気づいたら森の中だった。
森の中でいきなりおじさん?お兄さんに話しかけられ不安な気持ちでいっぱいだった。
スライムに遭遇した時に異世界に飛ばされたとようやく諦めがついた。
普段、父も母もほとんど居ないのでどうでもいいとも思ったが、友達には会いたいと思った。
とにかく生活していかなければならないので、新之助さんの提案にのり冒険者になることにした。
魔法が使えるのは面白いし、不思議に感じた。
身体能力が上がっているのと脳が活性化しているのを感じた。
単語が一回聞いたら覚えられるって信じられない感じだ。
冒険者をやって魔物を倒してしると、グロくて気持ち悪いと感じていたが、今は慣れて仕方ないことと感じている。
丸山伯爵からの手紙にはビックリした。
帰る方法があるなら帰りたいと思った。
今はレベル50まで頑張ると言う目標があるので、気持ちは強くなった。
異世界に飛ばされたけど、魔法を極めて地球に帰りたい @hoso @hoso1962
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