毎朝ピーナッツバターをトーストに塗って食べています。あれを建物に塗るって正気かと驚きましたが、読み終えたとき、そんな街があってもいいかと思っていました。
ショートショートをメインに書いていたのですが、最近は長編小説に力を入れるようになってきました。「劉禅が勝つ三国志」への多くの応援、どうもありがとうございました…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(363文字)
主人公は建物にピーナッツバターを塗る職人。専門学校を卒業し、その仕事に就いて10年になる。ところでなぜピーナッツバターを?季節の催しに合わせて配合を変えたり、その出来栄えがビルの良し悪しに直結…続きを読む
塗りたくなりますもんね、ピーナッツバター。実際にA駅に行ってみたいかって聞かれたら、ちょっとだけ迷って、行ってみたいってなりました。
私には建物にピーナツバターを塗ることの意味が終始分からなかった。が、この話を読んでいて、世間から見れば陳腐で、異端で、或いは揶揄されるかもしれない人々の行いの中にも、信念や、或いはもっと強い意志のよ…続きを読む
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